マスカレード・ゲーム

著者 :
  • 集英社
4.24
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本棚登録 : 2655
感想 : 100
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087754612

作品紹介・あらすじ

解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。捜査によって判明した共通点は、その殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた人間であることだった。
刑事・新田、再びホテル・コルテシアへ――。
累計470万部突破シリーズ最新作、発売決定!

【著者略歴】
東野圭吾 ひがしの・けいご
1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞と第6回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。19年に第1回野間出版文化賞を受賞。『分身』『白夜行』『幻夜』『黒笑小説』『マスカレード・ホテル』『マスカレード・イブ』『マスカレード・ナイト』『白鳥とコウモリ』『透明な螺旋』など著書多数。

感想・レビュー・書評

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  • 四年半ぶりのホテル・コルテシア東京。
    懐かしい~~!

    ある殺人事件を追っていくうちに、奇妙なことが判明します。
    全く別の二つの事件との繋がりが見え隠れし始めたのです。
    三つの事件の被害者遺族たちが、同じ日・同じ場所に集まるという。

    それは、“クリスマスイヴ の ホテル・コルテシア東京”
    もう「待ってました!」と拍手するしかないです。

    新田浩介 警部、ロサンゼルス勤務の山岸尚美。
    前作でいい味を出していた 能勢 警部補。
    今回は、ちょっと癖のある女性が二人登場して
    さらに わくわくドキドキ感を盛り上げてくれます。

    東野さんが一貫して疑問を呈する 罪に対する罰の妥当性。
    マスカレードシリーズではないけれど
    『さまよう刃』は、少年法で裁かれない犯人に対して
    被害者の父親が自ら立ち向かうという衝撃の物語でした。
    この作品では、理不尽な刑に対して憤る遺族たちが
    犯罪者に対して何を求めているかが描かれています。

    憎しみなんて、人生にとって何の足しにもならない。
    そう分かっていても、心の整理をつけることができない
    身内を殺害された遺族たちの無念。
    新田浩介は、この事件にどのように終止符を打つのか。

    重いテーマを、軽やかに、彩り豊かに綴り上げたこの作品。
    底を流れる東野圭吾さんの温かい目に気持ちが救われます。
    そして、結末にびっくり!
    えっ、ホントに?
    大満足の第四弾でした。

  • マスカレードシリーズ4作目

    安定の面白さ、読みやすさで
    あっという間に読めました


    これだけ沢山の作品を書き上げ
    シリーズ化してるものも多く
    どれも面白い。


    ホントに東野圭吾さんはすごいですね


    今回は複数の事件が起き
    またあのホテルで事件が起きようとしてると言う内容

    新キャラにヤキモキさせられながらも
    それがまた面白い


    ラストはなるほどねーという終わり方

    これで終わるか、
    まだ続ける…か??

  • 東野圭吾さんの人気シリーズの最新作!!二度あることは三度あるということ今作も新田さんがホテル・コルテシア東京で潜入捜査に!!

    三度目のパターンやのにしっかりと読み応えのある作品で逆に待ってましたの新田&山岸ペアの活躍ぶりで劇場版コナン並みに安心して読める安定の面白さで読後感も大満足でした!

    新田&山岸ペアのコンビネーション  ★★★★★
    コルテシア東京に行きたくなる    ★★★★★
    東野圭吾さんらしい救いようがないような世界に小さな光を灯す人間ドラマ          ★★★★★

  • マスカレードシリーズ4作目。
    個人的にこのシリーズはあまり好きではないのだけれど、出ればやはり読んでしまう。
    都内で起きた3件の刺殺事件。
    それぞれ別の係が担当されていたが、被害者の3人が過去に事件を起こしていたことから、合同捜査に。
    以前被害者が起こした事件の被害者遺族が揃って、クリスマスイブのホテルコルテシアに集結する情報を掴んだ警察は再び新田たちの潜入捜査を命じる。
    前作から結構間も空いているので、ホテルの従業員も変わって、今回は山岸の登場機会はないのかと思っていたら、ちゃんとアメリカから戻ってくる。
    これまでは警察の捜査方針とホテルのお客様ファーストが衝突の原因だったが、今作から登場する新田と同じ捜査一課の女性警部・梓が無謀な捜査に走る。
    なぜ容疑者になる得る人たちが、ホテルコルテシアに集まったのか理由もなかなか明らかにならないし、事件の真相も後半になるまで全く読めず、どんな展開になるのか、楽しみと言えば楽しみだったが、何だか登場人物が多すぎて、途中までは話に没頭出来なかった。
    真実が明らかになれば、他のガリレオシリーズなどと同じように悲しい過去に繋がっていき、展開はこれまでのマスカレードシリーズとはちょっと違うようなラストだった気がする。
    このシリーズがまだ続くか分からないが、一旦今作で一区切り。
    どうしても木村拓哉と長澤まさみのイメージになってしまうので、原作ファンとしては小説本来の面白さの原点に戻ってもらいたいと思う。

  • 本作もミスリードが巧みで、一筋縄ではいかない犯人探し。真相は予想をはるかに上回っていた。再々度コルテシアが“選ばれた”理由にも納得。締め方も粋だが、このシリーズはこれで終わりかと思うとちょっと寂しい。

  • 殺人事件が立て続けに起きる!?
    ナイフで刺され死亡した3人にはある共通点がある。

    ・過去に人を殺してしまった
    ・刑罰が軽かった


    当初、別々に捜査していた事件は一つの場所に結集する!

    【ホテルコルテシア】

    三度、殺人事件にホテルは巻き込まれ、さらに彼らが帰ってくる!

    待望のマスカレードシリーズ!!!!!




    罪に対する罰の軽さ
    刑法39条
    少年犯罪
    殺人者は嘘をつけるが殺された人は喋れない
    法廷と弁護士は正義を履行する機関ではない

    著者が過去作品でも取り上げている題材ではあるが、歳を取れば取るほど刑罰の仕組みには納得がいかない!

    殺人犯の更生に期待する制度には死んでしまった被害者やその遺族には全くの配慮がなされていない。
    殺人犯の人権やプライバシーは守らなければならないのか?

    守る前提の考えではなく、そもそもの必要性から考えてほしいと思います。



    しかし、マスカレードシリーズも4作品目、最初の展開では『これ、前にやんなかった?』と思っちゃいました・・・

    最後の展開を見ると、今後続く可能性も...

  • 今回も期待を裏切らない面白さ。途中までありふれた◯◯殺人かと思ったがあにはからんや……。ラスト、ちょっぴり寂しい。

  • 一瞬で読めたー!
    マスカレードシリーズって設定難しいと思うけど、前作とは全く異なる事件。

    新田さんステキになったなぁ。ホテルマンとして。

    尚美さんとのコンビもステキや。
    そして、終わり方!上手い!
    次回も楽しみすぎるー!

  • あのペアにもう一度会える!!
    と大興奮で読みました。
    最後まで読めない展開もさすが。

    オチが、とにかくオチが最高なので、
    全人類みんな読んでほしい。

  • マスカレード・シリーズ4
    最新刊

    潜入捜査に手馴れた新田警部とホテル・ウーマン山岸尚美の名コンビ3度目の復活

    そこに新進気鋭の女性刑事梓警部が絡み、捜査方針とホテル側の方針がまたもや対立

    相変わらずの緊張感と面白さ

    完全にキムタクと長澤まさみのイメージで読んでしまいますね

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

「2021年 『時生 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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