- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087752946
作品紹介・あらすじ
爆笑作家、初の書き下ろし、テーマは子供時代から恋愛・結婚まで。日常の悩みや疑問を二人が解決!目からウロコの絶妙対談集。
感想・レビュー・書評
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さくらももこさんと土屋賢二さんの対談エッセイ。
失礼ながら、この土屋賢二さんという方を存じ上げなかったのだけど、哲学者・エッセイスト・お茶の水女子大教授、という肩書きを持ち、かつユーモアのある方だった。
たぶん多くの方が土屋さんの方に近い、迷いながら進む生き方をしているんじゃないかと思うけど、さくらさんの迷いなく潔い生き方がそれと対照的で、対話がおかしかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さくらももこさんは大好きで、前にエッセイを何冊か読んでいる。
文章が本当に面白く、流れるように頭に入って行く。
今回対談された土屋さんという方は知らず、
東大を出てお茶の水大の先生をしている方のようだが、
感性はももこさんと一緒のようだ。
その時点で土屋さんのエッセイもとても読みたくなった。
さくらさんの本を読むと、今のままでいいんだって安心させられる。
でも、この装丁はちょっと・・・ヨーロッパの図鑑のようにしたらしいです。 -
面白かった。さくらももこのこだわらない生き方がいいなと思った。くよくよ悩まずに執着せず楽しく生きていられればいい。真剣に物事に取り組むのも見習おう。
土屋先生がおっしゃるとおり、さくらももこが土屋先生に指導するかたちに受け止めた。どちらも自分の考えを貫いている感じが良い。 -
さくらももこってもっとまる子的な人かと思ったら…意外な感じ。
自分のペースをしっかり守って暮らしててちょっとうらやましい。
土屋氏がさくら邸を訪問する章がおもしろい。
父ヒロシとかマンガのまんまなんだろうなぁ。
土屋さんの本を読んでからの方がもっと楽しめたかも。
機会があったらエッセイを読んでみようと思ふ。 -
「楽」を中心に暮らす、さくらももこ。
会社の先輩で凄く仕事のできる人は
「楽」にできるようにするために、一生懸命考える人だった。
仕事量も凄い量だった。面倒くさがりな性格が凄く
うまく働いている。まるで悟りの境地のようなスタンスが
笑いながら垣間見えるのなんて -
図書館で借りた
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さくらももこ氏と土屋賢二氏、二人の関係が面白い。
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さくら先生とツチヤ先生の、ばかばかしいながらも夫々の人生観が垣間見える掛け合いが面白い。改めて気づいたのは、ナンセンスという皮を被って繰り出されるさくら先生の書く文章には、読むことに何のストレスや摩擦も生じさせない特異的な求心力があるということ。どうしても文章を追っていくときって多少なりとも気力というか負荷のかかるものだと思うけど(それが良いとか悪いとか別にして)、それを全く感じさせずぐうたら気分で読み進めさせてしまうところはやはり物凄い才能だったんだなぁと感じます。
“割り切りの人生、「自分がやりたいからやっている」という人生には生き生きとした力強さを感じる。たとえホームレスをする上だったとしても”
“選択しているという自覚を持つことは大切。そのほうが誤った選択をした場合の軌道修正もすぐできるから。自分がどういう選択をしているということを、日常的にクリアにしていることが肝心だ”
という内容の部分が印象的だった。(原文ままではない)
自己決定権とそれに付随する結果を重視する考えの強さが伝わってきました。 -
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