- 集英社 (2021年12月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784087754605
作品紹介・あらすじ
私が救ったのは、天使か、悪魔か――。
殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。
婚約者を殺された救急医の秋穂は、深い悲しみを抱えながらもなんとか職場に復帰をしたところだった。
そこに運ばれてきたのは、交通事故で重傷を負った美少年・涼介。
無事、命を救うことができたが、手術室を出た秋穂に刑事が告げる。
「彼は『真夜中の解体魔』だ」と――。
涼介に復讐しようとする秋穂に、涼介は綺麗な涙を流しながら訴える。
「僕は罠にかけられただけなんです」と――。
無実に思える証拠を見せられた秋穂は、ためらいながらも涼介と真犯人を探すことになるが……。
涼介は真犯人に操られた哀れな人形(マリオネット)なのか、それとも周囲を操る冷酷な人形遣いなのか。
衝撃のクライマックスに、きっとあなたは絶叫する。
知念実希人が贈る、究極のクライムサスペンス。
【プロフィール】
知念実希人(ちねん・みきと)
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年には『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーとなる。18年『崩れる脳を抱きしめて』、19年『ひとつむぎの手』、20年『ムゲンのi(上・下)』と本屋大賞に3年連続でノミネートされる。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』『硝子の塔の殺人』など著書多数。
みんなの感想まとめ
緊迫感あふれる展開の中で、主人公の救急医が婚約者の死を受け入れられずに苦悩する姿が描かれています。彼女が救った美少年が、連続殺人犯「真夜中の解体魔」とされる中、真実を追求しようとする過程がスリリングに...
感想・レビュー・書評
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小松秋穂31歳は救急医です。
石田涼介という中性的な美しい少年がバイクの事故で救急搬送されてきます。
そこへ、警視庁捜査一課の殺人班の美濃部と深川署の倉敷という二人の刑事がやってきて、涼介こそが世間を騒がせている三人を殺して解体した連続殺人犯『真夜中の解体魔』であるといいます。
なんと、秋穂のひそかに婚約していた医師の荒巻一輝も『真夜中の解体魔』に殺され婚約指輪をしていた左手の薬指を持ち去られていました。
秋穂はひそかに涼介を自分の手で毒殺しようとしますが、それに気が付いた涼介が「殺してもいいが自分は犯人ではない」と言い、秋穂も涼介が犯人ではないことを徐々に確信していきます。
涼介の為と、自分が亡き婚約者への本当の復讐をする為に真犯人を涼介とともに探し出そうとします。
涼介は秋穂のことを「ママと同じように特別な人だ」と言い出します。
まず、涼介の恋人の雪絵が殺された時間の涼介のアリバイがみつかりますが、証明できる人物は殺されてしまい…。
真犯人が見つかりそうになる度に「やっぱりあいつが犯人だ!」と何度も思い、二転三転し、作者の見事な手腕に騙されました。
最後の結末はなんだか、消化不良をおこしたみたいで、眩暈がするような後味でした。 -
涼介はバラバラ殺人事件の犯人なのか、冤罪なのか。
気になって気になって…あっという間に読み終えた。
面白かったけど、人間不信になってしまいそう。
犯罪者の思考って、こんな感じなのかもしれない。 -
そりゃないよ、の一冊。
知念さんはつくづく時間を奪うのが巧い。
今作も緊迫感いっぱいで始まる展開から時間を奪われ一気読み。
真夜中に死体を解体する殺人鬼、その名も真夜中の解体魔。
主人公の女医の婚約者もその魔の餌食になった。
そこに現れた美少年。
彼は何者?
一体自分は誰のために何のために…と迷い翻弄されていく女医に共に翻弄されるほど。
そしてこの美少年の言葉がサブイボたつレベルだわと思いながらも楽しみに迎えた終盤の緊迫感いっぱい、心拍数上がる展開。
糸を引く操り魔は一体誰⁇からの一気に押し寄せる疲労感。
そりゃないよ…。-
くるたんさん。おはようございます♪
ちょうど図書館で順番がきていたので、くるたんさんのレビュー熟読してしまいました。
「そりゃないよ...くるたんさん。おはようございます♪
ちょうど図書館で順番がきていたので、くるたんさんのレビュー熟読してしまいました。
「そりゃないよ」って一体どういう意味????
面白くないのだろうか?と思ってしまいましたが、確かに「そりゃないよ」な結末でした。疲労感ありましたね(^^;2022/04/03 -
まことさん♪おはようございます♪
読んだ方だけがわかるネタバレギリギリのレビューですよねw
ほんと、ここまで来たと思ったら…まことさん♪おはようございます♪
読んだ方だけがわかるネタバレギリギリのレビューですよねw
ほんと、ここまで来たと思ったら…2022/04/03
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2025年突入の1冊目、「真夜中のマリオネット」
飽きることなくスラスラ読了(^ ^)
めちゃくちゃおもしろかった!『真夜中の解体魔』が誰なのか謎めいたまま進んで、最後でやっぱりか!!!みたいな感じで終わりました。ちょっと腑に落ちないところもあったので星5まではいかず4にしました。 -
シュレーディンガーの猫。
こういうことですね。
著者は医師なので《理系の頭脳を持った作家》さん。
こんなことを作中に盛り込めるのはさすがです。
よく練り込まれていたけれど、
最後は
おおそうきたか!
