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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784087803358
感想・レビュー・書評
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本宮ひろ志の書く漫画は、とても熱い。以前はそのタッチが嫌いで読んだことはなかったが、サラリーマン金太郎で感動して彼の漫画に興味を持った。その彼自身も熱い人生をおくってきたことを、この本で知った。
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ゴーストなのか本人の文章なのか、読みやすい内容で一気に読み切ってしまった。
明け方まで本読むとか久しぶりだったな。生活リズム狂いそう。
かつてキン肉マンで興味を持って少年ジャンプを読み始めた小学生の自分が「濃い絵だなあエロいし」と思いつつ遠目に見ていたのが天地を喰らうや赤龍王だった。
結局本宮ひろ志の漫画を最初から最後まできちんと読んだのは天地を喰らうくらいだったが、ああこれもっと読んどきゃよかったなとこの本を読んで思った。
多分本宮作品を知っていれば内容の深みは倍増したろう。
この人も文学性に囚われて、現状の文学性のなさを嘆いている。
60年代に身を起こした人はみんなこうなのだろうか。
確かにそこがおざなりになっているなと最近の作品を見ていても感じる。
そこにこだわってもいいことは別にないのだが。今という時代を考えれば特に。
だから宮下あきらとの食い違いも、どっちもどっちだよなあと思えてくる。
柴田錬三郎と親交があったというのは意外。もっと古い時代の人だと思っていた。
芯がないと面白くないというのもよくわかる。
だからって連載次々ぶん投げていいわけもないが。
この人はここで永久ループするイメージが強い。
天地を喰らうは終盤投げ捨てなければ、もしかしたら現代の三国志ブームの色も大きく変わっていたかも知れないと大分後に読み直して思ったんだがな。
本人は「最初はよかった」と言っているけど、あれ後半の三国志に縛られた辺りの方が面白かったんだよなあ三国志好きからしたら……。
この本でわかる作家性や性分から考えれば、とても我慢できなかっただろうから、無意味な仮定か。
この本で一番気になったのは陽子のことだった。
美奈子はどうでもいいとして陽子はその後幸せになって……っていや実在したのか? -
漫画の印象通り乱雑で粗暴だが、誰にも負けない熱気とエネルギーで充満した内容。
デビューまでの苦労と、デビューしてからの苦しみを綴る。
黄金期「少年ジャンプ」編集長 西村繁男が著書「さらばわが青春の『少年ジャンプ』」でも、本宮のことを書いているが、もちろんこちらでも漫画家としてみた西村繁男が書かれている。同じエピソードを両局面から知ることができるので、合わせて読むのも一興だろう。
漫画家やクリエイティブな仕事を目指す方に、ぜひ読んで頂きたい一冊である。
なぜなら、創作は時として祝福だが、たまに呪いだからだ。
創作が苦痛でも止めない、本宮氏の姿に感銘を受ける。 -
20061217
ちゃんと読んだ。
本宮さんのマンガをまんきつで読もう。「男一匹ガキ大将」「俺の空」「硬派銀次郎」「サラリーマン金太郎」を読もう。
歴史ものも読んでみたい。
やっぱ人間体力だよな。
俺もこんくらい語れるような破天荒な人生を生きよう。
本宮ひろ志の作品
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