旅日記 A Travel Diary,Un Journal de Voyage
- 集英社 (2001年8月24日発売)
本棚登録 : 40人
感想 : 7件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (228ページ) / ISBN・EAN: 9784087752922
感想・レビュー・書評
-
僕は日本語で旅の記録を付けている。美しい言葉は、世界を一段と面白く恋しい場所にしてくれる…。旅の体験を綴りながら、作家デビット・ゾペティがこれまでの半生、そしてこれからを見つめたエッセイ。
(2001年)
— 目次 —
イタリアの謙虚な旅人
Teach yourself Japanese
アメリカに酔いしれて
トーキョー外国人専用民宿
兎をつれて二度目のニッポン
テレビ局の表と裏
メコンと褌
ベーリング海から北極海へ
空港に棲む兎たち
スリランカの恋人たち
トナカイ大紀行
スイス式闘牛
アリューシャン、煙る海の島々
核実験と食中毒
エチオピア、走る子どもたち
2枚の写真、地球の歯て
アラスカに魅せられて
「日本語」での原風景を求めて詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旅の内容より、文章に魅了されてしまった。多数の言語を使う能力を持っていたにしてもすごい。
-
中身がない文章
-
さくさくと進む旅行記。旅とは。いろんなところに行った話を語っていたら「わたし〇〇(めっちゃ遠いわけではない港町)に行ったことがあるの」といわれ、その一度の旅がその人にとってどんな意味をもつどんな旅だったか考えさせられたってゆうくだりが、興味深かった。旅の躁鬱についてもありのままさっくり書かれてて小気味よい。
-
自然な日本語で読みやすい。
アラスカなど、あまり人の行かないところの記述があり、おもしろい。
初出「エスクァイア」1997年7月号から1998年12月号まで連載の「遊牧民(ノマド)作家の旅日記」に大幅加筆訂正。
著者はスイス生まれ。同志社大学文学部、テレビ朝日を経て、『いちげんさん』で第20回すばる文学賞受賞。
ほかに、『アレグリア』など。 -
「書き過ぎは禁物」と断っているだけあって、結構淡々と流れていく。
私にとってはあっさりしすぎかな。
高野秀行ぐらい、こってりした方がおもしろい。 -
2002年6月 図書館で借りた
