警察回りの夏

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 集英社 (2014年9月26日発売)
3.40
  • (6)
  • (46)
  • (43)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 291
感想 : 42
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (440ページ) / ISBN・EAN: 9784087754209

作品紹介・あらすじ

幼児殺害事件発生! 犯人は母親か、第三者か? 警察、マスコミ、ネット…錯綜する情報、遠ざかる真相。若手記者・南が新聞記者の矜持を懸けて奔走する。現代社会を照射する渾身の書きおろし長編。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

現代社会におけるメディアの役割とその影響を描いた作品で、幼児殺害事件を背景に、若手記者が真実を追い求める姿を描いています。事件の発生から、母親への疑惑や誤報、世論の炎上、そして外部からの調査委員会の発...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全然面白くなかった。
    小説でここまですっ飛ばして読んだのは数えられるくらいだが、その内の1冊。

  • 殺人事件を取材する新聞記者、週刊誌、SNS等のマスコミの在り方が問われている。
    一人の若手記者が偽りのネタを掴まされ報道してしまう。
    その外部調査で明らかになった背景には政治家の陰謀があった。
    行き過ぎるマスコミ取材を取り上げた小説。

  • これは酷い。読み進めるうちにどんどん冷めていった。
    結局、過熱する報道合戦のあり方やスキャンダルなら何にでも飛びつくネットユーザーたちの未熟さに警鐘を鳴らしているのか。
    終盤に出てくるとある台詞で本を壁に投げつけたくなった。事件記者である以上、人間の闇には敏感であってほしい、というのは甘えた言い分だろうか。結末も取ってつけたようで「これで本屋に並べられるのかよ」とやるせない気持ちになった。

  • 新聞記者と警察のお話は熱くてスリルがあるお話が多く期待しておりましたが、思ったほどではありませんでした。主人公?の南に共感できず、途中はすでに現役引退した高石がメインになったり?、結末も読めたりしてメッセージははっきりしていてもあまり伝わってきませんでした。3部作とのことで、続編も読みますが、、、はたして?

  • 新聞社をターゲットにしたメディア規制と記者との戦い。
    書下ろし。

    第一部 飛ばし
    第二部 調査委員会
    第三部 交差する思惑
    第四部 続報

    甲府で幼児姉妹が殺害され、母親は失踪し、母親への疑惑が高まる中、取材をしていた日本新報甲府支局の南康祐は、焦りから特ダネの確認を怠り、誤報を出してしまう。

    世論やネットは大炎上し、外部からの調査委員会が発足する屈辱的な事態に。

    しかしその裏には、メディアを規制するための陰謀と黒幕が控えていた。

    メディアのあるすべき姿を追う。


    特にどんでん返しなどもなく、やや犯人が意外だったかなと。

  • もう少し簡潔に3分の2くらいでまとめてほしかったです。

  • 最初は面白かったが、後半になって登場人物が増えてからは話は分かりにくいし、テーマはボンヤリしだすし。最後まで読みはしたけども。

  • 2017_05_02-038

  • 3.5 新聞記者の話し。まずまず。

  • 2児殺害事件発生! 犯人は、消息不明の母親か? 警察、マスコミ、ネット…錯綜する情報、遠ざかる真相。若手記者・南が、新聞記者の矜持と己の野心を懸けて奔走する。現代社会を浮き彫りにする、渾身の事件小説。

    堂場瞬一の作品らしく読みやすいけれど、主人公に全く魅力がなく共感できないのには閉口した。無駄と思える描写も多く、そういうところは飛ばし読みした。事件の真相もやや拍子抜けだった。
    (C)