まじか!
やられた!
という想定外の展開に驚かされるというのではなく
ちょっと辻褄合わせのような無理矢理感がありました。
シュレーディンガーの猫そのものでした。
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誰かに後を追われているような緊張感を持って読み進めることができました。残り数ページしかないのに、きちんと話は終わるのだろうかというくらい、結論は最後の最後。
涼介とやらの顔を見てみたいです。実際にそんな人がいるだろうかと笑ってしまいました。
2時間ドラマを観ているようでした。
2022,1/20-23 -
取り敢えずイッキ読みです。
最後の最後でドンデン返しが有るのですが、ワクワク感も無かったです。
「真夜中のマリオネット」操っていたのはアナタだったのね。 -
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【硝子の塔の殺人】がハマりすぎて買ってみたけど、期待しすぎたかな
でもどちらも全然違うテイストのミステリーだから普通に面白くて一気読み。
コイツかコイツが犯人だろうの疑いはある意味パーフェクトで当たってたけど、エピローグで動機というかなんというか?後味悪!
色々感想書きたいけど、気になってる人には何も知らないまま読んでほしい
面白かった✩ -
ラストで僅かに感じて違和感は無くなりました。
衝撃の結末ですね。
本当の犯人は誰なのか。
最後まで考えさせられましたね。 -
連続殺人事件の容疑者である美少年と、彼を疑いつつも真相を追う女医のクライムサスペンス。
少年は天使か、悪魔か。
残忍な連続殺人鬼は一体誰なのか。
最初から最後まで怒涛の展開でした!
スピーディーでスリリング。オセロのように白から黒、黒から白へと翻弄され続けました。
ただ少し雑な印象を受けたのと、主人公の女医さんに感情移入しきれなかったのが残念でした。
精巧に作られた人形のように端整な顔をした少年と美人救急医という設定だし、映像化もありえるかも(笑) -
※
誰が犯人で誰が操り人形なのか、
二転三転しながら明らかにされる情報に
真っ黒な疑惑は次第にグレーへ変わり、
塗り替えられて刻々と移ろう。
絶望の淵からようやく一歩踏み出した、
主人公が掴んだと思った真相は正しかったのか。
ラスト一行まで惑わされ続けました。
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芸術品のような美しい容貌。
持てる武器を最大限に活かして生きる少年。
彼は悪魔か天使か。
翻弄され、狂わされて辿り着いたのは
天国か地獄か。 -
話はとてもおもしろくてサクサク読んでしまったけど、ちょっとリアリティに欠けるというか…絶世の美少年と彼の命を救った美人救命医の会話もドラマのセリフのようで大袈裟な感じがしてしまった。ラストはそうなるよな~というやりきれない小説ならではの終わり方だったけど、現実ではアウトでしょ!
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主人公は救命救急の医師で搬送されてきた美少年が実は猟奇殺人犯なのだという。って、ところからのお話です。結末はある程度読めるという感じ。作家さん自身が医師免許を持ったお医者さんなのだとか⋯⋯。どおりで医療系の作品が多いと思った。
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感想
助けた男は犯人なのか、犯人ではないのか?天秤が触れる中、最後にどんでん返し継ぐ、どんでん返し!
あらすじ
秋穂は救命医として働いている。恋人だった指導医の荒巻を失い、療養していたが、最近復職したばかりだ。そこに石田という若い男が救急搬送されてきて、命を助ける。警察は彼の身柄の引き渡しを要求する。彼が1年以上捕まっていない連続殺人犯の真夜中の解体魔だと警察は主張する。恋人だった荒巻はまさに解体魔の被害者だったのだ。
秋穂は石田を殺そうとするができず、彼の話を聞く。彼によれば、犯人は別にいて、自分は嵌められたと言う。秋穂は真相を探るべく、事件について調べ始める。
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著者プロフィール
知念実希人の作品

たしかに二転三転、知念さん、最後まで惹きつけるのうまかったですよね。
女医の行動もちょっとはちゃめちゃ、それゃないよ〜と言...
たしかに二転三転、知念さん、最後まで惹きつけるのうまかったですよね。
女医の行動もちょっとはちゃめちゃ、それゃないよ〜と言いたくなりましたよw
硝子の塔とはガラッと変わった作品でしたね〜^^;
「硝子の塔」は全身全霊で書いたってかんじでしたが、この作品は「ちょっと書いちゃいいました~」って感じがしました。
美...
「硝子の塔」は全身全霊で書いたってかんじでしたが、この作品は「ちょっと書いちゃいいました~」って感じがしました。
美濃部と倉敷のやりとりなんかは、ちょっと興奮したんですけどね!
女医さんあのあと、一体どうしてるんでしょうね。