欧亜純白 ユーラシアホワイト (2)

  • 集英社 (2009年12月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (544ページ) / ISBN・EAN: 9784087804782

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれる麻薬取締りの世界を描いた作品は、厚生省麻取の三崎を中心に、様々な勢力が絡み合う壮大なストーリーが展開されます。登場するのは、米国のDEAやCIA、中国公安、さらには日本のヤクザや華僑など...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ物ではなく一作品で1000ページを超える大沢在昌氏の作品はこれくらなんじゃないかなあ。プレイボーイに連載されていた作品との事。長いけれど結構楽しめました。

  • この作者の場合ラストがあっさりしていて物足りない.
    まあそれが味なのかもしれないが,個人的には後日談がもう少し欲しいと思った.

  • 7

  • 大沢作品の中で最も長い作品らしいが、これほどの長さが必要な作品であるようには思えない。基本は国際麻薬戦争を舞台にした活劇なんだけれど、麻薬事情をキャラたちに語らせてそれで終わりかい、っていう小説に過ぎなく、そのための長さかよ、ぶーーー! と思わずブーイングしたくなる凡作であった。

     通勤時間帯でしかほぼ本を読むことのできない生活の中で、ページ数というのは非常に読書スピードの不可要素となるのだが、それがぎっしり詰まってのものであれば文句はない。だけど、本書みたいなB級な展開が延々長いだけというのも、やはり何だかなあ、という気がしてしまう。

     1999年に連載が終っているのに、ハードカバー化に10年もかかるというのは、現代日本の出版事情から見るととっても考えにくいことである。大沢という売れっ子作家の大作でありながら、これほどハードカバー化を出版社に躊躇わせる何かがあったということを考えると、やはりその核には、この本の面白くない要素がありあまる程あったということではないのだろうか。

     今週は中国に覚醒剤を持ち込んだ日本人の死刑が話題になったのだが、この小説にはアヘン戦争以来の中国のドラッグに対するトラウマについてもしっかり解説されている。そういう時事問題の解説本を読まされているような気分に全編を通していざなわれるような変てこな小説である。情報小説、っていう分野だけはちょいと勘弁してほしいのだけれどなあ。

  • #読了。厚生省麻取、米国DEA、CIA、中国公安、ヤクザ、華僑・・・期せずして日本最大の広域暴力団への潜入捜査を行う麻取の三崎を軸に話は進められる。大沢節ともいえる、真実にたどり着く会話のもどかしさが長編ゆえに多く楽しめた。

  • かなり読みごたえあり。おすすめです。

  • 長かったです。

  • まあまあ面白かったです。

    テンポがおいらにはあんまり合わなかったかな?
    説明が長すぎて・・・

    ホワイトタイガーも引っ張った割にはあれ?って感じだったし・・
    最期もあっけなかったし・・・

    (;-_-) =3 フゥ

  • 麻薬、組織、

  • それなりに楽しかったけれど、テンポそのものが息つく暇もなくという感じではなかった……かな。

  • 詰め込み過ぎで、最後は寸詰まりな感じ

  • 後記に 本書はフィクションである。 と
    わざわざ書いてあるのですが。
    そのフィクションが大沢在昌の頭の中で生まれて育って
    こうやって本になっているのかぁ と思うと。
    単純に感動したりする。

    そして、大沢在昌はやっぱり面白い。

  • ユーラシア大陸、日本、アメリカをまたにかけようとする新しい犯罪組織「ホワイトタイガー」。
    強大な力を前に、アメリカのDEAベリコフ、日本のナーク三崎、中国の珠海市公安局刑事隊の趙が手を組み戦いを挑む。

  • まさかのブログに感想かいてない;読み終わって満足してしまった模様。というわけで読了日わからずorz
    * * *
    もうほとんど覚えてないんですが。
    表紙はケシの実ですね。日本ではケシの栽培は規制されています。
    タイトル「欧亜純白」の意味がやっと下巻でわかった。ケシの二大生産地である黄金の三角地帯、黄金の三日月地帯を掌握しヨーロッパ、アジアからアメリカにまたがるヘロインルートの確立。これを総称して「欧亜純白」と呼ぶ、と。なんとなく「純白=ヘロイン」のことだろな、ってのはわかってたが。

    組織か人物か、「ホワイトタイガー」の謎。一攫千金を企む者。麻薬と戦争の歴史に憑かれた者。麻薬を牛耳る者は世界も牛耳るのか…!?

  • 最後の最後まで先の読めない展開で楽しめました。ただ、終わり方はあっけなさ過ぎかも。スピード感あふれるエンディングと言えないこともないんですけど、ここに至るまでの長い道のりを考えれば、もう少し落ち着いて余韻が味わえるような結末にしてほしかったと思いました。

  • この本の前編/?巻を読んだのは、いま調べてみると2月15日であった。そのあと続けて読んだつもりであったのだけど、もう二週間経ってしまっている。まあ、他の本も読んでいるから、そういうものなのかも知れない。?巻の感想の中身を読み返さないで、ここの感想を書いている。もしかして似たようなことを書いてしまうかもしれない。すまぬ。麻薬をめぐり三つ巴のたたかいを繰り広げる、麻薬取締り官と日本のやくざと「ホワイトタイガー」とCIA。(あり?四つ巴だったな。よっつだと巴とは言わんのかな。なんだろカルテット?よけいおかしいな。 四天王・・・やめた。不毛だ)とにかく、この本の書かれたのははるか昔。軽く10年前なのだ。だからいまの事情と違うことが平気で書かれている。ソ連の崩壊で東西冷戦がどうやらおわった、とか、香港やマカオの返還がどうのってどうもピンとこないことが多かった。発売は昨年末だけど、なんだか10年前の小説を読んでいるみたいだ。あっ、そのとおりだった。すまんこって。

  • 2010.01.24 日本経済新聞に掲載されました。
    「新宿鮫」の著者

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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