キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン (東京バンドワゴン)

  • 集英社 (2024年4月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784087754681

作品紹介・あらすじ

愛を歌って、生きていく。
新たな門出や、新たな生命(いのち)。堀田家のラブ&ピースはまだまだ続く!
いつにも増して「LOVE」にあふれた大人気シリーズ第19弾!

人気アイドルグループ〈カラーナンバー7〉の新曲を研人が手がけることに。なぜか堀田家にメンバーが来て作業を進めるという流れで……。堀田家全体が浮足立つなか〈東亰バンドワゴン〉の隣地への〈クリエイターズ・ビレッジ〉の準備は進んでいく。そして、夏に迫る堀田家の新たな生命(いのち)の誕生や結婚式!
今年も堀田家は賑やかで温かで、「LOVE」に包まれている。


【著者プロフィール】
小路幸也 (しょうじ・ゆきや)
北海道生まれ。広告制作会社退社後、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。代表作「東京バンドワゴン」シリーズをはじめ、「旅者の歌」「札幌アンダーソング」「国道食堂」「花咲小路」シリーズなど著書多数。

感想・レビュー・書評

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  • 第19弾。大好きなシリーズだったが1年以上空いてしまった(汗)

    春夏秋冬、いや秋冬春夏。にぎやかな堀田家。久しぶりに読んだけれど、研人の仕事の幅は広がっているし、相変わらずのっかり上手(笑)
    どのお話もすっきり終わる(解決する)わけではないところが日常っぽさなのかな。

  • 東京バンドワゴン新作、毎年春の風物詩です。
    サチさんの家族紹介から、朝食のやりとりなどお馴染みのシーンから堀田家の面々を思い出していく。
    マンネリ感はあるのだけど、堀田家に戻って来たなぁと嬉しくなる。
    ついに勘一が長生きしている意味であった花陽の花嫁姿を見る事ができた。でも次の欲が出てきた発言にニヤニヤさせられた。
    その後、勘一とサチの成り立っていない会話でも、心が通じているように感じられ暖かい気持ちになる。
    周りの人達が遠くから少しずつ居なくなってしまい、不穏な空気も感じられる。
    新しい命の誕生があるのだから当たり前だけど、身近な人も居なくなっていくのかな。
    長く続くシリーズの醍醐味でもあるね。

  • 大家族って素敵だな。
    みんながそれぞれを思いやり、愛情という形のないもので繋がる。LOVEがいっぱい。
    情という字は心と青で出来ている。
    それは心が澄み切って底が見えるような偽りのない本当の心という意味なんだそうです。相手を思う心。どこにも濁りのない偽りのない本当の心で愛するからこそ愛情が生まれる。
    東京バンドワゴンのシリーズは春夏秋冬の4編からなり、季節ごとにその終わりの部分にサチさんによるとても良いまとめが収められている。
    万事解決。それもみんなが幸せになる方向で進んでいる。いつも安心して読める。
    最新刊を読み終わってしまったからまた当分待つんだろうけれど、待ってるよっ‼︎

  • 今作も堀田家愛に溢れていました。
    後半の花陽の挨拶では思わず涙腺が…
    1作目から読んでいると、もう気分は親戚のおばちゃんみたい!

  • <億>
    いつもの様に巻頭の人物相関図に続いて例の幽霊お婆さんの登場人物紹介が始まる。いつの頃からか この(研人の)曾祖母による人物紹介の中身は もしかすると毎回同じことを書いているのではないかと思ったりする。前の巻を読み直す様な暇は無いので綿密なチェックまではしないがそういう気がする。そしてなんとその紹介だけでのっけの 22ページも費やしているのだった!小路君こりゃぁ毎回楽な執筆仕事だなぁー(笑)

    そしてその後はこれまたいつもお決まりの登場人物ほぼ全員による朝食風景。食べ始めると誰が何をしゃべっているか分からないト書きの連続が2ページくらい続く。数年前までは誰がしゃべっているのかを僕は理解できるまで読み返していたがもうやめた。それが分かったところで何がどうなるってわけでもない事に気づいたのであった。ここまででトータル35ページ。短編小説一個くらいにはなるのでは。ああやっぱ楽な執筆だね小路君(大笑い)。

