アラマタ珍奇館 ヴンダーカマーの快楽

  • 集英社 (2000年4月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784087803068

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  • ヴンダーカマー=驚異の部屋。世の珍品奇品(≒ガラクタ)を蒐集するコレクターとそのコレクションを言うんだそうな。

    全体は3部で、第1部は著者蒐集のそれ。第2部は地理学者の博物家・志賀重昂のそれや工業コレクション、第3部は街中にある珍品奇品。

    第1部は著者の博覧強記な変態ぶりが伺えてなかなか。愛らしい自動人形の文字書きピエロ、"製造”された怪物ジェニー・ハニバーの馬鹿馬鹿しさ、何とも言えないユーモアの芸術品・一式飾り、ウィットと可愛らしさを併せ持つガーダ・ヴェーナの抒情画、気色悪いが精緻な「南半球の発見」の挿絵など、目を引くもの数多。

    第2部は志賀のコレクションが圧巻。ダーウィンが乗ったビーグル号の「船材」、隅まで希代の博物家ぶりを示した茶室など、図録を編集してほしいほど。

    ただ、それ以降があまり面白くない。というか、著者の「口上」で言うほど珍奇ではない。…と思うのは、自分に好事家気質があまりないせいか。収集癖は間違いなくあるのだけど…。

  • 2013年2月12日

    ブックデザイン/亀谷哲也[PRESTO]
    写真/桜庭宏紀、武田論、田巻照敏、吉田誠、若林英樹、和田篤志

  • 大森南

  • アラマタさんのファンです。

  • 借りた所:川崎市図書館
    借りた日:2008/4/9-2008/4/23
    読んだ日:2008/4/9-2008/4/23

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著者プロフィール

作家・翻訳家・博物学者。京都国際マンガミュージアム館長。
平井呈一に師事、平井から紹介された紀田順一郎とともに、怪奇幻想文学の日本での翻訳紹介に尽力。のち活動の幅を広げ、博物学をはじめとして多ジャンルにわたって活躍。
主な著書に『妖怪少年の日々』、『帝都物語』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『世界大博物図鑑』(平凡社)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新書)など。『怪奇文学大山脈』Ⅰ~Ⅲ(東京創元社)を編纂。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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