- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087752823
感想・レビュー・書評
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あ〜、カレー食いたい。
とてつもなくカレー食いたい。
ちなみに今は朝6時。
昨日の晩はカレーでした。
でもカレーが食いたい。
カレー屋さんを開くため、そしておいしいカレーとジーちゃんの作ってくれたカレーの味を探すために、主人公がいとこ達を巻きこんで世界を旅する物語です。
って、珍しく本の紹介っぽいの書いてみました。
なんでかって?
出来れば他の人にも読んでもらいたいな〜と。
ま、はっきり言うとオススメです。
カレー好きのオレはとりあえずタイトルに引かれて読み始め、そこまで期待してなかったのに眠さを忘れて一晩で読み終わりました。
結構な長さなんですけどね。
んで、転職を考えました。
「オレはこのままでいいのか?」って。
20歳前後に読んでたら料理人目指してたかも…と思うくらい影響されてます。
ただ、人一倍熱しやすく覚めやすいオレですけど。
あ〜、やっぱり腹減ったんでこの辺にして昨日のカレー食います。
あ、知ってます?納豆ダイエットはヤラセだったらしいですよ。
これで20分待たないですぐごはんが食える〜。
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面白い。凄い文字数の本なのだが一気に読んだ。カレーライスって魔法の食べ物だって思ってたけどその通り。カレーが嫌いな人なんているのだろうか?
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広くて深くて面白くて分厚いけど一気に読める楽しさ
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本当はそう高級でもないのだけれど、小さな頃の「ごちそう」と言えば「カレー」だった。ニンジンが嫌いでもカレーに入っていたらぺろりと食べられてしまう、そんな不思議なことも引き起こしてしまう「まほうのごちそう」だった。
調理師学校を卒業したばかりのケンスケは、ファミレスに就職が決まっていた。が、ある日父が急死、ケンスケには洋食屋を営んでいて、カレーをいつも食べさせてくれた祖父の店の権利書が残った。それは父が、祖父の葬儀の晩に息子といとこたちが「将来カレー屋をやろう」と話していたのを立ち聞きし、人の手に渡っていた土地と店を買い戻したものだった。こうしてケンスケは、強い理由があったわけではないもののカレー屋の開店を目指していくようになる。
普段は落ち着いているが挑発に乗りやすいケンスケと普段物事を深く考えないが時に鋭い意見をだすいとこのワタル、お互いがお互いを振り回しつつ進んでいく旅はほとんどが行き当たりばったりで、読んでいるこっちがハラハラしてしまう。だが彼らはその先の見えない旅に困惑しつつも、興味本位で次々と行動する。時にはひどい目にもあっているが、とにかく楽しそうなのだ。ワタル以外のいとこたちはそう簡単にカレー屋経営に協力してくれるわけではないけれど、それだけに能天気さと真剣さを併せ持つ2人とのかけあいが面白い。
2段構成460ページと言う長編が為せることなのか、筆者は登場人物と彼らの旅の軌跡を、時には長い回想シーンや些細な話で補完しながら、見事に著している。もともと僕は話を読みながらその様子をぼんやりと頭の中に映像として浮かべるほうなのだが、この話は特にくっきりと映像に映し出すことができ、その分だけとても身近なように感じられ、どんどん引き込まれていった。
本書を帰省中の電車の中で読了、岡山で親に電話した時に「夕飯何がいい?」と聞かれたが、「カレー」と即答してしまった。実家のカレーが好きだ。何故だか、僕が一人で作って独りで食べるものより美味しく感じる。洋食屋の特製カレーじゃないけれど。
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青春アドベンチャーの原作
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カレー好きなら読むべし!!
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■「粗忽拳銃」を読んでちょっと…と思っていて(昔の感想)大きな期待はしないで手に取ったらこれが大当たり!<BR>
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■祖父が作ってくれたカレーの謎を探りつつ、子どもの時に「カレー屋をやる」約束を交わした従兄弟をめぐってアメリカへ、インドへ、沖縄へ。<BR>
アメリカ・バーモント州にはいとこが留学しているのですが、そこをカレーの本場と思い込んでいたりして、これが珍道中にならないわけがない。<BR>
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■カレー好きにはたまらない。青春小説としても充分楽しめる。レシピはどうかと思うけど、おでんカレーなんて試してみたいと思いませんか?<BR>
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■深刻すぎず、軽すぎず。<BR>
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■文庫化済み。でも1995円が1200円になるくらいで手頃といえるか?! -
行き当たりばったり!!これにつきるけどなぜかうまく(?)行くのだ。んーいい言葉だわ。「適当」とか「なんとかなる」とか。
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母が借りてきて夏留も読ませてもらった。
主人公が父親のカレーを復活させるためにあちこち旅をする話。
…だったような。結構前に読んだやつなのでかなり記憶が曖昧なんだが…
父親の味を求めて外国まで行っちゃう主人公が最高。
スパイスのこととか詳しく書いてあるので勉強にもなる。
夏留としては「おでんカレー」を食べてみたいのだが。 -
カレーが食べたくなる一冊。