本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784087754216
作品紹介・あらすじ
誰が将棋を殺すのか─。「人間VSコンピュータ」の熾烈な対戦。「向こう側の景色」を見るため、限界を超えて勝負に身を捧げる棋士たちの姿を描く長編小説。小説すばる新人賞作家によるシリーズ第2弾。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
人間とコンピュータの将棋対決を通じて、限界を超えた挑戦や極限の景色を求める姿が描かれています。前作の続編として、登場人物たちの成長や関係性が深く掘り下げられ、特に女流奨励会員のサラの物語が新たな展開を...
感想・レビュー・書評
-
「サラの柔らかな香車」が面白かったので続編も。
コンピュータ将棋と人間の対戦を扱っています。時代の先取り感がありますね。
物事を極限まで突き詰めると、あしたのジョーみたく真っ白になっちゃうんだよな。
20170331詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
101:「天才」だけが見ることのできる景色を求める者と、かつて見た景色を失った者と。生命を賭してその頂へ、極みへ至らんとする鍵谷のひたむきさは前作のクライマックスに通じる熱さがあったけど、概念的な話であるがゆえに、何となくおいてけぼり感があったのは残念でした。面白かったけど……という。
-
久しぶりに夢中になって読んだ。「サラの柔らかな香車」の続編である。女流の奨励会員、共同研究、コンピュータ将棋。最新の棋界の動向を織り交ぜつつ、静かな筆致ながら、表紙からは想像つかない、骨太で豊穣な物語が紡ぎ出されている。「銀の涙」を探しにでたサラのその後は?将棋の勝負の果てにあちらの世界を垣間見た鍵谷は「こちら側」に戻ってこないといけないよね?七海の鍵谷に対する思いの行方は?・・・その後の彼らの物語は必ず語られなければならない。。。著者が元奨励会であることも影響しているのであろうが、将棋が物語の道具に墜ちることなく、将棋について、そして、人間について語られるところがよい。一冊目より遙かに出来が上であり、単なるエンタメ小説を越えた文学性のある一冊である。
-
将棋を指している人たちにスポットを当てた小説で、
「サラの柔らかな香車」の続編。
将棋の知識があれば細かいところまでわかるのかもしれないけど、
むしろ将棋を通して人生とは何かを探し求めているような
感じでもあるので将棋の知識がなくても面白い。
ちなみに、前編を読んであると登場人物の変遷などもあったりで、
その変化がどうなっていくのか、というのも柱の中心。
前編では脇役だったところが主役になっており、
脇役とか主役とか関係なく、それぞれの人生が回っているんだなぁ、
と思ったりすると感慨もしばしば。
将棋が題材になってはいるけど、それ以外にも
何を自分の生活の中心に置くのか、というあたりで
面白い小説だと思う。
あと、タイトルの意味が分かると、一抹の寂しさも残ったりする。 -
サラの柔らかな香車 の続編。
前作の数年後を描いている。
皆が歳を重ね、離れたり、引き寄せられたり。
将棋に没頭するがゆえに、愛情がすれ違っていく。とても純粋な世界が描かれています。 -
装丁がイラストになってしまったのが残念…
サラは不在ですが存在感は抜群。
才能に魅せられた人、才能があるけれど大成できなかった人などなど、前作に続き天才って何だろうと考えてしまいました。
コンピュータ将棋など話題のトピックも落としこまれていて、ますます天才とはなんなのかとぐるぐるしてしまい。
実質的な主役の鍵谷が哀しいヤツ過ぎて、後味はあまり良くなかったです。
ちょっと途中が饒舌過ぎて、イマイチ入り込めませんでした。 -
「サラの柔らかな香車」続編。
今作は、サラの影響を強く受けた七海・鍵谷メインで話が進む。終盤、鬼気迫る鍵谷を支える七海の姿がつらいけど、一気読み。
ラスト、清々しいような雰囲気をまとっているけど、あまりに切ない結末。。サラは銀の涙を見つけられたのか?サラや鍵谷がまた将棋を指す姿を見たいと心から思う。。なんともやるせない。。 -
続編らしいが一作目は読んでなかったが面白かった。鍵谷さんと、白川粋くんの物語に感動。この一局は僕の命だ。この一局が人生なんだ」
-
橋本長道氏の弐作目である。
著者プロフィール
橋本長道の作品
本棚登録 :
感想 :
