フットボール・ラブ 〜俺たちはサッカーをあきらめない〜 (SHUEISHA PB SERIES)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 75
感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087806366

作品紹介・あらすじ

2011年8月、34歳の若さで亡くなった松田直樹をはじめ、サッカーに賭けた8人の男たちの壮絶な物語。

感想・レビュー・書評

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  • サッカーファンにはもちろん、そうじゃない人たちにもぜひ読んで欲しい一冊。1人ひとりのサッカー選手の生き方に向き合い、根っこの誰にも共通する部分に訴えかけてくるような熱さを伝えたいんだっていう著者の想いは存分に伝わってきました。こういう熱い、想いのこもった文章を書ける人が好きです。
    マリノスにいた代表の頃の松田は何度も見に行ったし、急逝してしまったことは今でも残念に思うけど、そんな松田選手だけでなく同じ日本人の選手たちがそれぞれの人生を熱く生きていることを、読みながら嬉しく思える一冊だと思います。

  • 色々と考えてしまう。

  • またサッカーが好きになった。J1からJ2に”落ちる”選手もいる、反対にJ2からJ1に上がる選手もいる。
    8人の選手の密着取材からわかる、”あの選手がなぜ放出されたのか”。
    J2の見所が増えるよ。

  • これを読んで、松田直樹の事がもっと好きになった。もっと試合観ておけばよかった。
    小宮さんの本読むと好きなJリーガーが増殖していきます。
    小澤英明、成岡翔、田中誠。
    次作も期待しまくってます。

  • 最近、亡くなってしまった松田直樹選手のことや北京世代の豊田の話などが書かれています。試合に出れなくても、怪我をしても、戦力外通告されても、ひたむきに自分と戦い、挑戦し続けることのたいせつさを感じます。

  • 『フットボール・ラブ』、前回プログで紹介してから、その後のページは



    1時間ぐらいで一気読みしてしまいました。



    8人のJリーガー(元Jリーガー1人)の紆余曲折の物語ですが



    ジュビロに関わる選手が4人(田中、カレン、成岡、古賀)も取り上げられていたのが



    まずは読むきっかけでした。



    ただ、読んでいくうちに今の新潟のGKの小澤選手だったり



    鳥栖の豊田選手だったり、かなりの苦労をしていて



    読んでいて本当に胸が熱くなりました。



    そして特に涙が出てくるほどの感動を覚えた選手はやはり



    昨年急逝した松本山雅の松田選手。



    彼のストーリーが2つに分けて書かれていて




    マリノスで調子が落ちていた時期の話と




    そのマリノスをクビになって松本山雅が移籍して、そして倒れるまでの話。




    彼は離婚も経験していて、大好きな子ども3人と別れて暮らす日々だったようですが




    そのせつなさもこの物語で語られています。







    派手さはないですが、こういう1人1人の選手たちを丁寧に取り上げて作成された一冊。




    僕はこういう本が好きです。

  • 松田直樹、田中誠、古賀正紘、南雄太、カレン・ロバート、小澤英明、成岡翔、豊田陽平。順風満帆とはいえないサッカー人生を歩んでいる8人の男たち。
    諦めないことはもちろんだけど、自分の個性を消してはいけないんだな。チームワークはもちろん大事なんだけど、そのために自分の個性を消してしまったらそこにいる意味はなくなる。

    マリノスファンだから、入団当時から松田直樹は大好きだったサッカー選手。闘志溢れるプレーは見てて気持ち良かった。けど内面は繊細だったんだな。
    力があって闘志溢れる選手を使わない監督って何考えてるんだろうって思ってた。特にジーコ。反発したから使わない、って丸くなったら闘志も失われるだろうに。個性のある選手を使いこなすのも監督の仕事だと思うんだけどな。

  • なんか、共通点としてはさー、やさしい人や、控えめな人
    悩んで立ち止まっちゃう人っていうのは、大成しないのかなー
    って、思っちゃいました。


    日本代表にまで上り詰めた人ってのは、自己中心的な人とか、
    FWだとわがままな人とかが多いかなって思いましたー。


    南雄太が、柏以外のチームとして、柏のホームに戻ってきたときの
    サポーターからのリアクションには、感動した。

    やっぱり、チーム離れても、愛されている選手って、素晴らしい。

  • 状況だけを見ると「伸び悩んでる」「落ちぶれた」と言われそうな、スポットライトから外れた場所で戦うJリーガー達に迫るノンフィクション。
    白眉はやはり、松田直樹をマリノス時代と死後の二回にわたって追っているところか。
    しかし、他の選手の記事も力が入っていて読み応えは充分で、著者の思い入れが感じられる。
    古賀正紘、南雄太、成岡翔あたりは昔から知ってるだけに感慨もひとしお。
    企画がまずいいね。こういう、選手の執念とか葛藤とかを至近距離から切り取るようなドキュメントはもろ好みです。
    良い本でした。

    ちなみに、著者の小宮良之。
    Numberなんかでよく記事は読んでるが。
    こないだ買った『ロスタイムに奇跡を』って本が、ひどくて、もう二度と読まねぇ!くらいに憤っていたのですが。
    これはいい仕事してます。
    『ロスタイムに~』は、記事にしてる森本とか俊輔と「面識がない」と書いてて、話も聞かずに記事書くとか、そんなのサッカーライターとして認められるか!?と憤慨したのでした。
    大人の事情とかあるかもしれないが、せっかくいい文章書く力あるんだから、ああいういい加減な仕事はもうしないでほしい。

  • 前作もよかったけれども、今回はもっと良い
    読みながら胸が熱くなった

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著者プロフィール

1972年、横浜生まれ。大学卒業後にスペインのバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使してEURO、冬季五輪、GPファイナル、W杯を現地取材後、06年から日本に拠点を移す。アスリートと心を通わすインタビューに定評がある。人物ルポ中心に著書は20冊以上。『導かれし者』『ロスタイムに奇跡を』(角川文庫)『アンチ・ドロップアウト』シリーズ三部作(集英社)『エル・クラシコ』(河出書房)『おれは最後に笑う』(東邦出版)など。小説は『ラストシュート』(角川文庫)に続き、本作が二作目となる。

「2020年 『氷上のフェニックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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