マーガレット・ハウエルの「家」

  • 集英社 (2006年10月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784087804447

作品紹介・あらすじ

人気ファッションデザイナーの初めての本。
洗練されたおしゃれと暮らしで、ファッション、インテリア関係者にもファンの多いマーガレット・ハウエル。海辺のセカンドハウスやロンドンの自宅などからインテリアスタイルの魅力をひも解きます。

感想・レビュー・書評

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  • ずっと気になってたマーガレットハウエル 。高すぎるし、その割にシンプルすぎるし、など、気になりながらもいろいろ理由をつけて興味のないふりをしてきたけど、先日、ふらっと行ったニュウマン横浜で、ついマーガレットハウエルのボトムスを試着して、あまりの履きやすさに感動して、買ってしまいました。
    着るたびにとても嬉しい気持ちになるので、本当に買ってよかったなと思い、この本も読んでみました。
    素敵な、バイタリティ溢れるマーガレットハウエルの暮らしぶりに憧れます。

  • 私のデザインに対するバイブル的な本です。モノづくりの考え方、見方、デザインの考察、そしてライフスタイル。かざらない、まっすぐな人なのだと思います。

  • アノ人の家の中が気になる、その1

  • マーガレットハウエルの家の考え方好きです。引っ越しても家が彼女のスタイルに紐づき、友に変わっていくのは服も家も同じですね。アングルポーズはいつか買います。

  • 私が好きで少しずつコレクションのように集めているブランドの一つ
    マーガレット・ハウエル

    機能美と時代にとらわれないデザインは
    どんな生活から生み出されるんだろうと
    あわよくば、自分の家にも
    真似できるものは取り入れたいと思って読み始めました

    びっくりしたのは
    マーガレットさん、家をめっちゃ持ってはる。
    セカンドハウスを持つのが主流なのか?

    家ごとに違うスタイルを楽しんでいて
    自分の好き、と機能的に好き、
    家族全体がくつろぐためにちょうどいいもの
    などいろんな軸をやわらかく
    だけど計算して空間作りをしてはるのが印象的でした

    この本のなかで
    マーケットでアンティーク家具を仕入れる
    彼女の写真があるのですが
    その写真を見て「わたしも他人がつけた価値(価格)じゃなくて、自分が良しとしたものを選んで持っていこう」と思いました

    彼女の美学は他人の意見を自分に取り込みつつ
    醸成されてきた揺るぎないものなんだなとマーガレットハウエルのシャツワンピースを着て感じました

  • 暮らすことに、こんなに丁寧に向き合ってる人っているのか、という発見をくれる本。

    衣食住、というけれど、その一つ一つを決して適当にせず、大切に拾い上げて、お気に入りのもので集めている感じ。このマインドで人生を積み重ねてきた人は強いだろうなあ。目指したくなった。。
    あと、マーガレットハウエルはファッションブランドとしても人気だけど、マーガレットさんの生き方がとても素敵だったので、そのブランドのコアバリューや歴史に共感できる人のみ働いて欲しいと思った。「おしゃれ」「素敵」だけじゃだめ。伝道師であり、かつブランドの価値を展開できるひとが働いて欲しい、と、強く願った。

    ・インテリアのカラーグループを合わせる
    ・ピンときた家に住む
    ・「夕暮れに海辺を歩いて、鳥の声を聞いて。帰ってきたら、少しワインを飲んで、簡単な夕食を作って食べて。心地よい椅子で本を読む。次の日に起きたら、まず海にいって泳ぐでしょう。戻ったら大きなマグカップでたっぷりコーヒーを飲むの。」

  • マーガレット氏の洋服しか知らなかったが、その家や日常を垣間見ることができ興味深かった。

  • これが図書館で借りて読めるのは、やっぱりいいよね。
    いいなぁ〜〜っていう、素敵な家があった。引っ越したい

  • 本屋で気になったので図書館で借りてみました。
    解説部分は斜め読みですが、写真が素敵。

  • ずーと昔の雑誌を読み返していたら、彼女の家のキッチンが出ていてとても素敵だったので図書館で借りて来た

    気取りすぎず手抜きせずのバランスがいいな

    セカンドハウスのテーマカラーのイエローが本の背に使われてるのが、なかなかにニクい

  • ステキ♡

  • 2013.9.8図書館貸出

    思ったより小さな文字で文章がたくさん書かれていて、ほとんど飛ばし読み…。
    ただ、パラパラとめくっていただけなのに、ものや自然に対する愛情が本から伝わってくる感じで、生き方が素敵だなぁと思った。
    きっと興味がある人には目を皿のようにして何度も読み返したくなる本なのだろうけれど、今の私には心の受け皿が無かったらしい。

