リリー・フランキーの人生相談

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087805222

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌で人生相談のコーナーを担当することになって、じゃあどうやって相談に答えるかねえ?って考えて、相談者に直接会いに行こうじゃないか、って発想を生みだしたところが、なにしろ素晴らしい。リリーさん、凄いなあ、、、感動。ある意味、コロンブスの卵やんか。アンタの悩み、直接会って聞くよ、俺。って。めちゃんこ親切やんか。

    で、リリーさんが喝破した、
    「人生相談の質問者が、本当に質問したいことは、葉書に書かれてはいない」
    という心理にして真理。凄い。これまた、まさにその通りじゃないか。
    直接会う事で、「あんたのホンマの悩みはなんなのよ」と、赤裸々に暴いていく過程。素晴らしいよなあ。

    基本的には下ネタばっかりなんですが、リリーさんが下ネタ話をしても、全然厭らしいエロさにならないところも、素晴らしいとおもいますね。すっげえガチの下ネタトークなんですが、全然、イヤな感じがしない。これは、リリーさんの人物の凄さ、ですよねえ。感動します。

    渋谷直角さんの 漫画「奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール」のタイトルを見た時に、「奥田民生みたいになりたい」と思う男の気持ちが分かり過ぎて感動したのですが、「リリー・フランキーみたいになりたいボーイ」という男も、凄く多いと思います。ある種の憧れの理想形といいますか。個人的には、本当に本当に憧れるのは、「下ネタを喋っても厭な感じがしない男」なので、いやもう、憧れるなあ、本当になあ。

    あと、男性の質問は、アタマで考え過ぎている感じ?がして、女性の質問は、よりスッキリしていて、ああ、やっぱオトコよりオンナが強いんだろうなあ、凄いよなあ、って、思ったりもしました。女性って、凄いよなあ。

  • 何というか面白い。
    本人にとっては本気で悩んでいるんだろうけど、傍から見ればくだらないことで悩んでいる。その悩みを作者が痛快に切ってしまうのがまたよい。

  • 下ネタも全部おもしろいし、
    言ってることが全部納得できるし
    私もリリーフランキーに何か相談したいなぁ。相談することないけど。

  • すごく適当に答えているような、でも真理をついてるような、そんな回答が多い。こういう人に相談するとよいのだろうね。

  • 吉田さんがエディターをしてるのでオススメ頂いた本。何かに悩んでいたらオススメされ、読んだらすごく良かった。悩みなんてどうでもよくなるwたまに煮詰まったら読むと、やっぱりどうでもよくなるw

  • めっちゃ笑えます。
    リリーフランキー神。
    悩むのがばかばかしくなります。

  • リリー・フランキー 『リリー・フランキーの人生相談』

    男の憧れリリー・フランキー先生による、悩める老若男女の下らん人生相談にリリー・フランキー先生のバース1号でお悩み解決(笑)

    いい加減な回答じゃけど心打たれる真摯なリリー先生に感銘受けます。

    2014年読破

  • 大体解決策が毎日オナニーしろって感じだった

    意味わかんないし適当なふうに見えるけど相談者は納得して終わっているような気もする。

    私も相談してみたいけど本当に悩んでたらイライラしそう笑

  • 鬱の時に読むの、丁度いいなぁ。
    エロ要素多いけど、それ以外もある。

  • 国民的エロ親父の良さが詰まっていました(褒めてる)

    下ネタ7割かと思ったら残りの3割は、ハッとするような芯を食ったことを言っていて、覚えておきたいなあと思う言葉が多かったです。

    サラッと読めて良い本でした。

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著者プロフィール

1963年生まれ、福岡県出身。 武蔵野美術大学を卒業。 俳優業のほか、文筆家、小説家、絵本作家、写真家、アートディレクター、作詞・作曲など幅広く活躍。自身初の長編小説『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』(扶桑社)が06年、本屋大賞を受賞。200万部以上の大ベストセラーとなり、映画化をはじめ、ドラマ化、舞台化された。著書は『美女と野球』『エコラム』など。初のひとり芝居に挑んだ映画『その日、カレーライスができるまで』が公開中

「2022年 『細野晴臣 夢十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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