レディ・マドンナ 東京バンドワゴン

  • 集英社 (2012年4月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784087754094

作品紹介・あらすじ

人気シリーズ第7弾
下町で古本屋を営む大家族が活躍する、大人気「東京バンドワゴン」シリーズの第7弾。今回も謎に満ちた客がつぎつぎ来店し、なんと一家の大黒柱に恋のうわさが舞い込む予感も!?

感想・レビュー・書評

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  • 今回もいろんなことが起きましたが、パズルのピースのようにすべてのことがおさまるところにおさまったのでよかったと思いました。

    これからも東京バンドワゴンを追いかけていきます!!!

  • シリーズ7作目。今回も新たな命の誕生や結ばれるカップルもあり、相変わらず堀田家の周辺は賑やかだった。
    一番素敵だと思ったシーンは、すずみちゃんが蔵から本を盗んでしまった親友の美登里に300万円をポーンと貸すと言って語りかけている場面。もし返さないで自分が逃げたらどうするんだと言う美登里に「美登里が私から逃げるってことは、私はあんたに嫌われたってことでしょ?友達に嫌われちゃったのならしょうがないもん。すっぱりあきらめる」と言ってのけるすずみちゃん、男前。。。!堀田家は男性陣も女性陣も全員男前で、読んでいて気持ちいい。

    1年間の季節をめぐる4章の、それぞれ最後にサチが語りかけるようにまとめるセリフが温かく深い。
    「心の細波が立ってこそ、凪のときのありがたみがわかるってもんですよ」
    「我儘を言っても、喧嘩をしても、嘘をついてもいいと私は思います。自分の歩く道がでこぼこになって初めて、後から歩く人のために、その穴を埋めることを覚えるんですからね」
    「どんなに辛い、忘れたいような過去でも、それを思い出にできるような未来に向かって歩いていく。そう信じて歩いていけば、きっと大丈夫」
    「若い人たちの明日への道筋を作ってあげるのは、あなたのような年寄りの仕事じゃありませんか。あなたが背中を押せば、誰かがその道を進んで、その誰かがまた道をつくってくれます。」

  • 第7弾。
    淑子さんが亡くなって、勘一の気持ちが心配だったけれど、曾孫の元気さに気が紛れている感じ。今回も人情が売りの東京バンドワゴン。丸く収まってよかった。
    最後、池沢さんに青が伝えたこと。素敵すぎた。

  • 毎年恒例の東京バンドワゴンです。年に一度のお楽しみなんです。ずうっと続けて欲しいと思っています。小路さんはまだまだ書くなんてこと言ってるみたいです。今回もおもしろいお話ばかりで、蔵の高価な古本盗まれたお話なんか、じーんときました。登場人物ますます増えてうれしい限りです。東京バンドワゴンは永遠に不滅です。

  • 毎日を大切に生きること。とても素敵なファミリーに日本の良き時代を感じる良い作品です。LOVEだよねぇ〜
    いつの季節にも色々な事が起きて大変そうだけどそれも楽しんで一生懸命考えて良い方向に進んで行く!
    こんな家族の中で育ったら、過ごしたら、さぞ幸せだろうなと思う。
    ほんとに素敵なファミリー。

  • 7作目
    お目出度いことが続々な東京バンドワゴン一家。
    新入学、結婚式、赤ちゃん誕生。
    カフェではライブを開催するようになって。

    それにしても亜美さん、そんな過去が。なんで紺さんと結婚したのかってちゃんと接点あったんだな。
    もうスーパーな人の集まりだから今更驚きもなくなってきたかも。
    研人くんが難しいお年頃になってきて、うちのチビちゃんもちょっと難しくなってきてるから、皆がどんな風に決着つけるのか興味津々。

    「大じいちゃんはいっつも怒ってるって、そしてくだらない奴はぶん殴るって君は言ってたけど、そのぶん殴るっていうのは今回君がしたことと同じかい?大じいちゃんが怒ることで、誰かが不幸になったりしたことあるのかい?」

    「湿っぽいことはやめましょう、良いと思ったことはすぐにやりましょう、人のためになることは進んでやりましょう。」

    子供が産まれてバタバタしてずいぶん友人たちと距離が出来てしまった。
    誰にでも気軽に寄ってもらえる家にしたかったのになと改めて思う。

  • 堀田家ヒストリー、7冊目。
    今回も四季にあわせて4つの物語が。

    冬には1冊ずつ売りにくる妙な客や
    棚の一角をごそっと買っていく妙な客の
    本当の目的が別にあることを知り
    春には我南人のロック仲間が
    生き別れの娘に「自分は成功者」とついた
    嘘から一騒動持ち上がり
    夏には古書組合に持ち込まれた本が
    バンドワゴンの盗品だったことがわかり
    秋には龍哉とくるみちゃんの結婚をさまたげる
    大きな壁を壊すべく奮闘し。

    そうやって毎年
    人の輪が広がってくものですから
    目次のとこについている人物相関図が
    もう、いっぱいいっぱいです(笑)

    奇しくも、また古書会と盗品のネタですね。
    やっぱり大変なんだろうな、古書店さん。
    他にも、秋実おばあちゃんの育った施設が
    取り壊されそうになったり
    研人君と花陽ちゃんがイギリスに出かけたり
    といった日々の事件もつながってます。

