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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784087754087
作品紹介・あらすじ
最期のとき、あなたは何を着たいですか?
充実した人生の最期を迎えるための準備=『終活』をキーワードに、他人と関わり合いながら生きる人間の「絆」を描いた、人情系エンタテインメント。小説すばる新人賞作家による渾身の一作!
感想・レビュー・書評
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自分が死んだときの葬式で着せて欲しい服装で、かけて欲しい曲を流しながら、ランナウェイを歩くという終活ファッションショーを描いた物語。安田依央 著「終活ファッションショー」、2012.6発行。内容は今ひとつの感があり、まとまりに欠けた印象でした。ただ、家族の未来の年表を作成したり、希望する葬儀のかたち・残る人・呼びたい人・心配事などを整理した終活シミュレーションは意義深いものと思いました。
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私がシュミレーションしたら何年て書くだろう。
考えたことがなさすぎて難しい。
まずは2年後3年後のことをと思うけど
もっとおっきな未来を見ながら決めた方がいいのかな。
人生ってむずかしい。 -
ファションショーの映像が浮かばない、一人善がりな登場人物ばかり、余りにも市絵が40過ぎのおばちゃんの様でスッキリ来なかった、でも面白く読んだ
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死について考えちゃうけど、それが重たくならない。逆に前向きな気持ちが最後に残るのは不思議だな。
殻を破らなきゃ -
タイトル通り・・・でもない感じ
ちょっと強引? -
テーマがすごい面白かった。死ぬ前とかいまいちピンと来てないけど、納得のいく死に方を求めることはプロセスとして大切にしたい。
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20140214読了
著者は現役の司法書士。2012年出版。●この本に出てくる終活ファッションショーはつまり、いわゆる生前葬のような位置づけのようである。これまでの人生を振り返る、自分の葬儀ついての希望、大切な人へのメッセージ、葬儀で自分に着せてほしい服等々。●葬儀をめぐるトラブル、いろいろな立場の言い分が興味深い。残された者たちの気持ちの区切りとして葬儀があるのなら、「故人の遺志」を二の次にしないと丸くおさまらないってこともあるのかも…遺志を優先したが故に残された者同士の関係性が悪化するとなると、遺言って難しい。葬儀が死者のものなのか、残された者(生きる者)のものなのか、そのスタンスの違いが「うるさ型」になるかならないかの分かれ目かしら。●テーマに興味があって読む。ひとの晩年&死後に仕事で関わっている人の経験がいかされた話だった。事例集としてはおもしろかったが、物語としてはいまいち。漫画的なテンポの展開についていけず、はや前半で読むのを止めようかと思ったくらい。登場人物はみな、するっと上滑りして印象に残らなかった。なんでだろうなぁ…リアリティがなかった。たぶんこの人の文章と相性がわるいってことなんだろう。●逢魔が時(おうまがどき)ってことばを初めて知った。●「さとうかたくりこ」って…。 -
みなさんは、ご自身の死についてどのように考えていらっしゃいますか?この物語は、司法書士の主人公が、老人たちの遺言相談にのるうちに、棺に入るときに着たい服を発表する「終活ファッションショー」の企画を思いつき、様々な人々のそれぞれの人生を垣間見るという人情系エンタテイメント。”死”を考えることは”どう生きるか”を考えること。終活は自分のためでもあり、残される大切な人のためでもあると考えさせられます。
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作者はこの本の主人公と同じく司法書士であり、終活のプロモーターだそうです。
この本を読めば終活は何のために行うのかというのが、リアルに伝わります。
大切な人に何を伝えるか、つまりその人のアイデンティティーに関わることだということが良く分かります。
物語としてもくせのある人が集まり、面白いです。 -
人生の最後に何を着たいですか?そう聞かれて即答できる人はそれほど多くないだろう。ましてや自分の葬儀一切においてはなにを言わんかやである。
これは、そんな多くの人にこれまでを振り返り、これからを考えさせるきっかけを与える小説。自分もハッとした部分、なるほどと思った部分があり、有意義な読書だったと思う。 -
棺の中で何を着たいか。うーん。とりあえず、パジャマはいやだな。
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物語の展開とか文章とか、読む人ごとに感じる印象は違うと思います。そんな感じの作品です。ただ、自分の残りの人生について、それが終わりを迎える瞬間について、改めて考えさせられるという点において、読んでみる価値はあると思います。
当たり前だけど、1人ひとり、内包している人生は様々で単純ではないです。どんなに「つまらない」と思いながら生きていても、振り返ってみれば自分以外の人生との接点を持ちながら相応の奥行きは持っている――
さて、どんなランディングを目指しましょうか・・・。いつ果てるともしれない「その時」をイメージすることも「大切な人」のことを思うことに繋がります。 -
終活そしてショーの開催を思い付くまでの過程が粗っぽいけど
後半は読み応えあり。
自分の未来図そして終活はまったくもって浮かばないなあ。
無念。
【図書館・初読・9/18読了】 -
香川市絵は司法王書士だが儲かっていない。茶飲み話をしにくる近所の人たちの話から、終活ファッションショー(死を迎えるときに着たい服を選んだり、老後のイメージを描き、周囲の人へのメッセージなどを読み上げる)を企画する。それぞれの世話も焼きながら、彼女自身も同居の義弟との関係を再認識することに。
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流行り言葉にのっかった軽い読み物とみえて
しみじみきます
終活…
自分のおしまいに思いを馳せる作業
おしまいまでどう生きるかのこれからの作業
身に沁みました -
ふんわりした本かと思って読み進めていくと、意外な重さにやられる。
“孤独”に生きてきた主人公が、人生の終わりを飾るショーを通して仲間に気づき、「いかに生き、いかに死ぬか」を考え始める。
珍妙なファッションショーだけど、そこにあるテーマは至極真剣なもの。
まさに「さとうかたくりこ」みたいな物語。 やわらかで、やさしくて、人を確かにあたためる。
すらすら読めて、あとに何かを残す作品。
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