ザ・万遊記

著者 :
  • 集英社
3.37
  • (30)
  • (110)
  • (176)
  • (29)
  • (6)
本棚登録 : 892
感想 : 154
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087805628

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2010年に刊行されたエッセイなので、掲載されている内容はだいぶ古いが、2008年開催の北京オリンピックを題材にした『観戦記』は、涙を流しながら読むほど、めちゃくちゃ面白かった。いよいよ次は、著者の小説に挑戦したい。

  • 前回のエッセイに比べるとじわじわ~と愉快になってくるような気がした。
    何よりもこれで渡辺篤史氏に夢中になってしまった・・・

  • 万城目学さんの2010年のエッセイ。万城目さんは京都の方かと思っていたら、大阪のご出身なんですね。大阪の人は豊臣秀吉が好きというのは知りませんでした。

  • 2015.08.23

  • 2015.06.07. 読了

    大好きな万城目学さんのエッセイ

    大笑いしながら娘と読みました!

  • 万城目学さんのエッセイ集です。
    以前読んだ『ホルモー百景』が面白かったので今回も読んでみることにしました。
    今回も、渡辺篤史の「渡辺篤史の建もの探訪」シリーズが満載、新たに「万太郎がゆく 湯治と観戦」シリーズと充実してます。

    第五章の北朝鮮訪問記は、凄く生き生きとした描写のおかげで生の北朝鮮の雰囲気を少しは感じることができるかもしれません。

    今回は旅行エッセイが多かったので、読んだ後に実際に現地へ赴いたならば楽しさ倍増必至でしょう。

    小生も大学時代は関西に住んでいたので、大阪ネタ・関西ネタは妙に共感できました。

  • 司馬遼太郎評あり、北京五輪観戦記あり、渡辺篤の建もの探訪評あり。ベンゲルのラダートレーニングを自分の文章訓練の範としたり、ピカソの作品を自分の作品と重ね合わせたりと、なかなか面白かった。

  • 湯治と観戦第二回でいきなりアキレス腱を切る(しかも全部)エピソードで、申し訳ないけれど爆笑。
    万城目さんのユーモアセンスや物を見るポイントが面白くて、ますます好きになってしまいました。

  • 万城目先生フットサルやるンだ…と意外に思った直後のオチに爆笑。そうですよね。万城目先生はそうでないと、とひどいことを思ってしまったが、湯治とスポーツ観戦レポも大概ひどいので、いいとする。孝之の名前にうきうきしながら、渡辺篤史にすべて持っていかれる。

  • 今までは森見登美彦と同じイメージがあった。
    けど、万城目さんのほうがスポーティーな感じだなあと思ったり。あと結構辛口。

    アキレス腱が切れる話が怖かった。たんたんと書かないでほしい。

    あと桜庭一樹と会って、同じFAX使ってますねと話しかけるか迷っているときに桜庭一樹が万城目さんの使っている椅子が腰痛に効くか尋ねる話も好き。

著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

万城目学の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×