    定番の、じいちゃんの朝ご飯メニューが
    だんだんすごいことになってきている気が…。

  • 今回もほっこり(^^)新たな生命の誕生に、新たなカップルの誕生と堀田家のまわりは相変わらず幸せ( ´ ▽ ` )ノ そして研人くんがどんどんイイ男になっていく〜♡ 勘一さんの調味料上乗せは置いといて…堀田家の朝ご飯はいつも美味しそう!私も参考にしたくなっちゃう♪

  • 「ただいまぁ」
    久しぶりに 堀田家に 帰ってきました
    誰が?
    いえ、(読者)の私です。
    いつもと変わらぬ
    いつもの魅力的な面々が
    いつものように ご飯を食べて
    いつものように 家族の会話をして
    いつものように ささやかな事件があって
    いつものように えーどうなっていくのだろう
    と どきどきしながら ページを繰り
    いつものように あーっ 良かった
    と しばし(安堵の)遠い目になり
    満足 満足
    と 本を閉じる

    私にとっては
    一服の清涼剤のような
    「東京バンドワゴン」シリーズです

  • 子供たちもどんどん大きくなって、登場人物たちもどんどん増えてくけど、こんがらがらずにおもしろい!
    それぞれが、それぞれに思ってることがあって、誰かが背中おおしてくれて・・・。いいなぁ。

  • 前作からけっこう間が空いたせいか
    意外と細かい部分を覚えてなくて参りました(^_^;)
    とはいっても読んでくうちにおぼろげながら思い出せる
    サチさんの語り口は流石というべきか。

    今回は勘一じいちゃん大活躍の巻再び、といった趣。
    亜美さんが研人の先輩に詰め寄るシーンはかっこよかったっす。
    また更に人数が増えて、堀田家に関わる人の輪が広がった感じですね。
    というよりもう一重の輪ができた、という方が近いかな。感覚的に。
    ちびっこふたりを含む子供たちの成長、特に花陽ちゃんの大人っぷりが天晴れ。
    藤島さんもそろそろ幸せになるかな、と思ったら
    その前に龍哉さんとくるみちゃんだったのには驚いた。
    背景がよく判らないのが難だけど、どうやらこのふたりはスピンオフらしいので
    取り敢えずそっちも探して読もうと思います。

    読み始めの頃は先が気になってしょうがなかったんだけど
    ここへきてようやく待てるようになったというか、読み急がなくなりました。
    時系列通り、1年に1冊がむしろ安心な感じです。

  • 相変わらずの堀田家とその周りの皆さん。「LOVEだねぇ」我南人の声がもう聞こえるようです。
    定番化しているといえるのでしょうが、それがマンネリ化せず、また今回もホッとさせていただいた、と安心できる構成なのがあり難いですねぇ、もうここまでくると。

  • 東京バンドワゴンシリーズ7作目のタイトルは「レディ・マドンナ」。
    読み終わって歌詞を検索してみると、「なるほど!」と膝を打つ。
    タイトル決めてから執筆してるのかなぁ。

    合いも変わらず賑やかな古書店「東京バンドワゴン」に今日も小さな事件が起こり、ヨカッタヨカッタと大団円となる。

    ほっこり大団円を楽しむなら表題作「レディ・マドンナ」だけれど、我南人さん、紺さん、勘一じいちゃん、そしてすずみちゃんの大きなLOVEに満ちた「思い出は風に吹かれて」が白眉。

  •  伝説のロッカーや元スチュワーデス、古本屋の亭主など様々な仕事を持った人が住んでいる堀田家が、中学2年生 のひ孫が学校でいじめにあった時には、ひ孫の母親がドラ ムを部活の先輩たちの前で演奏して解決し、借金を抱えて 体を売らなくてはならなくなった一族の娘の1人の友人に 300万円程金を貸すことで解決したりする心温まる物語 でした。

  • 大岡裁き、三方一両損、ちょと違うかと思ったけど、みんながハッピーになったことは間違いない。

  • 図書館にて借りる、第115弾。

    シリーズ7作目。

    7作も続くと、登場人物達の相関関係が半端ない。
    しかし、これが読んでいるうちに思い出すのだ。不思議だ。

    このシリーズは外れがない。
    現実にはありえないのは分かっていても、読んでいて楽しい。
    次作も楽しみだ。

  • バンドワゴンシリーズ
    堀田家は相変わらず大人数でわちゃわちゃ
    産まれる命あり、結婚する2人あり

    人間っていいなと思わせてくれるシリーズ

  • 何でもかんでもあまりにもうまく行き過ぎじゃないかな。
    人生ぃ〜そんなにぃ〜甘くぅ〜ないとぉ思うよぉ〜〜我南人風w

  • たくさん周りの幸せを後押しして、勘一さんいいですね。まだまだお付き合いしますよ。

  • 1日で読んだ。
    相も変わらず問題が愛が見境なく振り込んでくる古書店。
    LOVEが止まらない7作目。

    冬:本物のLOVEは時を超える
     (藍子の同級生と草平の愛)
    春:LOVEから来る嘘
     (研人の喧嘩とナリさんの娘)
    夏:LOVEの香りに包まれて
     (すずみと美登里)
    秋:レディ・マドンナ
     (龍哉とくるみ、そして智子さん)

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著者プロフィール

一九六一年旭川市生まれ。札幌の広告制作会社に14年勤務。退社後執筆活動へ。
二〇〇三年『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』(講談社)でデビュー。著書に『HEARTBEAT』(東京創元社)、『東京公園』(新潮社)、『東京バンドワゴン』シリーズ(集英社)など。ほかに『うたうひと』(祥伝社)、『空へ向かう花』(講談社)、『brother sun 早坂家のこと』(徳間書店)などがある。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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