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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784087753837
作品紹介・あらすじ
地震によって揺すぶられる14人の心といのち
東京で大地震発生。日常がもろくも壊れてしまった時、信じられるものは? 一緒にいたい人は? 子供、主婦、サラリーマン、アイドル、ニートなど14人の「その時」を描く書き下ろし短編集。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
地震という未曾有の危機に直面した人々の心の葛藤と成長を描いた短編集で、14人のキャラクターがそれぞれの立場から「その時」を体験します。リアルな情景が描かれ、美談と醜聞が交錯する中で、各キャラクターの深...
感想・レビュー・書評
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2007年に書かれた作品ですからね…。
当時と今とでは、読者の感じ方は、まったく違ぅでしょうね…。
秋田県で暮らされているといぅ作者さん的にも、どぅでしょうか…。
美談も醜聞も交えて、できるだけリアルな情景を創造しつつ、
各キャラクターの深層をバッサリと切り落として、
ショートショートで、ウルっとさせたり、ドロっとさせたり…。
各キャラクターが、小さな一歩を踏み出したところで、
各お話をサクっと終わらせている点も、ボクは好感でした。
現実の世界でも、各個人のその後をトレースすることはないですから…。
東京には、日本の人口の1/10以上の人がいますからねぇ…。
いろんな人も、いろんなシチュエーションもあるでしょうから、
とても困難な状況がたくさん起こるでしょうが、しっかりしないと…。 -
2018年5月12日紹介されました!
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東京で大地震が起きたらどうなるだろう
天災ってやっぱり怖い
いろんな人の視点からひとつを描くいつもの形式
日常とは違う状況だからこそ、人の心はさまざまなわけで
ちょっとリアルで笑えないけど、作品としてはよかった -
話しとしては、「東京で大地震が起こった」という事象を軸として物語が進む。地震発生前から地震後、更にその後までを時間軸に沿って短編を連ねてゆく。事象についてをどうこうと文字を連ねるのではなく、それによる登場人物達の心の動きに焦点を当てた書き方が、僕のイメージする豊田ミホの文字列では無く、良い意味での期待外れな作品だった。先の震災と今後起こり得るとされる震災をイメージしながら読み進めたが作品自体は面白かったかな。ただあともうちょっとズレるとこの作者、もっと面白い作品を描きそうな気がするんだよな。
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大震災の前にこの本を書いていた著者は予知能力があるのかと思った・・・
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納得の終着。こわい。
「反射的に身を乗り出し、わたしは額をしたたかに打ってしまう。」 -
豊島ミホさんの本はどれも装丁が私好み。作者と年齢が近いからかな?東京で起こった大地震をテーマに書かれたこの連作短編集はどうしても東日本の大惨事を思い起こさせる。きっと街のどこかでこの小説のような出来事が繰り広げられてきたのだろうと思わずにいられない。人の善意も悪意も見え隠れする短編集だった。2011/589
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2007年の作品というのに驚きました。震災後だと書けないか。読めば読むほど一話目の彼はつらいだろうな...と思ってて最後の話で...。くらやみ/夢を見ていたの夫婦のその後が気になりますっていうか旦那歯ァ食いしばれ。
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もし東京で大地震が起こったら、という短編集。地震が起こる前~地震後まで時間軸に沿って話は進んでいきます。完全に連作となっているわけではないけど、ところどころリンクしている部分も。
地震による混乱についてはあまり描写されていなくて、人のこころの動きに焦点を当てたものばかり。どの話も短く、この人はこの後どうなったんだろう…と気になって仕方がない。
非日常にならなければ見えないこともある。
「だっこ」が一番印象に残ってるかなぁ。とてもやりきれない話だけど。あと「僕が選ばなかった心中、の話」はタイトルがとても良い。
読後、いろいろ考え込んでしまう作品です。 -
東京で地震が起きるかもっていうのは、
常に頭の片隅に誰でも思ってる事だと思う。
そういう結構リアルな題材で、14通りのドラマを作ってる。
でも本当だったら、数限りないドラマが出来てしまうんだろうと思うと、
かなり怖い。
でもたんぽぽはそんな中でも咲いてるんでしょうね。 -
東京で震度6の地震が発生。
地方で、東京で、会社で、避難所で、瓦礫の下で…
生と死がほんの少しの運命の差でわかれていく中で、人間のそれぞれの行動が現れてくる。。。
いや地震は怖い…。本当に有り得る可能性が高いいまだから読んでると寒気がしてくる
個人的には家に帰らず会社に残ったお父さんの話のお父さんが本当に許せないだめだわあ…
はっきりしない結末の短編が多すぎて気になり屋のわたしにとってはあまりよくなかったかも -
うわー!うっわー!
これ、震災前に書かれてるんだよね?
何度も出版年を確かめました。
東京大震災。
その架空の出来事の前後。
人々の体験。
なんというか…誰にとっても他人事でない出来事。
その一つ一つがリアルに迫って。
やっぱり、この国に暮らすということは
こういう出来事と隣り合わせと言うことか。 -
阪神大震災の2年後、東日本大震災の4年前に書かれた作品。
東京で起こった震度六強の大地震。
被害に遭った人遭わなかった人たちの短い物語集。
それでなくてもいろいろある日常が、一気に引っくり返される。
おすすめはしません。いたくてつらい思いをします。
でも、人の心がよく描かれた作品です。 -
3.11の大震災以降に読むと実感の湧き方が違うのかも。友人の予言で震災を逃れた人 公園で親子で震災にあった人 亡くなった人 などいろんな人が交錯していきます。あまり 救いがない内容だったけど 人事ではないような気がして 自分の人生を考えさせられました。
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僕たちは毎日小さな選択をして生きている。例えば、溜まり気味の洗濯物を洗ってから出かけるか、明日することにして出かけるか。もしくは、お腹が空いたからコンビニでコロッケでも買い食いするか、それとも夕食を待ってたっぷりの食事をするか。そういうささいなことが、人の運命を変える。僕はわりとそれを意識して生きている。
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東京で大地震が起きたら?という短編集。出来はまあまあかな。
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面白いとか面白くないとかそういうの関係なく、関東で暮らしてたら読むべき。救いがあるわけではない。再生も描かれてない。救いも再生も、読んだ人が作るのだろう。
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