トルーマン・レター

高嶋哲夫

• 集英社 (2001年5月10日発売)

感想・レビュー・書評

[ladbaseさんの感想 · 2012年11月12日]

トルーマン原爆が差別を根拠にしていたという偽造手紙の公開したい元新聞記者の戦い。沖縄での在日米軍のレイプ事件と大統領の来日がからみ激化

[0kbook1さんの感想 · 2006年9月20日]

原子力関係に詳しいとのイメージがある作家。スピカやイントゥルーダーはおもしろかったが、これはイマイチ。原爆投下の裏事情に絡んで国際的なサスペンスになるかと思わせる始まりが、いつの間にかショボイ狂信者の話に。真保裕一の小役人シリーズを思い出させる。サントリーミステリー大賞受賞作品。

2004-08-25

[しいちゃんさんの感想 · 2005年9月4日]

原爆投下を決めたアメリカ大統領トルーマンの手紙が本当に存在したのかどうか？最後まで興味深く、面白かった

著者プロフィール

一九四九年、岡山県玉野市生まれ。九四年「メルト・ダウン」で第１回小説現代推理新人賞、九九年「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞を受賞。他に『ダーティー・ユー』『ミッドナイトイーグル』『Ｍ8』『ＴＳＵＮＡＭＩ津波』『東京大洪水』『風をつかまえて』『乱神』『衆愚の果て』『首都感染』『首都崩壊』『富士山噴火』『日本核武装』『神童』『ハリケーン』『官邸襲撃』『紅い砂』『決戦は日曜日』など著書多数

「2022年 『落葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」