彼等

  • 集英社 (2000年5月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (168ページ) / ISBN・EAN: 9784087752694

作品紹介・あらすじ

東京で大学受験勉強中の凛一。京都でフットボール部のQBとして活躍する氷川。氷川への思いを断てない凛一の元に、憔悴しきった従弟の正午が現れる。少年と青年の端境期を繊細に描く好評シリーズ。

みんなの感想まとめ

少年と青年の成長を繊細に描く本作では、凛一とその周囲の人々の複雑な関係が浮き彫りになります。特に、憔悴した従弟の正午との同居を通じて、凛一がどのように他者を支え、自身の心の成長を遂げていくのかが見どこ...

感想・レビュー・書評

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  • 前作(?)を読まずにこちらから読んでしまいました。
    きらいぢゃないな~。関係作品も読みたいです。

  • 凛一シリーズ3。
    正午、トラブルがあり凛一と同居することになる。
    凛一、都合よく頼られて、疲れてしまう。自分にできるだけのことはしよう。って、健気だな。

  • 千迅さんの言葉は厳しいけど、正しくて悔しくなる。

  • 凛一シリーズ3作目。異母兄弟の千迅登場。水面下で、千尋と千迅が凛一を取り合っている感じが素敵。正午が病んだ過程、それに関わる凛一の心の成長過程が描かれている。おわり、氷川君とついに結ばれたのかな。それにしても皆キス魔。

  • 少しずつ長野さんの文章に慣れてきました。
    爽やかな緑の印象で、静かに笑わせる世界観。
    ただ、凛一もてすぎじゃないでしょうか。主人公がもてるのは好きですが、男も女もとっかえひっかえ(笑)。

  • 読み終えてから、続き物であることを知りました。
    一巻から読み直してきます。

  •  なんか新たにお兄さんが出てきたぞ。

     凛一、うらやましいな。

  • 「白昼堂々」、「碧空」に続く第三作。
    高校三年生になった原岡凛一は、京都のK大の受験を考えていた。
    そんな時、凛一の従弟にあたる正午が、家出をして凛一の元に転がり込むという騒ぎが起った。いつも家族に囲まれ、頼るべき兄の暁方もいる正午に、つねに妬ましさを抱いていた凛一だったが、自分に助けを求めてきた正午を救いたいと思う。しかし一方では、凛一自身も氷川享介への思慕を持て余し、行き詰まっていた。
    今回も分かりにくい愛情を抱えて、人々は凛一を導く。「白昼堂々」から読み継いでくると、ここで一つの答えが出たような印象。

  • 凜一シリーズ第三作

  • 凜一シリーズ3作目。
    氷川と凜一の関係はほんとにあやふやで、どこかが崩れてしまえばそのまますべてが終わってしまうような雰囲気に包まれているのだけど、それが少しだけうつくしいと思えてしまう。すごく、ああこの話に出てくる主要な登場人物ってなんかどっかえらく歪んでるよなあ、としみじみ思った。すごく丁寧な感じがするのに、後々考えてみると、それはちょっとないよなあ性悪っていわれても仕方がないんじゃなかろうかと思ってしまう。けれど、この雰囲気に呑まれるとそんなこと考える隙がなくなるのかもしれない。
    そしてやっぱり千尋兄さんがすきだということを改めて思った次第。省子の頚の話はそうなんだよなあと納得してしまった。わたしも初対面のひとを見るとき、頚から見てしまうタチなので。

    (168P)

  • おもしろかったです!千尋兄さん素敵!文章の美しさにため息です。

  •  長野さんの近著はBLだな、と思うんだけども、これは耽美小説かなという自分の分類。どう違うのっていうと雰囲気としかいえないけれど。

     王道が色々で好きです。

     長野さんの著作には今更な感じだけど、親戚一同男連中はがっつり真性だったり両刀だったりってところに疑問を持つとちょっと読みにくくなります。笑。
     いっそ女性は出てこないほうがいいなぁ。

  • 「……理由なんてない。……あすもあさってもない。……今だけ……なんだ。……それでいい、」


    『白昼堂々』『碧空』から続く第三作目。私的な意見としては別に誰を好きになろうがどうでもいいので男が男を好きになっていいと思うんだけど、でも産む役割を担えない以上は女が女を好きになるのとはやっぱり違うかな。

  • 正午かわいそう…

  • 白昼堂々、というシリーズの3作目と知らずに手に取りました。
    去年も確か、シリーズものの2作目と知らずに『碧空』を借りた覚えがあります。
    何で『白昼堂々』を読んでないんだろう……(笑)

    それにしても、凛一はモテますね。やたらとキスされてますね。本命どうした、抵抗しなくていいのか、と思ってしまいました。
    白檀の香りでも漂わせてるんでしょうか。

  • 凛一は泣いてないけれど、泣いているような気がした。
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-88.html

  • 何気なく図書館で借りてきたら『碧空』の続きだった。
    シリーズ第3弾とは 。人気シリーズだったのか?
    凛一も受験生になっていた。
    第4弾もあるようだから、次は大学生になっているのだろうか?
    男子高校生の世界なら多少は理解もできそうな!?

  • M市図書館

  • 凛一くんの性格が好きになれず…

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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