    僕はこのビートルズ曲題名をづっと ”Can't by me love” だと思っていた。耳で聴いても分からない英語は調べる事もあるが この題名は聴けば単語が頭に浮かんで来たのが僕が長い間勘違いし続けていた理由だろう。まあその後に続く曲の歌詞が理解出来れば題名の間違いにも気づいたのかもしれないが,そんなの僕に出来るわけも無くw。またレコードも直接手に取った事も無かったし歌詞の翻訳も見たことが無かったのだ。

    今回 だが待てよ と思い 調べたら 文節としてネットに載っていたのは 別にビートルズの曲ではなくても buy しかなかった。 by での意味は 私は愛せない。 buy だと もちろん 愛は買えない である。全然ちがう。いや ポールさん 僕が悪かった長い間 誠にすまなかった。

    唐突だけど「こちらがトイレになります」などの様に 「・・・になります」を謙譲語のつもりで使っている例を最近僕はかなり気にしている。とても違和感を感じるからだ。「こちらがトイレでございます」でいいではないか。でも ございます はちょっと恥ずかしくて使いづらいので ・・・になります を使っているのだ。 だが 前出の例文において,じゃあトイレになる前は一体なんだったんだ,台所か風呂か居間だったんか! などと僕は思ってしまう。

    こういう云い方をする輩は若者に多いが 最近は年配の方も使っているのを見かける。やれやれである。本書140ページにある。「お正月ですから朝ごはんはお雑煮におせち料理になります。」これは良い。いつもと違う種類の料理に なる のだから。作家 小路は僕と近い年齢なので 間違った ・・になります,は使わないけど中には使ってる作家もいると思う。例えば「全然」を肯定形に使う様になってしまったみたいに言葉はこうやって変わっていくのだろうなぁ。仕方が無いが ・・・になりますの件 はかなり残念だ。

    ところで実は僕の息子の名前は「けんと」という。字は「 研人」ではないが 僕が自分で考えて付けた名前だ。今回の物語にはとにかくこの 研人 の登場する場面がとても多くて 読んでる僕はそのたびに頭の中で けんと と暗唱を繰り返す。そのうちなんだか段々と息子の名前を読むのがめんどくさくなって来てしまった。それで僕のそういう心境をこうやって書いてみようと思ったものだった。私事ですまぬ。

    その研人は今巻では20歳である。2006年に最初の巻が出た東京バンドワゴンシリーズにおける登場人物の年齢推移がやけに気になったのでダメもとでAIに訊いてみた。
    【以下 ー・・・ー は Google AIによる返答】 ー小路幸也による小説『東京バンドワゴン』の主人公である堀田勘一は、シリーズ第19弾『キャント・バイ・ミー・ラブ』では90歳を迎えます。1年に1冊新刊が刊行されるため、登場人物も年を重ねていくのが特徴です。ー

    ということは研人は今から18年前の最初の物語では2歳!? イヤ絶対に違う。勘一だって最初(90-18の)72歳だったっけ?何か記憶だと我南人は最初から還暦越えていたぞ。その父である勘一72歳じゃ計算全然合わへんw。さてどうする。

    しかし,誰が来た,誰と誰がどこへいく,この人はあの人のお嫁さんの実家の隣に住んでいる人で・・・ とかそういう人間関係の説明場面がとにかくやたらと多い。例のなんでも自由の幽霊大婆さんはそういうことの一切知っていられる設定なのでその記述が可能なのだが,僕はもう登場人物が多すぎて何が何だか だれが誰だかサッパリ分からないし,分からない事を悔やむのももうやめた。キリがない。こう云う事はあまり書きたくないが このシリーズそろそろ終わってもいいのでなかろうか。超マンネリである。あ,すまぬ。

