ぼくの靴音

  • 集英社 (2005年12月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784087804157

感想・レビュー・書評

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  • この言葉たち読むと本当に落ち着く。

  • 傷ついた幼い日々を思い出させてくれる本。

    感受性の豊かな人は、傷つきやすい。
    彼は心の暖かい人なのだろう。テレビで悲しい事件や人の醜さを目にすれば落ち込んでしまうくらいに。

    「小さい頃から・・・先生が望むから、友達が望むから、家族が望むから…そうやって自分の行動を選んで来た。」
    そんな人が、十代半ばで社会に、それも利害渦めく芸能界に、放り込まれてしまった。

    多忙や周囲の言葉が彼を追い込んでいった。彼は若さ故のストレート過ぎる表現、と言うが、前半部分には彼の真っ直ぐな言葉が並んだエッセイもあり、読んでいて泪が止まらなかった。
    この本は、そんな彼が苦しみながらも、“強さ”を得ていく様子をうかがわせてくれる。

    ただし、その“強さ”は冷たい人間の強さではない。
    彼は、彼自身を守りながら強くなった。

    彼の顔があれほど美しくなく、彼の歌があれほど上手くなかったら、
    彼は“普通”の人生のなかでとっくにスレて“普通”の人になっていただろう。
    けれど、幸か不幸か、彼は芸能界に入り、理不尽と向かい合い続けた。
    だから、彼の歌は、彼の言葉は
    いつまでも心に響く。

  • 三浦しをん先生がエッセイの中でオススメされていたのと、キンキの曲が好きで剛くんの歌詞の感性がすごいなと気になり読みました。
    アイドル誌に連載されていたものなので、数ページのエッセイが詩を織り交ぜながら掲載されています。読みやすい。
    私もネガティブで心の病持ちなので、たまに
    繊細すぎて痛々しい部分もあるけど、背中をそっと押してくれるような力強さを感じる内容でした。
    傷つくことばかりで心を閉ざしていたけど、やっぱり人を信じてみたくなる一冊です。
    恋愛や音楽トークも多く、そういうのが好きな人も楽しめそう。
    アイドル好きとしては事務所の先輩後輩とのエピソードも面白かった。
    そして、アイドルという仕事をしていても人間らしい。自分たちと同じようなことで心を痛め、
    日々暮らしている。特殊な職業の方にこんなに共感できるとは意外でした。
    それだけ飾らず素直に書いた文章なんだろうなぁと好感が持てます!

  • 彼の繊細な心が痛いほど伝わってくる本。
    所謂kinkiブームの頃、小学校低学年だった私。まだ幼かったけれど、堂本剛という人をテレビで見て、一目惚れした記憶がある。
    歌がうまくて、演技も出来て、アイドルになるべくして産まれてきたような人なのかと思ってたけど
    世間の期待というか、声というか、勝手なイメージって恐ろしい。
    期待に応えよう、泳ぎきろうと必死でもがく剛くんをものともせず、水の中に沈めるような。
    最近また剛くんの大ファンになり、この本を手に取ってみて、
    剛くんの心の透き通ったような美しさと世間の声の残酷さの対比がとても痛かった。
    剛くんから比べたら私が周りから言われることなんてほんのちっぽけですが、
    傷付くことはたくさんあります。
    そんなときこの本を読むと、自分の道を見失わず歩んでいこうと思えます。
    先日剛くんの大ファンだといったら、「今更?」と言われました。
    今更、じゃないんです。今だからこそより大好きなんです。
    苦しみながらも自分の道を歩んでいる彼に憧れや尊敬の念を抱くのです。

  • 子どもの頃ファンだったので、なんとなくな好奇心で手に取りました。でも読み進めるうちに止まらなくなって2日で読破。

    「アイドルにしては個性的だなぁ」とか、今までアイドルというフィルターを通してしか彼を見てなかったことに気づいた。私たちと同じように、いやむしろ私なんかよりずっと繊細に人間や世の中のことをみていて、傷ついたり悩んだりしてきたんですね。テレビの姿からは想像できなかったので、こんなに愛に溢れた人だとは知りませんでした。

    とにかく胸が締め付けられるような思いで読みました。しばらくこの余韻から抜け出せない気がする!

  • すみません、今頃読みました。そして涙が滲みました。

    自分の想いに対して真摯に向き合うのは、時としてすごくしんどいと思う。心の奥底に眠る気持ちから目を背けずに綴られた言葉の数々は、痛々しく感じるときもある。でも苦悩や哀しみから逃げることなく歩んで来たからこそ、その足跡が輝いているんだなと思った。読む前より何倍も何十倍もつよしさんが好きです、わたし。

  • 全く立場の違うひとが考えたことなのに、圧倒的な共感が湧く。自分が最近やっと分かりかけてきたことに、剛君は十何年も前にたどり着いていたんだなと感心したり…。素直な方だなと思った。

