M8 エムエイト

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 182
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087753387

感想・レビュー・書評

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  • 地震予知と地震後の学者の奮闘。救助の場面もあったが、そんなに緊迫したものではないような気がしました。・・・読み終わって数時間後に、グラリと来て身構えました。

  • 読み終わって1番に思ったことは、防災用品点検しなくっちゃ!です。
    来ると言われてる大地震ですが、私はまだその本当の意味の恐ろしさを知らないんですよね。
    主人公たちが懸命に訴えてることを聞き流してしまう愚か者の部類に属してしまうだろうと思いました。
    そんな意味でもハッとさせられる一冊でした。
    正直、最初は漢字の多い固い文面になかなか進まないもどかしさもあった。
    面白かったかと聞かれたらそうでもなかったと答えてしまうが、読んで良かったか?と聞かれたらYesと答えるだろうな。

  • 予知に関しては、「可能性が高い」くらいの
    情報を公開して個々の判断に任せればよいと思う。
    小説としてはあまり・・

  • 「首都感染」に続いて高嶋哲夫著の小説は2冊目。これもなかなか面白かった。
    311以前の作だが神戸震災を参考にしているらしく、とてもリアル。物語はポストドクターの地震学者見習いの主人公が、神戸震災を予知し損なった元教授と東京地震を予知して政治家や地震予知連などに働きかけるという話。ストーリー中盤で実際に自身が発生し、災害パニック物の迫力も加わる。多くの現場でそれぞれがヒーロー的な活躍をする。災害時だけではなく、人生とはそんな「誰もが主役」的な、小説のようなものかもしれないと思いつつ読んだ。
    最初から最後まで読者を惹きつける内容であった。

  • いつか来る東海、東南海、南海の連動地震。
    でも来てほしくないと願うだけです。

    この本の様に被害者が少なく済めば良いのですが。。。

  • 東日本大震災を受けて関心をもった1冊。
    不可能と言われる?地震予知をもしすることができるようになったら・・・というストーリー設定はこれからの未来を象徴しているようでリアルな感覚で読み進めていくことができました。。

  • 2004年に発行されたものですが、妙なリアルさにうわっとなりました。瀬戸口さんや遠山さん、漆原さんの存在しない現実で、リアルの首都直下型地震が起こったら…怖っ。官僚や政府のお役人も、こんな物分りいい人はいなさそうだから、ものすごく悲惨なことになるんだろうね…。

  • 「もし東京で大震災が起きたら」
    東日本大震災が起き、東京でも大震災が起きるかもしれないと言われている今こそ読むべき本だと思う。
    とても良いシュミレーションになると思う。

    終盤の内容が微妙だったので星×4(残念・・・)だが、お勧めできる本である。

  • 随分前に楽しく読ませてもらった

  • 『巨大地震が東京を襲う……!』
    東日本大地震を経験した今、あらためて読む価値のある小説です。この小説で最も伝えたいとしていることは何なのか、これはあくまで私個人の考えですが、それは地震による被害の大きさではなく、「地震に対する私たちの心構えのなさ」なのだと思います。いつ起きるか分からない地震のために金や労力を使っても仕方がないという意識を、今こそ変えていかなければいけないのだ、と訴えているのです。

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著者プロフィール

高嶋 哲夫(たかしま てつお)
1949年、岡山県玉野市生まれの小説家。慶應義塾大学工学部卒業、慶應義塾大学大学院修士課程修了。日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)研究員を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校に留学。1981年に帰国してからは学習塾を経営。
教育関連書や児童書に関わっていたが、1994年『メルトダウン』で第1回小説現代推理新人賞を受賞。1999年、『イントゥルーダー』で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞、本格的な小説化デビューに至る。2018年に『都庁爆破!』がドラマ化された。

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