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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784087754568
作品紹介・あらすじ
特攻隊員の妻の命を懸けた叫びが、75年後の殺人者を呼び覚ます!?
旅行作家の菊地文彦が、東京の自宅で刺殺された。直前に岩手県の宮古へ取材に行ったことが判明。捜索にあたる十津川警部は、相棒の亀井刑事と宮古へ向かう。菊地が訪れた姫川村の寺で、砕かれた石碑に“列"という刻字を見つける。東日本大震災で破損しただけでなく、故意に粉砕したと感じた十津川は、石碑の由来を調べ始める。第二次大戦の特攻作戦に繋がると睨んで鹿児島へ飛ぶが……。特攻隊員の妻の命の叫びが、現代の殺人を呼んだ!? 岩手と鹿児島を舞台に描く戦争&旅情ミステリー。書き下ろし。
感想・レビュー・書評
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戦争の経験から、新たな推理が生まれる。
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2022年1月31日
特攻隊の置かれている位置が少しわかった。狂った時代。いいように歪めた軍事勅諭、世間をがんじがらめにするのは日本という国のお得意だ。
妻を蹴り顔を殴って血まみれにさせたのは妻の命を守るためだったとは。
互いの命だけを守ろうとする心、切羽詰まった中での捨て身の判断。恐ろしい時代だ。
現人神の存在、そのために死ぬという意味づけにまとめている。これが唯一の救いなのだろう。
永遠の0を思い出す内容だった。
ところで、いくら殺人事件でも警察がこんな捜査することは無理なんじゃない?
著者プロフィール
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