東京バンドワゴン

著者 : 小路幸也

• 集英社 (2006年4月26日発売)

感想・レビュー・書評

[charuchariさんの感想 · 2015年1月4日]

バンドの話かと思ってたら、古本屋の話 評価のわりに普通 ほのぼのミステリーという感じ 登場人物がいっぺんに出てきすぎて、なにかなんだか 個人的に我南人がよかった

[the-snow-queenさんの感想 · 2014年9月6日]

★2.5

[翼さんの感想 · 2013年11月5日]

【図書館本】序章で早くも挫折しそうに……。まだ物語が始まってないから、と頑張ってはみたけど……亡くなったおばあちゃんの語り口調ってのが自分と合わなくて……うーん。 サザエさんを髣髴とさせる家族物語。我南人がイイ所を全て持っていく感じが何とも……。 場面切り替えバンバンあって置いて行かれる＆目が回ることも。 どうも苦手なシリーズなんでこの巻でやめとく。

[きたいさんの感想 · 2011年7月29日]

ずっとちょっと気になっていたけど、
なかなか読まずにいた作家さん。読んでみた。

うん、なんか。
変な家族なんだけど、やってることはというか、
お話が目指してるものは古き良き雰囲気という気がする。
大団円でめでたしめでたしって言いたくなるような。

この雰囲気が好きな人は好きだろうと思う。
あと好きな登場人物とか見つけたら入り込んじゃいそう。
私は前者も後者もあんまりだったので、
なんか全体的にもあんまりなぁっていう印象でした。

シリーズであるようなんだけど、読むかなぁ。どうだろう。
また気が向いたらだなぁ、という具合。

[湯葉さんの感想 · 2011年6月5日]

ホームドラマで面白い役者さん達が演じている……ようなイメージ。下町や家のごちゃごちゃした様子が舞台としてとてもよく合う。

[柏葉さんの感想 · 2011年2月19日]

タイトルから軽音の話かと思ってた。「東京バンドワゴン」という古本屋を営む一家の、親子4代7人の賑やか家族談。

[朝陽さんの感想 · 2007年9月17日]

古本屋「東京バンドワゴン」に住む一家を描いたもの。
亡くなったおばあちゃんからの視点というのはなかなか便利なものだと思った。
東京バンドワゴンで起こるそれぞれの事件を通して家族の温かさが伝わってくる本だと思う。
連続ドラマを見てるような感じ。

著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』（祥伝社）、『素晴らしき国 Great Place』（角川春樹事務所）、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』（以上、PHP文芸文庫）などがある。