  • 堂場瞬一の新聞記者の小説。
    甲府で2女児の殺害事件が起きた。母親の和佳菜は行方不明。2児を主産後、離婚して複数の男性との関係もあったことがわかり、犯人は和佳菜ではないかとマスコミやネットで騒がれていた。
    新聞社、日本新報甲府支局の記者、南はこの事件を追っていたが、マスコミの過剰取材、メディアスクラムが問題となっており、ネットでも揶揄されていた。
    そんな中、南はネタ元の刑事部幹部から和佳菜が近々事情聴取を受け、逮捕されるとの情報を得る。
    信頼できるネタ元であったこと、記事の締め切りが間近だったことから、南は裏を取らずに記事を書き、朝刊にスクープ記事として掲載される。
    しかし、この情報はがせねただった。
    南は、謝罪記事を書くが、世論は収まらず、検証記事を掲載、さらには、第3者で構成する検証委員会で原因究明をすることになっていく。
    委員長は南の恩師でもある元大学教授。
    しかし、委員会が調査を進めていくうちに、このがせねたはわざと作られたものではないかとの疑惑が浮上する。
    その裏には、メディア規制を目論む、この警察官僚の代議士の存在が浮上する。
    殺害事件の犯人は誰なのか?
    なぜ、偽の情報が南に告げられたのか?
    南の名誉挽回はあるのか?

    いままでの堂場の警察小説とは切り口が異なり、面白かった。

  • 堂場瞬一の小説は暗い。
    読んでいても共感できない主人公の弱さやらがある意味、リアルな気がして、読み進めてしまう。
    ミステリーの体裁をとっているので、南をはめた理由はなんだろうな、と推理しながら読んでいったが、僕の推理は外れてしまった。
    「そこかよ」と思う。
    とはいえ、最後まで十分に楽しめた。
    新聞は何社か受けて落ちたけど、僕には勤まらない職業だな、と今さら。

  • 読み出したら止まらない面白さがある。

  • 堂場瞬一って、量産するなぁ。
    実は、量産する作家さんには親近感を覚えます。ノリと勢いでガーッて書きあげるスタイルがなんとなく俺と似てる気がして(質は段違いに俺が下だけど)。
    もうちょい時間かけて熟成させたら味わい深いもんに…、なりそうにないあたりも良く似ている(これは勝手な思い込み)。

    あまりの執筆量に追いかける方も追いつかず、読み残し多数。まあまあボチボチ読んでいきます。

    で、この作品だけど、子供殺人事件を巡って、大新聞の誤報を検証する外部有識者と、新聞経営陣、警察(政治家)、件の記事を書いた記者、それに殺人容疑者という、複数の視点から事件を追いかける展開。フーダニットも2つ(殺人者は誰か?誤報を誘導したのは誰か?)あって構成がややこしい。

    そういう、いかにもほつれそうなもつれそうな設定にも拘らず、展開はスピーディーで勢いに任せて読んでも迷子にならず楽しめる。この辺は量産で鍛えた筆の技能だろうなぁ。ところどころ荒いし、中だるみもあるんだけど、含めて堂場小説なんだろう、確かに洗練されきった堂場小説なんてねぇ(笑。

    マスコミとか2ちゃんねるとか、そういうとこのイヤな部分が書かれているが、需要があるから供給があるんだよなぁ。芸能人の不倫騒ぎやら芸能事務所の内紛やら野球賭博やら、そんなこと深く突っ込んで知りたいとも思わんし、そんな暇があったら自分のやりたいことする時間にしたいと思うけどな。

    でも、俺がくだらんと思ってる出来事をとても知りたいという人は、世の中にはたくさんいるみたい。そういう人たちの使うお金で出版社や新聞社が潤うんなら、連中はどんどん週刊誌とかを買ってもらって、出版社をもうけさせて下さい。出版社はその野次馬資金で、小説エッセイその他ほんまにオモロい本をどんどん作って下さい。よろしくお願いします。

  • 12月-6。3.0点。

  • 新聞記者が誤報を出して困る話。
    長く面倒な話。

  • マスコミの発表や警察の権力とか現実にありそうな事件になっていて考えさせられました。
    真実は私達のとこに届いてないのかな。

  • #読了。幼い姉妹の遺体が発見されるも、母親は消息不明。虐待による殺人ではないかと、マスコミはこぞって母親を捜す。新聞記者の南は警察からのリークを受け、スクープを狙うも誤報。その裏に隠された真実とは。。。新聞社でのやり取りや、記者の描写はさすが。

  • 新聞記者出身なだけにかなりリアル…。さらっと読むにはちょうどよい。

  • 良いか悪いかは別として、今時の「優しい子」の影響が
    一番出るのはこの業界なんだろうな。

全34件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堂場瞬一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×