グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン

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  • 集英社 (2021年4月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784087754575

作品紹介・あらすじ

古書店を営む四世代の大家族が活躍する、人気の「東京バンドワゴンシリーズ」第16弾。
4年ぶりの番外長編の舞台は、藍子とマードックが暮らすイギリス!

失われた絵と、あなたを取り戻すために――。
高校を卒業したばかりの堀田研人が率いるバンド〈TOKYO BANDWAGON〉が、ひょんなことからイギリスのスタジオでフルアルバムのレコーディングを行うことになった。我南人の引率で、藍子とマードックが暮らす家を訪れた一行。しかし、滞在中にマードックの姿が消えて……!? 東京の堀田家と現地の仲間たち総動員で、不可解な「誘拐」と「美術品盗難」の謎に迫る。

堀田家の「LOVE」は国境を越えて。大人気シリーズ第16弾!


【著者略歴】
小路幸也 (しょうじ・ゆきや)
北海道生まれ。広告制作会社退社後、執筆活動へ。2002年、『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。代表作「東京バンドワゴン」シリーズをはじめ、「旅者の歌」「札幌アンダーソング」「国道食堂」シリーズなど著書多数。

感想・レビュー・書評

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  • イギリスに行ってもLOVEだねぇ〜は健在で、とっても良いストーリーでした。

    個人的にまた登場してほしい登場人物が増えました!またどこかのシリーズで会えることを楽しみにしていようと思います。

  • 第16弾。ブクログで紹介されてた!
    私の好きなアート関連。そういえば、藍子もマードックさんも画家なんだから、こんな話題があってもよさそうだったのに、あまり気にしていなかった。

    マードックさんにあらぬ疑いがかけられ、任意同行。その後、行方が分からず・・。研人らバンドメンバーと我南人も巻き込んで大騒ぎ。どんな事情があっても連絡なしっていうのは気が気じゃないだろう。彼らにも救いたい人がいたというのは事実。よかったのか、悪かったのか。

  • 小路さんのライフワーク的作品の最新作

  • シリーズ16作目。最新作にやっと追いついた!
    研人たちのバンド「TOKYO BANDWAGON」がイギリスのキースさんのスタジオでレコーディングするためにマードックさんの実家に長期滞在。イギリスでも相変わらず事件に巻き込まれ…という流れ。
    高校を卒業したばかりの18歳でイギリスでレコーディングとはなんとも贅沢。久しぶりにマードック&藍子夫妻と研人たちが実際に会えて良かった。

    サチさんが見えて話せるというジュン・ヤマノウエは今後もまたどこかで登場しそう。

  • 小路幸也さんの『東京バンドワゴン』は2006年から毎年、発刊されている人気シリーズ。
    文庫が翌年に発刊されていることからもその人気が伺える。

    文庫化は通常2~3年と言われている。
    人気作家さんほど文庫化が早いようで…

    この人気シリーズを私が読み始めたのは2013年。
    シリーズスタートから7年目のこと。

    それまで小路幸也さんを知らなかった私…(汗)
    ブクログでフォローしていた方のレビューで知ってなんて面白そうなの~!と読み始、めたのがきっかけ。


    東京バンドワゴンシリーズ第16弾
    単行本は2021年、文庫本は2022年発刊。

    今回は番外長編。
    舞台は東京下町からイギリスへ。

    研人のバンド「TOKYO BANDWAGON」がレコーディングのためにイギリスへ。
    我南人はその引率という名目で。
    イギリスでは藍子の家でお世話になるつもりが、藍子の夫マードックが行方不明に。

    どんな問題がおころうとも堀田家なら大丈夫!
    東京とイギリスを結んで事件解決へ。
    そこにはやっぱり「LOVE」が~!

    「LOVE」は国境を超えるのだー(笑)

  • (2021/10/21読了)
    東京バンドワゴンシリーズの何作目になるのかな?
    このシリーズといえば、サチさんのご挨拶から始まり、次いでそれぞれ季節の話が朝食のゴタゴタからはじまる。
    それが今回は全然違います。違ってていい!イイです!
    前に読んだシリーズの感想にも書いたけど、あの感じに辟易していました。でも、シリーズが出たら読みたくなるし。今回はとても読みやすいです。
    話の建て方は変わっても、読後、気持ち温かくなるのは変わりません。
    舞台がイギリスなので、いつもの登場人物は限られてしまうし、また相関図が大きくなるの〜っな感じで新しい仲間も増えてるけど、全然苦にはならなかったです。
    次はどんな形になるのか、楽しみになりました。

