- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087805628
感想・レビュー・書評
-
2010年に刊行されたエッセイなので、掲載されている内容はだいぶ古いが、2008年開催の北京オリンピックを題材にした『観戦記』は、涙を流しながら読むほど、めちゃくちゃ面白かった。いよいよ次は、著者の小説に挑戦したい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前回のエッセイに比べるとじわじわ~と愉快になってくるような気がした。
何よりもこれで渡辺篤史氏に夢中になってしまった・・・ -
万城目学さんの2010年のエッセイ。万城目さんは京都の方かと思っていたら、大阪のご出身なんですね。大阪の人は豊臣秀吉が好きというのは知りませんでした。
-
2015.08.23
-
2015.06.07. 読了
大好きな万城目学さんのエッセイ
大笑いしながら娘と読みました! -
万城目学さんのエッセイ集です。
以前読んだ『ホルモー百景』が面白かったので今回も読んでみることにしました。
今回も、渡辺篤史の「渡辺篤史の建もの探訪」シリーズが満載、新たに「万太郎がゆく 湯治と観戦」シリーズと充実してます。
第五章の北朝鮮訪問記は、凄く生き生きとした描写のおかげで生の北朝鮮の雰囲気を少しは感じることができるかもしれません。
今回は旅行エッセイが多かったので、読んだ後に実際に現地へ赴いたならば楽しさ倍増必至でしょう。
小生も大学時代は関西に住んでいたので、大阪ネタ・関西ネタは妙に共感できました。 -
司馬遼太郎評あり、北京五輪観戦記あり、渡辺篤の建もの探訪評あり。ベンゲルのラダートレーニングを自分の文章訓練の範としたり、ピカソの作品を自分の作品と重ね合わせたりと、なかなか面白かった。
-
湯治と観戦第二回でいきなりアキレス腱を切る(しかも全部)エピソードで、申し訳ないけれど爆笑。
万城目さんのユーモアセンスや物を見るポイントが面白くて、ますます好きになってしまいました。 -
万城目先生フットサルやるンだ…と意外に思った直後のオチに爆笑。そうですよね。万城目先生はそうでないと、とひどいことを思ってしまったが、湯治とスポーツ観戦レポも大概ひどいので、いいとする。孝之の名前にうきうきしながら、渡辺篤史にすべて持っていかれる。
-
今までは森見登美彦と同じイメージがあった。
けど、万城目さんのほうがスポーティーな感じだなあと思ったり。あと結構辛口。
アキレス腱が切れる話が怖かった。たんたんと書かないでほしい。
あと桜庭一樹と会って、同じFAX使ってますねと話しかけるか迷っているときに桜庭一樹が万城目さんの使っている椅子が腰痛に効くか尋ねる話も好き。