    しかしいよいよ終わるにしても凄く気になっていてそれだけはいつか書いて欲しい事がひとつあって小路君にお願いしておきたい。それは 秋実さん のお話。(なんで さん付け なんだろうw)。我南人の正式な妻であり藍子と紺の産みの親である 秋実さんがあまりにも謎の人だからだ。シリーズ最初の衝撃的設定であった青のお母さんである池沢さんを登場させるから秋実さんは亡くなった事にしておいた方が話がスムースかも と思った東海林君 いや小路くん甘いね。多くの読者は全然 承服してないよ(笑)

    本書の”登場人物相関図”には「秋実:15年前に他界」って書いてある。先に書いた通り最初の巻『東京バンドワゴン』は2006年刊行だから今年で18年 18冊目・・・うーむ。 〇冊目だから 最初の『東京バンドワゴン』から〇年経ってる設定。ってどなたか解説してくれませんか。たぶん4年に一回出てる番外編(題名がビートルズの曲名じゃない巻)とか,途中でなんか時代設定が変わった物語の巻があったりとか その辺の辻褄を合わせると理解できるのだろうけど 僕にはちょっと荷が重いのです。よろしくお願いします。

  • 「LOVE」シリーズも第19弾!
    まだまだ衰え知らずのストーリー。
    この前生まれたばかりと思っていたかんなちゃんと鈴花ちゃんが小学4年生!
    この作品はちゃんと1年1年歳を重ねていくし、
    それと同時に登場人物も増えていく。
    相関図頼りの私である(笑)
    ラスト、あれ?最終回なの⁈と感じられる展開もあったが、
    いやいや、勘一さんが天に召されるまでこのバタバタな「LOVE」は続くであろうと期待する。

  • 【収録作品】
    秋 とっちらかってアイドル
    冬 愛とは航海をする旅
    春 未来をあなたへ花束にして
    夏 キャント・バイ・ミー・ラブ

    シリーズ第19巻

    アイドルの新曲を手がける研人たちに仕掛けられた罠、麟太郎の浮気疑惑、隣地を利用した〈クリエイターズ・ビレッジ〉計画の進展、またもやの我南人の隠し子疑惑、とにぎにぎしい。
    最後は赤ちゃんの誕生に、結婚式と華やかに終わる。

    話が大きく広がり、関係者は芋づる式に増えていき、そしてみんなうまくいくという、ご都合主義きわまれり、といった話なのだけど、このシリーズはそれが持ち味だからこれでよし。

  • 何時ものお約束通りの安心感だけど、登場人物が多過ぎて名前だけじゃ誰?って人がいっぱい。堀田家だけでも大家族なのに、藤島ハウスに居酒屋のはるまではなんとか、でも裏の増谷・会沢家とか花陽の友達とか研人絡みとかがもう思い出せないw。
    あと、どんだけ奇跡みたいな出会いとかがあるんだよ!って突っ込みたくなる。
    それでも朝ご飯の描写は面白いし、サチの語りも季節の話が上品でホッとする。
    また来年。そろそろスピンオフも絡めてくるかな。

  • シリーズ19番目。
    またまたこの季節がやってきて、これまでどおり繰り広げられる光景。
    このシリーズは途中から読む人のことは全く考えてないと思う(笑)
    今回は特に。過去エピソードに登場したような人が多すぎる。
    婦人科の先生とか微かに覚えている程度だった…。

  • 安定の小路幸也さん。
    どの作品も言葉遣いが丁寧で、読んで穏やかな気持ちになります。

  • 毎年、この家族に会うのが楽しみ。
    ただ、登場人物が増えすぎてしまって、「この人は誰だっけ?」と相関図を確認したり、以前起こったこともなかなか思い出せない始末。
    子どもたちの成長はもちろん、新しい事業もどうなっていくのか更なる楽しみが待っている。

  • 愛を歌って生きる堀田家の新たな物語。1巻から読んでいるので登場人物達が新たな門出を迎えていく姿がなんだか感慨深い。「LOVE」に包まれた、この家族が大好き。勘一さんがサチさんのもとに旅立つ時がこのシリーズの完結なのかな、と何となく考えていたけどまだまだ先になりそうで良かった。