  • また堀田家の皆さんとお会い出来ました。
    もう、親戚かなにかと思えるほど身近に感じている堀田家。
    研人君たちのバンドのレコーディングをロンドンでするという事で、我南人、研人、甘利君、渡辺君の4人旅です。
    場所は違っても、事件に巻き込まれそれを人脈の広い堀田家の人々が関わって解決していく痛快さはいつも通りでした。
    このシリーズ大好きです。

  • 毎回、もういいかなぁ…と思いながら読んでます。

  • シリーズを読んできているから、キャラの成長が楽しいし、毎回のドタバタ劇も面白くはある。大団円は約束されているから、安心して読める。でも、著者の解決方法は釈然としない。主人公サイドには悪い話ではないのだが、結局「権力」頼みでお友達優先かよ、と。なんでもきっちりと「正しく」裁け、と言いたいわけではないし、それがいいとも思ってはいないのだが。

  • 番外編長編。
    通常版であるサチさんの語りや四季の移り変わりがあまり感じられないところは淋しい。

    けれど、舞台は日本からイギリスへ。
    マードックさん誘拐とどうなることかと思ったけれど、研人とサチさん、安定?の我南人さんの活躍で無事解決で良かった。
    マードックさんも藍子さんにも久々に会えて嬉しい。

  • 定番のなくてはならない物語。楽しめました。

  • 今回は番外編。研人たちがバンドの仕事で藍子たちの住むイギリスへ、そこで絵画に絡む犯罪に巻き込まれて奮闘する通常よりややスケールが大きい話でした。今回はいつも語り手のサチが大活躍します。

  • 東京バンドワゴン第16弾の番外長編
    イギリスにレコーディングに行った研人達が巻き込まれる絵画をめくる陰謀(?)
    体調は優れないけど眠れないという状況を紛らわせていただきました。

  • 以前は、寅さん的な我南人だったが、最近は、かなり活躍するなぁ。

  • 2021/11/6
    イギリスでサチさんが大活躍。
    幽霊なのに!
    どこでも行けて羨ましい。
    バンドの方の東京バンドワゴン、売れちゃうんだろうなぁ。
    登場人物が増えすぎて、今回青ちゃんとすずみさん居た?ってなってたね。
    おじいちゃんもあんま出番なかった。寂しい。

  • 研人たちがイギリスでアルバムのレコーディングを行うことに。しかし、藍子の家に滞在中、マードックの姿が消えて…。東京の堀田家と現地の仲間たち総動員で、異国の地で謎に挑む! 「東京バンドワゴン」シリーズ、番外長編。

    タイトルはエルトン・ジョンなんだ。グッバイなんていうからちょっと心配しちゃったよ。
    あり得ないほどの奇想天外な内容だけど面白かった。

  • シリーズ第16弾!
    回を追うごとに物語が広がっていのは十分分かるが、登場人物も段々増えていき、名前と関係性を覚えるのがだいぶんキツくなってきた(汗)

    今回の舞台はイギリス。
    お久しぶりの藍子さんとマードックさん!
    でも、彼をめぐって事件勃発。
    遠いイギリスでも、東京の堀田ファミリーがサクサク解決か⁈

  • おなじみシリーズの今回は番外編。藍子さんとマードックさんの暮らすイギリスが舞台。
    相変わらずのノリではあるんですが・・・さすがにちょっと飽きてきたかも。シリーズ重ねるごとに堀田家の人脈がもうえらいことに。みなさん欠点がおよそないような人たちなのに加えて各界の大物揃い。さらに今回に至っては「サチさんとノーリスクでコミュニケート可能」という新たなチートな人物まで。そうきたか。
    なんだろう?もう国家転覆レベルの危機も堀田家が乗りだしたら大概どうにかできるのではないだろうか?
    だんだん収集がつかなくなってきているような気がするんだけど。。

  • 番外長編の舞台は、藍子とマードックが暮らすイギリス!
    わりとミステリー!w

    それにしても、サチさん!便利過ぎっ!!www

  • 堀田家にまたまた事件の影が!
    今回はイギリス、オックスフォードで、美術界の傑作絡みで。

    実に安心して読める、だけどワクワクして楽しんで読めるシリーズ。

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著者プロフィール

一九六一年旭川市生まれ。札幌の広告制作会社に14年勤務。退社後執筆活動へ。
二〇〇三年『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』(講談社)でデビュー。著書に『HEARTBEAT』(東京創元社)、『東京公園』(新潮社)、『東京バンドワゴン』シリーズ(集英社)など。ほかに『うたうひと』(祥伝社)、『空へ向かう花』(講談社)、『brother sun 早坂家のこと』(徳間書店)などがある。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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