十津川警部 特急「しまかぜ」で行く十五歳の伊勢神宮 (十津川警部シリーズ)
- 集英社 (2015年3月5日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784087754230
作品紹介・あらすじ
野々村は、十五歳で伊勢から東京へ移住。遷宮で湧く伊勢に七十年ぶりに帰郷し、同級生と再会。空襲で行方不明になった友人・加藤のことが話題に……。戦争の記憶が引き起こす殺人! 長編旅情ミステリー。
感想・レビュー・書評
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これは鉄道ミステリーではない。今までの西村京太郎作品として考えるとタイトルに偽りありになってしまう。
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戦時中の伊勢神宮周辺の緊迫した状況が描かれており、鉄道の楽しさや十津川警部のスマートな推理といった他の多くの作品と違って、戦争に焦点を当てたとても勉強になる本だった。
『小説で嘘を書いている』というのが、殺人の動機として成り立つのか、その真相については素直に納得できないところもあったが、戦争があったからこういう事件が起きたのだ、とにかく戦争はダメなんだ、というメッセージにも捉えられた。
戦時中に三種の神器がどのように守られたのか、八咫の鏡はどうだったのかという点まで考えたことがなかったので、天照大御神から始まった日本が戦争で終わらなかったということのすごさ、尽力した人々に思いを馳せ、特に終戦の日に読んだこともあり、とにかく感激した。
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161129
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戦中の15歳が犯した罪、まだまだまだ続く戦後70周年特集
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ちょっとサギなんじゃない?
はじめに少し「しまかぜ」のことが載ってるけど、あとは全く関係ないやん!
冗長部分も多いし、単に量産してるだけのような・・・
と、分かってても読んでしまうんだろうなぁー。
著者プロフィール
西村京太郎の作品
