宴の前

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  • 集英社 (2018年9月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784087754445

作品紹介・あらすじ

現職知事の後継者が、選挙告示前に急死。
後継候補を巡る争いに、突然名乗りを上げたオリンピックメダリスト、地元フィクサーや現職知事のスキャンダルを追う記者の思惑が交錯する。

これまで四期連続当選してきた現職県知事・安川(76歳)は、今期限りでの引退を決める。後任については副知事の白井に任せるということで内々に話がまとまっていた。しかし、選挙告示の2ヶ月前に白井が急死し、次期知事候補は白紙に戻る。一方その頃、地元出身でオリンピックメダリストの中司涼子(42歳)が、突如知事選への出馬を表明する。マニフェストに「冬季オリンピックの誘致」を打ち上げ、一気に有力候補に躍り出る。混沌した様相はさらに加速し――。

堂場 瞬一(どうば しゅんいち)
1963年生まれ。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年、野球を題材とした「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。スポーツ小説のほか、警察小説を多く手がける。「刑事の挑戦・一之瀬拓真」シリーズ、「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ、「警視庁追跡捜査係」シリーズなど、次々と人気シリーズを送り出している。ほかにメディア三部作『警察回りの夏』『蛮政の秋』『社長室の冬』、『時限捜査』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『焦土の刑事』など著書多数。

感想・レビュー・書評

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  • 得意の警察ものではないが、選挙という独特の緊張感と人間関係の絡み合いは流石の筆力。善悪というわかりやすい構図ではないのでどっち陣営に感情移入するかという点では読者によって票が割れそう。

  • 133-12-6

  • 新潟らしい県の知事選がベースになっているのだが、全然面白くない…。
    今まで読んだ彼の作品の中では最低…。
    しばらく彼の作品には手を出さないことにする。

  • 現職県知事・安川は引退を決意し、後継者誰にするか悩んでいた。地元出身のオリンピックメダリストの中司が立候補を決意する。オリンピック誘致を掲げ、中司の勢いが優勢の中、安川は、後継者を見つけることができず引退を撤回して選挙に臨む。県民が選んだのはどちらか。知事選を舞台に候補者、党の有力者、新聞記者、選挙参謀、利権者様々なやりとり、駆け引きが味わえた。記者が権力を手に入れたと勘違いしてしまうこと、地方紙のルールというもの、記者がメッセンジャーになるというところは、小説なのでオーバーに書かれているとしても、堂場さん自身が少々でも感じたところがあるのかしら。利権に絡んだり、どうなの? っていう人もいたけれど、悪の中の悪っていう人はいなくて、それぞれ正義や人間味もあったりして、実際こんなやりとりあるんだろうなあ、と。

  • 知事選挙の話。中司有利で進んでいたものの、読み進めるうちに多分落選するのだろうなと思っていたので結果はやはり、といったところだった。組織の力の不気味さを感じる。また、新聞と権力との関係についても後味悪いものがあった。ラストで、県政の継続性の観点から中司は後継者指名の誘いを受けていたが、どうなるのだろうか。なんとなく不穏な終わり方だった。続きものなのだろうか?

  • 結末が想像と違って最後まで気が抜けなかったです。

  • シリーズ物でなく警察ものでも、スポーツものでもない作品。記者も出てくるが主体ではない。選挙の裏側を描く話でまあまあ面白かった。でも、選挙が舞台の話としては、ちょっと前に読んだドラマにもなった真山仁さんの「当確師」の方が面白かった。舞台は新潟っぽい。最後は、う~ん、あんまり好きじゃないなあ、こういう終わり方は・・・

  • めっちゃ面白かった。自分がその場にいるようだった。
    選挙結果知りたさに、何回、後ろのページを先に読もうとしたことか!(笑)
    これを書き下ろしで書くなんて、すごいエネルギッシュ!
    選挙だけではなく、賄賂や五輪、新聞社の中まで突っ込んでくる!これもエネルギッシュ!!(笑)

    で。
    ここって、新潟県ですよね?県庁や市役所の立地条件や、県内の様子、昔からの繁華街が「新町」って、それは「古町」じゃないですか!(笑)
    地元新聞も「民報」って「日報」だし!(笑)

    「雪虫」は「新潟県」だと明記してますが、堂場さん!新潟でお会いしとうございます(笑)

  • 選挙の裏側、進め方などが見える内容だが、読み終わったにも関わらず、この後どうなっていくのかと読み終えた気がしない終わり方。
    続くのかな…

  • 41選挙の裏側が少しは分かるかな。純粋な思いと打算と、これが選挙、と言う入り口は見えたかな。

  • 特にもりあがりもなし。

  • 70歳オーバー現市長推薦候補者(?)とアラフォー元オリンピックメダル女子選手による市長選挙のお話。
    若さか?実績か?人気だけで当選できる世界・・・?と思われがちだけど・・・そこのとこどうなのがわかります。

    堂場氏は政治のお話もとっても読みやすく仕上げております。
    さすがです。

  • 女性冬季オリンピックメダリストVS(いったん引退表明をしたがやむに止まれずそれを撤回した)現職知事の選挙選を描く。後継者の急死、代替候補選びのゴタゴタ、そして知事の汚職の噂…。固唾を呑んで見守った選挙の結果はいかに、とはならずに平板に流れたストーリー。残念!

  • 2018_10_23-126

  • 知事選挙を題材にした作品で、物語は現職知事の安川と冬季オリンピック銅メダリスト中司による選挙戦、特に現職陣営の後継候補選出の混乱ぷり、そして一方では、現職知事を裏で支える県の地方新聞社の視点から描かれている。
    水面下でのドロドロした政治のやりとり、特に告示前までが中心で、まさに「宴の前」というタイトルのとおりの作品になっている。
    ただ、投票日以降のシーンが触れる程度しか書かれていないため、終盤がアッサリしすぎているのが物足りなく感じた。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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