  • 堂本剛を好きになったきっかけ。

    雑誌で連載してた19歳から25歳までの6年間のエッセイ。
    小5か小6の時にリアルタイムで読んでいました。

    彼の考え方、感性、すべてが好きです。

    弱い、けど強い。
    芯がある感じ。

    その年齢でこんなこと考えていたのかぁと共感したり、感動したり、いっぱい考えさせられます。


    躓いたら読む。
    元気になりたい時に読む。

    そのたび、何か得られる。


    所詮、ジャニーズとか言われたくない。
    めちゃくちゃアーティストです!
    尊敬してます。

  • 発売してわりとすぐに買って少しずつ読んだ記憶があります。
    元々堂本剛ファンだったんですが、このエッセイを読んでさらに好きになったというか、自分と似た面(と言ったら失礼かな?)もあるんだなと思って、共感した記憶があります。
    詳しい内容はもうほとんど覚えてないので、時間ができたらもう一度読みたい一冊。

  • 丁寧に文章を書いていて繊細すぎるくらい色んなことを受け止めて考えてる印象を受けた。彼がアイドル然としていた時期をちょうど見ていてあの頃のようには戻れないのは残念だけどこれからも頑張ってほしい

  • 「ぼくの靴音」
    19歳‐25歳。6年にわたり、笑って、泣いて、本音を綴った、熱きエッセイ集。


    私は小学生辺り?からKinki kidsの出演するドラマをよく見ていました。To heartや金田一、ルーキー、ハルモニア、青の時代、未満都市(だった気がする)などなど。また音楽や正直しんどいなども同様に触れていましたし、音楽はよく学校で流れていた気がします。そんな私はどちらも応援していますが、剛さんの方が個人的に共感できるような考え方があるので特に応援しています。


    作品では、彼が自身の考える愛や生き方、アイドル像、人間関係などに触れています。私は勿論本物の堂本剛を見たことが無いので、彼の言うアイドルKinKiKidsの堂本剛しか知りません。そんな私にとって今回垣間見えた人間・堂本剛は非常に新鮮でした。


    よく思うのですが、アイドルという職業は非常に大変だと思います。色々な視線を常に感じながら生きていなければいけないですし、インターネットやツイッターといったものまで存在する現在はその視線も強くなり、人間は情報やITに悪い意味でどんどん影響を受け続けています。そんな世の中でアイドルをやっている人達は本当に強いといつも思っています(有名人はすべて該当するけど)。


    アイドルの自分と本来の自分との違いを感じながらも強く生きる堂本剛はやはり人としてかっこいい部分を持っていると思いました。

  • 剛が日々のちょっとしたこと、ものについて書いていた連載記事を本にまとめたもの。剛の考え方、感性が好き。今どういう風に感じているのか大人になった剛のも書いてほしい。

  • 印象に残った部分。

    ・「(前略)その日から無我夢中で勉強した。曲もいっぱい書いた。それをスタジオへ持って行っては、厳しい言葉を浴びた。意味がわからないとか心に響かないとかダサいとか…。たくさんの言葉が胸を刺したよ。でも、僕がやりたい音楽の世界へ近づく為には、必要な言葉であり、有難い言葉だった。そう、人は皆同じ脳味噌を持たないが故、感じ方も様々。僕が表現したいものを伝える為には、もっともっと技術や努力が必要だという事だ。仕方ないさ。」(P210

    どちらかというと、立ち止まって考えている内容の文章が多い中で珍しく、行動している…つまりアクションを起こしているときのことが書かれている。自分も、同じようなことを考えてそういうやり方で行動したことがあったのだけど、そのやり方で進む人って自分以外にもいるんだなあ、って思いました。島宇宙だと思っていた考え方に、橋ができたかなと。
    そう、「人は皆同じ脳味噌を持たない」…



    ・「人間は弱い生きもの。中には、他人の不幸をおもしろがったり、自分より優れている人をおとしめようとする人が居ます。でも、そんなレベルの低い事に熱中するよりも、自分を信じて。自分を磨いて。でも、他人に対して、自分の理想や厳しい考えを押し付けるのは間違っています。他人の人生なのに、"貴方はこうあるべきだ"的な発言をぶつけるのは、あまりにも愛がありませんから」(P220

  • 剛くんのあたたかい心の中を知れただけでなく、自分の事を改めて考える為の本にもなりました。

  • こちらの本棚にも入れときます。
    買ったときは14歳でした。
    あれから6年たって、今でもなんとなく読み返します。

    私はこの時の剛さんと同い年なのに…と考えてしまいます。

  • 辛辣な世界に揉まれたがゆえに、こころ優しい青年はより優しい大人になれたのかもしれません。本当に真っすぐで純粋で、泣きたくなるくらい繊細で、いとおしい大切な言葉がたくさん詰まっています。

  • 身近に感じた。自分もそれでいいんだなぁと思った。それと自分との違いにも気付いた。

  • 堂本剛の半ぽえむ
    堂本剛ってミステリアス
    だよねってちょっと
    おもった

  • アイドル誌の「Myojo」に6年間ずっと連載していたものです。
    表紙がないのが残念…。

    最近まだまだ再読み始めました。
    今回で三度目です。
    読む度に毎回違う思いが生み出して、心が洗われ、癒されました。

    自分にとって一番大好きな本かも。

  • 120pくらいまで。
    繊細。

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