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Amazon.co.jp ・本 (335ページ) / ISBN・EAN: 9784087753530
感想・レビュー・書評
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クルミを中心に狂っていく世界
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フェティシズムはもっと奥深い耽美な世界でなくてはならぬ。
登場人物たちのフェチがちょっとぬるくないですか。もっと変態でいいのに。
唯一こいつど変態だな、と思ったのは脚フェチのジジイ。
多かれ少なかれ、人はどこかにフェティシズムを持っている。
誰ものフェティシズムを満たしてしまう美少年クルミちゃん(特異体質)に出会ってしまったが故に起きる悲劇。
全体的にちょっと物足りない!
おもしろいテーマなのに! -
何をメインに据えたかったのか全くわからなかった。ましてミステリーでもなんでもない
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うーん。クルミが謎すぎる。というよりも全体的にもやもや感が残る読後感。まあ、ミステリとして読むからいけないのかな。
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報われない話。
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ミステリー期待してたからイマイチ。
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読了、55点。
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連日、訃報欄を見ては葬儀へ出掛け女性の黒ストッキング姿を盗撮してくる老人。
看護婦でありながら、性的接触はもちろん看護の際の肉体的な接触に極端に嫌悪感を抱く女性。
資産家でありながらあらゆる人、物から拒絶されているという苦しみに苛まれる男性。
息子を自殺で亡くし、絶望して自らも自殺しようとしている女性。
手の甲に異常な執着を見せる、女装趣味の刑事。
彼らがある特異体質を持つ絶世の美少年と出会うことで大きく道を外して行く…
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とまぁ粗筋を書いてみると、こんな小説読みたくないし、読んでいられないよと思うんですが、そこはさすが西澤さん!
何がどう凄いのか良くわからないですが、すらすらと読み進める事が出来ました。
出てくる人が皆揃って、変人奇人変態さんばかりというなかなか、、、凄い小説、まぁ読む分には問題なし。
ミステリー的には小さい仕掛けがあると言えばありますが、気にせずにひたすらストーリを追うのが良いかと。
あとはタイトルにあるようなフェティシズムだけじゃなく、有機食品だったり、人間関係だったりと随所に西澤成分が散りばめられています。
でも自分の中ではこの手の西澤さんのはどうにも苦手だったりもしますんでこの点数。
オチにしても、揃いも揃ったり変態さん達という序盤に対しては尻切れトンボな印象です。 -
これは、恐い。
物に対する偏愛や執着、狂気の描写が強くてリアルでした。
でもこういうのは全部、人間独特の感情なんだなあ、と思うと、妙に人間らしさを感じられて、面白かったです。
クレイジーな印象が強い作品なので、賛否あると思いますが、世界観の濃い独特な作品が好きな人は楽しめると思います。 -
オチはすっきりしないけど、嫌いじゃない。
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異色ミステリ。タイトルどおり「フェチ」の人たちの物語。さまざまに絡む事件の断片がいったいどのように繋がっていくか、というのが見どころ。うーん、しかしこういう症状って本当にあるのかなあ、ってのが一番気になるところだったり。
動機……これはちょっと理解しにくいかなあ。理解不能なだけに、非常に恐ろしいような気がする。そしてこのラスト。後に残る余韻がなんとも言えないぞ。個人的には好きだけどね。 -
人の興味の対象というのは面白いものです。<br>
エロティカルな題材ですが作りが面白く、<br>
エピローグがいいところで区切られて続くので<br>
引っ張られるように読み終えてしまいました。
「七回死んだ男」でも思いましたが構成が面白い<br>
見せ方の上手い作家さんですね。<br>
なんだか読む作品によって随分印象が違うのもすごいです。<br>
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<b>(!) ここからネタばれ (反転して読んで下さい)</b><br>
<font color="#dddddd">結局、登場人物が軒並み不幸な事に…<br>
クルミに関わった者は魅せられ、道を踏み外す、という事なのでしょうか。<br>
というか、結局クルミはそういう不思議体質…ということでいいんでしょうか<br>
最初のロミオとジュリエットの引用も良かったです</font>
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【触れれば死ぬ。そんな体質の少年がいた。
美しい彼に魅了され人生が狂っていく人々。悲惨な死を遂げた女性たちの葬儀に現れた謎めいた美少年の正体とは?】
なぜかこの美少年を想像すると
エヴァのカオル君になってしまいます・・。
「七(なな)回死んだ男」よりも
コッチの方が私好みでした♪面白かった。
最後のオチもちゃんとしてたし。
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「この世は自分の手に入らないモノで満ちている。若いときは、それなりの努力さえすれば欲しいモノが手に入る、そう信じることも出来た。が、この歳になると、はっきり断言できる。手に入らないモノは、なにをどう足掻いても手に入らないのだ、と。」
>ジレンマ。欲望を駆り立てられます。
密やかな押し込めた誰も知らない渇望を。
ぁぁでも、今の私に渇望できるモノなど思い当たらない。
手に入れることが出来たなら死んでも良い。
それ位何かを渇望したいと思う。
そう渇望があることが生きているって事じゃないのかな。
手に入らなくても、手に入ったら嬉しいけど、
でもどちらでも良いわ。すぐに諦められる。
そんな感情しかないのは、本当に生きてるのかしら。
渇望したい。実感の無い生は夢に同じ。 -
秘めた欲望が蠢きだす…鬼才のミステリ長編!
触れれば死ぬ。悲惨な死を遂げた女性たちの葬儀に現れた、謎めいた美少年の正体は? 人々の秘められた欲望と謎と血が渦巻く、めくるめく迷宮世界。書き下ろし長編ミステリ。
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謎のままで幻想小説ならよいかも、、ミステリ、としては微妙。
ただクルミのシーンは美しい、いやもっとやってもよいかも。
良い子なんだクルミちゃんは(笑)
美少年がお好きな方向け。。 -
前半は文句無しに面白かったのに、後半無難にまとめ過ぎ。
複数の人物を登場させたのなら、もっと複雑に絡ませて、最後の最後にオチが来るようにしてほしかった。(仮死になるとかじゃなくて!)
それとも私の読みが浅いだけで、実はもうひとつの物語があったりする?
西澤保彦ならありえる。
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触れれば死ぬ。タブーとフェティシズムに翻弄されて死んでいく普通の顔をした登場人物達が面白かった。ただあまり読後はよくない。
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秘めた欲望が蠢きだす…鬼才のミステリ長編!
触れれば死ぬ。悲惨な死を遂げた女性たちの葬儀に現れた、謎めいた
美少年の正体は? 人々の秘められた欲望と謎と血が渦巻く、めく
るめく迷宮世界。書き下ろし長編ミステリ -
みため美しい本。フェティッシュってわりには、とても普通。
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