  • 木×白 って、自然の緑や空の色にぴったりだ。
    シンプルイズベストを感じる。
    こんな家に住みたい・・・。

    ただひとつ、スッと入ってこないことがあった
    「光をたっぷり取り入れたいから、カーテンはしない」
    これがバスルームの話だってこと。

  • 図書館でふと見つけて借りてみました。

  • どことなく、他のブランドとは違う香りがしたのは、間違いではなかったみたい。

    その物が使われる本来の目的に素直で従順。ただそれだけ。とってもシンプルで難しいことをいとも簡単にこなしてしまう彼女は、まさにわたしの理想とする人間でした。

    今までもこれからも、きっと、マーガレット・ハウエルの全てに魅了させられ続けるでしょう。

  • あー!これこれこれ!って感じでした。理想の暮らしに近いかも。
    上質な無印良品?…そうかもです。

  • 欲しい。
    母の日に自分へプレゼントしようかな。

    ファッションもインテリアも、彼女「らしさ」が出てますよね。
    その姿勢が潔くて好きです。
    あれもこれもと欲張ってはいけないのだなぁ、と自戒しつつ眺めたい。

  • マーガレット・ハウエルは、1946年イギリス南部サリー州生まれのファッションデザイナー。

    私が彼女を知ったのは、1980年代初めの頃だったと思う。
    その頃、日本のファッションには第2次アイビーブームが来ていた。
    Jプレスのブレザーほしいだとか、ブルックスブラザーズが青山通りに出店したとか、渋谷のミウラ&サンズとキャンプスに行こうとか、足を伸ばして原宿のクルーズ、プレッピーそれとビームス、VANにも、あと青学横のボートハウスも覗こうみたいなことをやっていた頃じゃないだろうか。
    マーガレット・ハウエルはその頃、ファッション誌でブリティッシュ・トラッド系のデザイナーとして取り上げられていたように記憶している。伝統に彼女のセンスがプラスされた感があった。神宮前にできた直営店にも何度が行った覚えがある。

    彼女の服の特徴は、第一にナチュラル感。素材、色、仕立てやフィット具合など、すべてはリラックスのためにデザインされているように感じたものだ。私は、夏のシャツやシーツをリネンにするくらい、リネン素材が好きだが、それは80年代にマーガレット・ハウエルに感化されたからだ。冬のツイードもそうだ。それほど、彼女の自然素材使いは上手いと思った。

    本書を読んだら、マーガレットは、ロンドンの美大でファインアートを専攻したそうだ。その授業の一環で、バウハウスやコルビジェなどモダンデザインについてもたっぷりと学んだとある。
    ただ、彼女はそれらの美学を尊敬はしたものの、実際に魅かれたのは、花や鳥などの自然をモチーフにしたテキスタイルや、職人技を駆使した建築、温かみのあるデザインだったそうだ。
    その後、ファッションデザインの仕事を始めるようになってからも、手織りのハリスツイードやアイリッシュリネンなど、素材感やぬくもりの感じられるファブリックに心をとらえられたということだ。

    本書は、そんな彼女が暮らす2軒の「家」を見せてくれるビジュアル・ブック。

    すると、やっぱり服と同じ。リラックス感たっぷり。自然で素朴で落ち着いた、シンプルな空間が作られていた。生成り、ベージュ、木目、プレーン、無地、白が、目につく。明るくどぎつい色彩は極力抑えられている。そこがいい。置かれているのは、アンティークマーケットで買った家具。新しいものはないのでは。キッチンや食卓には、パリのカフェの定番、アピルコの白い食器。ベッドを覆うのは、白いアイリッシュリネン。北欧や、英国伝統のインテリアとは違う。もちろん、イタリアン・モダンとも違う。やはり、本書タイトルの通り、マーガレット・ハウエルの「家」なのである。

    表紙のマーガレットを見れば、いかにリラックスできる家であるかがわかる。ぬくもりを感じる。もちろん住みやすそうである。彼女はシンプルなファッションを通して、生活スタイルも提案していく仕事を試みているようだ。それを具現化したショップも紹介されている。
    その他、本書には、彼女の友人たちの家も紹介されている。どこを見ても、羨ましい生活空間がある。

    時々テレビで見かける、マリー・アントワネットやエカテリーナの宮殿でも真似てミニチュア化したような芸能人の家。日本の風土にはもちろん、周りの環境に全く合っていない。浮いている。自然・風土との融合は考えないのだろうかと不思議だ。シンプルなマーガレットの家の方が数倍いい。

  • MOOK買ったら、余計にこっちが欲しくなってきたー。
    もう何回も書店で読んでる。。。

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