シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン (東京バンドワゴン)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 233
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087753776

作品紹介・あらすじ

下町で古書店を営む四世代ワケあり大家族が、古本と共に舞い込む謎を解決します。泣いて、笑って、いろんな愛に気づいたとき…きっと家に帰りたくなる、下町ラブ&ピース小説。

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず複雑な大家族だけれども、なんかステキ。我南人を受け入れている(我南人が父ならあきらめるしかない?)ところや、家族にとって太陽のような秋実さんや亜美さん。藍子さんとマードックさんが無事にまとまったのもよかった。
    亜美さん、すずみちゃん、おめでとう。

  • 東京バンドワゴンシリーズ第2作
    淑子さんに再会できてよかった。藤島さんいい人すぎる。
    家族が3人も増えてますます賑やかな堀田家。人間関係がどんどん広がっていくところが、いいなぁ。

  • 家族がたくさん増えてこれからますます騒がしくなりそうな堀田家です
    前作に出てきた人たちも何かと言えば顔出すので町全体が家族のような感覚です
    もちろん狙いなんでしょうけどやっぱりほんわかしますな〜

  • 東京バンドワゴンシリーズ2冊目。おばあちゃんの語りの文体にもだいぶ慣れてきました。ほんわか&ホロリで癒されます。殺伐としたミステリーやホラーが多くなりがちな合間に読むのに最適。赤ちゃんが2人も生まれ益々賑やかになりそうな堀田家。早くシリーズの続きを読みたくなりました。

  • ややこし家系図な古本屋の事件帖、第2弾。

    一冊目でだいたい土台ができたせいか
    今回は「事件率」低め。
    ま、もともとコージー・ミステリでしたがね。
    事件がなくても物語が成立するように
    なっちゃいましたねぇ
    いい意味でも悪い意味でも。
    現実の世の中がいろいろ血なまぐさいから
    こういう登場人物が全員
    どこか「やさしい」心根のおはなしは
    ちょっとホッとしますね〜。

    今回も4話で四季一巡。
    新しい家族も増えて(子ども2+配偶者1)
    三年目の冬はどうなることやら?

  • 110921

  • シリーズ2
    えー!ここで終わるのぉー!
    読み終わるのがもったいない。でもまだ次巻があることにホッとしている。
    あまりないよね、こんな風にどんどんお話の中で時間が過ぎていくの。
    なんだかご近所に住んでいる気持になる。
    え、ほったさんとこのカヨちゃん中学生なの?はやーい!もうすっかりお姉さんだよねぇ。とか家で話してしまうそう。
    よしもとばななの日記とちょっと空気が似てるような。
    今回、お話が一気にバタバタとすすんだ。
    赤ちゃん!ゴールイン!
    藤島さん、カッコ良すぎる!
    ずっとずっと「SHE」って、だれ?だれ?と思いつつ読んだので最後に「LOVEだよねぇ」と、しみじみしてしまった。

    「LOVEのために何もかも捨ててねぇ。それでも親父のLOVEがいっぱい詰まったこの本をさぁ、六十年もの間大事にしてきたんだねぇ。」

    「男の子はよ、やせ我慢ってものをしなこゃならねぇんだ。どんなに淋しくてもよ、辛くてもよ、自分一人で頑張るんだっていうやせ我慢ってやつをよ、覚えなきゃあならねぇんだよ。」
    これは男の子だけじゃないんだけどね。

    「男の子は男親の背中を見て育つと言いますが、女の子はあれよね、何かを見なくても感覚で女性になっていくのでしょうね。」
    う!なるほど、だからウチのM5は誰に似たのかわからないけど既に女なんだわ。

    冬、百科事典は赤ちゃんと共に
    春、恋の沙汰も神頼み
    夏、幽霊の正体見たり夏休み
    秋、SHE LOVES YOU

  • 相変わらずドタバタな展開でクスクス笑ってしまった。
    特にラストなんていろんな人のいろんな出来事があまりにもめまぐるしく詰め込んであって息が出来ない感じ(爆)
    今回はこれまでと違ってけっこう緊迫した場面もあってドキドキだった。
    東京バンドワゴンのお得意さんたちもいろんな人生歩んできたんだなあ@@ビックリ。
    次の巻も色々ありそうな余韻を残してのラストでまたまた引っ張られてしまう~~~^^
    勝手に昭和の話かと思ってたんですが研人くんや花陽ちゃんがWiiの話をしていたんでリアルな時代設定なのね^^;

  • 小路幸也さんは先月読んだ【東京バンドワゴン】で出会った作家さん。
    小路さんとの出会いもブクログで【東京バンドワゴン】をおススメ本として紹介されているレビュアーさんが多かったことから。
    ↑は【東京バンドワゴン】シリーズ第2弾。
    「ほんわかミステリー」で「ほんわかファミリードラマ」。
    すっかり【東京バンドワゴン】にはまっています~♪

  • 無い物ねだりで食事風景は羨ましいですね。
    皆さん自営業(自由業?)ですから食事は一緒にできますよね。
    よく考えるとお勤め人がいないのも不思議ですね?

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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