ぴんぽんぱん ふたり話

  • 集英社
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本棚登録 : 185
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087752953

作品紹介・あらすじ

人間について、愛についてやさしく深く語り、人々に勇気を与え続ける瀬戸内寂聴さんと、美輪明宏さん。数奇な縁で出会ったふたりが、この世とあの世の巡りあわせを自在に語った初の対談集。出家し天台寺に晋山したいきさつ、ふたりの身の上に起きた不思議、共通の友人三島由紀夫の意外な素顔と自決の前後の様子など、今だから話せる興味深いエピソードの数々。楽しく読めてこころが豊かになれる、至福の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 昭和の作家達の裏話が面白い

  • 美輪様と寂聴さんの最強対談。当たり前のように「寂聴さんの前世は白拍子ね」とか発言されているのでちょっと面食らいましたが面白い本です。特に後半の文豪たちと面識があったお二方ならではの話題が興味深かったです。三島が意外にも奥様と仲良しでべったりだったとか、石原慎太郎への手厳しい発言とか。なんだかいろんなものを超越されている魑魅魍魎…イエ、海千山千のお二方の対談はとっても濃すぎました。しかしタイトルの「ぴんぽんぱん」っていうのはちょっと合わないような。「品」「本」「範」だそうですが。

  • 強い二人のなんでもあり。楽しいなあ・・・

  • なぜ「ぴんぽんぱん」なのか最後まで分かりませんでしたが、知らない世界の話でおもしろうございました。輪廻転生を信じる(感じる)人は、こういう世界を生きているんですね。

  • 右とか左の思想を超越して、三島由紀夫の純粋な魂が伝わってくる対談。研究者の小難しい三島論もあるのだろうけど、三島の苦悩を肌で感じる距離にいた美輪さんのエピソードは格別です。

  • 会話形式で色々なへぇが見つかる。美輪さんと瀬戸内寂聴さんの本は他にも読んで見たい。三島由紀夫さんなど昔の文豪の本なども。出家した僧のことも知りたい。

  • 美輪さんと瀬戸内さんの人生は本当にすごいもんだ。

  • 2012.7.30 市立図書館

    瀬戸内寂聴さんとの対談集。
    おもしろかった。

    三島由紀夫氏の話など。

    美輪さんの著書を読むようになってから、古典にも挑戦してみようかな~という気持ちも湧いてきた。

  • もともとこういう分野には全く抵抗の無い、むしろ興味がある人間なので、見た瞬間自然と手が伸びてしまった本。瀬戸内寂聴と三輪明宏の対談で進む、なかなか興味深い内容だった。…宿命はやはり存在するものなのだろう。
    信仰と宗教の違いや、二人が語る教育観はなるほど、と思う。偏差値が高いだけの人間よりも心の純度が分かる人間の方が、ずっと美しい。
    また、この世には修行するために生まれてきたのだから悩んだり苦労するのは当たり前のことで、それが他の人より劣ってるとかそういうことではないのだなぁとも納得できた。
    最後のキリスト教と仏教の話なんかは、授業でも活かせるかも知れない。
    今の生き方や寄り道する意味を、改めて考えさせてくれた本。

  • 瀬戸内寂聴さんと、美輪明宏さんの談話です。濃いユニークな内容でした。南北朝時代の長慶天皇に少し詳しくなったり、三島由紀夫さんをはじめとする生きた文豪の姿を間近で見ているような気持ちになったり楽しく忙しいです(お二人は実際に文豪達と同時代に一緒に過ごされているのですから、何て憧れることでしょう!)。キリスト教と仏教のお話も興味深かったです。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。60年『田村俊子』で、田村俊子賞受賞、63年『夏の終り』で女流文学賞受賞。73年、中尊寺にて得度。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、95年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。2006年に文化勲章受章。『現代語訳源氏物語』『奇縁まんだら』など著書多数。徳島県立文学書道館館長、宇治市源氏物語ミュージアム名誉館長。

「2020年 『ひとりでも生きられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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