  • いつも温かい気持ちにさせてくれる堀田家。
    研人がしっかりしてて良い男になったな。

  • こんな大家族いいなぁ。血縁なくても家族のように受け入れてくれる堀田家の雰囲気が大好き。昔のホームドラマを観ているみたいで懐かしい。

    今後は新しく始める事業が描かれるのかな。どんな施設になるのか楽しみです。

  • どんどん関係者が増えて、人間関係が絡まってくる。
    そのうち、巻頭の関係図は虫眼鏡が必要なくらいの小さな字になりそうです。

    相変わらずのLOVE に癒されます。

  • シリーズも今回で第19弾です。「続いていますね、よ!小路幸也さん!」と声かけたくなるほどです。

    古本屋「東京バンドワゴン」3代目当主の堀田勘一を筆頭とした、堀田家のある1年を描く作品ですが、年数を経て、物語の中心が勘一さんの曾孫たちへと移り、堀田家らしく事件もあり、面白く笑って楽しむ作品に仕上がっています。

    それにしても第19弾です。主役である堀田家の登場人物像は、既に頭の中に入っていて、人物たちが頭の中で動くだけなので、ちょっとやそっとで驚かない。そこが回を重ねるごとに寂しくなっていくのは私だけでしょうか?

  • 今年も『東京バンドワゴンシリーズ』発売の季節がやってきた!
    今回はまだ幼かった花陽がついに結婚しました!

    相変わらず話の内容は『そんな偶然ある?』ってところがたくさんありましたが、シリーズ19作目ともなれば私の中で『このシリーズだもの…あるよねー』という感じす。笑

    まだまだ、ワクワクする計画もあるようなので登場人物たちと一緒に(次作を)待つことにします。

  • シリーズのファンで、全作読んでいます。
    以前は毎回泣けるほど感動し、星5をつけていましたが、
    最近は醒めてきました。
    登場人物のほとんどが美男美女で、
    仕事ができたり才能のある人ばかりで、お話もだいたい丸く収まるワンパターンなもの。感情移入は非常にしにくいです。
    登場人物も増えに増え、人となりも把握しきれません。
    この家族のお話は最後まで読み切りたいので、次作も出れば買ってしまうと思いますが、
    「もう終わってくれ」というのが正直な本音です。
    次作で20作目なので、区切りが良くて良いと思います。

  • 毎年4月の発売日を楽しみにしている。
    サチさんの語り、季節の移ろいや人々の生活、持ち込まれるトラブルで結ばれていく縁。

    堀田家の日常は慌ただしくもありワイワイしていて楽しそうですが、だんだん登場人物が増えすぎてわからなくなってきました。
    朝の食事の会話がだんだん長くなっていく。

    そして、何となく話が広がりすぎているような…。

    子どもたちの成長を見るのも楽しみですが、研人、カッコいい男性になったね。

  • シリーズももう19作。新たなステージに進もうとしているバンドワゴン(主に青)のこの先の展開が楽しみでならない。スケールがでかすぎる。
    花陽のしたためた手紙に涙。

    ①とっちらかってアイドル
     一編が一番長いのは珍しい?なんだか複雑な設定と玉虫色の決着

    ②愛とは航海をする旅
     皆が誰かを心配するLOVE。花陽の決意。

    ③未来をあなたへ花束にして
     のぞみちゃんの家族愛。(プラス水上くん)

    ④キャント・バイ・ミー・ラブ
     千葉からのレコード引取り依頼。そこから繋がる奇跡の縁。玉虫色だった決着が繋がる。
    そして花陽の晴れ舞台。からのラストのかんなが撮る記念写真(泣)

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著者プロフィール

一九六一年旭川市生まれ。札幌の広告制作会社に14年勤務。退社後執筆活動へ。
二〇〇三年『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』(講談社)でデビュー。著書に『HEARTBEAT』(東京創元社)、『東京公園』(新潮社)、『東京バンドワゴン』シリーズ(集英社)など。ほかに『うたうひと』(祥伝社)、『空へ向かう花』(講談社)、『brother sun 早坂家のこと』(徳間書店)などがある。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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