不愉快なことには理由がある

著者 :
  • 集英社
3.58
  • (34)
  • (65)
  • (76)
  • (13)
  • (4)
本棚登録 : 642
レビュー : 72
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087806632

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 道徳的に不愉快でも、「進化論的に合理的」なことが生き延びるために必要なこと。

    それぞれの論点の解決を前提にしてないので、問題提起が主な内容ですがこういう極論があるから、世の中が面白く見えてくる。はず。

  • 現代の政治、経済、いじめ、男女などの問題をなるべく、客観的、学問的に考察してある。ああなるほどそういう見かた、考え方もあるなと思わせるが、一文一文短いので軽すぎる感がある。

  • うじゃうじゃとこんがらがった社会のあらゆる現象、問題は実はすでに解決済みである…という書き出しから始まりグイグイと興味を持っていかれる今旬の話題や気になるトピックが立てられ多くの仮説、情報も満載でとても興奮する一冊となった。最初の方の失速はハンパじゃなかったんだけどね、実は。なんとなく癖のある著者なような気がするので。でも「なるほど」「一理ある」「本質をついてる」と思うような発言の中でいつしか後半は引き込まれていました。いや~読書の面白さを味わいました。

  • 経済のお話はみゅまのアタマには入ってこないようです。
    決してとっつきにくくはないのだけど、よくわかんない。
    著者のせいではなく読み手の問題です。
    進化論や遺伝的なことは、なるほどーと思いました。

  • なぜ日本に強いリーダーがいないのか
    なぜ貧富の差が広がるのか
    なぜいじめがなくならないのか
    なぜ男女がわかりあえないのか…
    表紙の「笑うセールスマン」とは裏腹に、今の日本社会の構造や問題点に言及された興味深い本でした。
    ニュースや社会問題の見方がちょっと変わりそうです(^^ゞ

  • なんでもかんでも進化論の枠組みで考えるのは、すべて結果論で済ませているような気がしてきた。はさみこまれている数々の逸話のようなものは実におもしろいのだが。

  • 政治、経済、社会、人生と多岐に渡って簡単な背景と、著者の意見がスッキリ書かれていて読みやすい。
    一番気に入った点として、参考文献も各項ごとに書かれていて、次これ読みたいなと思わせてくれるところがいい。

    で、読みたい本(読んだことのある本もあるが、、、)は下記
    みんなの意見は案外正しい(ジェームズ・スロウィッキー)
    行きづまる民主主義(ジェームズMブキャナン他)
    かっこにっぽんじん(著者)
    日本の思想(丸山真男)
    などなど

    (目次)

    イントロダクション たったひとつの正しい主張ではなく、たくさんの風変わりな意見を

    プロローグ 世界の秘密はすべて解けてしまった
    なんでこんなことに気づかなかったのか?
    どれほど修行しても解脱できない
    大富豪はマサイ族よりちょっとだけ幸せ
    税金を払わないのには進化論的な理由がある
    コンピュータは心理学者
    不合理は合理的
    高校生のセックス相関図
    音楽家になれるかどうかは親を見ればわかる
    「私」という永遠の謎
    人類の歴史はたった30秒

    Part1 政治

    1不思議なデモクラシー
    私たちは「猿の惑星」に住んでいる
    私たちが請求されるデモクラシーのコスト
    君子はかんたんには豹変できない
    あなたは"ゴミ"になれますか?
    参議院は廃止したらどうだろう
    AKB48総選挙で「政治」を考える
    『ONE PIECE』とフランス革命
    2有権者はバカでもいいのか?
    有権者がバカでもデモクラシーは成立する?
    有権者が合理的でも、選挙結果はなぜか不合理
    『みんなの選択」が合理的だと社会は崩壊する?
    日本を救う政治家を選ぶ方法
    3カリスマとハシズム
    ハシズムとネオリベ
    「独裁者」はまた現われる
    小沢一郎はなぜエラそうなのか?
    「首相が変われば日本はよくなる」という幻想-
    「強いリーダー」はなぜいないのか?
    4不愉快な問題
    ”おまるカレー"問題
    原発と野生動物
    東京電力には値上げの「権利」がある
    議論するほど亀裂は深まる
    私たちのエゴが原発を止める
    尖閣問題は未来永劫つづいていく
    愛国はめんどくさい
    アイリス・チャンが死んだ日
    30年前は日本の「民度」もこんなもの

    Part2 経済
    5グローバル市場と国民国家
    決断できない世界
    国家はもはや市場を制御することができない
    国民が国家を搾取している
    グローバリズムによって人類は幸福になり、ウォール街は占拠された
    "富"は不正がなくても集中する
    6日本経済の「不都合な真実」
    ハルマゲドンがやってきたら
    "劣等人種"と"劣等産業"
    コンプガチャが許されるのは国家だけ
    世の中を幸福にする「不都合な真実」
    7愚者の楽園
    年金消滅は「素人社会」の宿命
    「生活保護」をめぐるやっかいな問題
    「生活保護で貧困はなくならない」と賢者はいった
    消費税率30%の未来
    ベーシックインカムは「愚者の楽園」

    Part3 社会
    8特別な日本、普通な日本
    日本の若者はほんとうにリスクをとらないのか?
    日本人はどんなふうに「特別」なのか?
    "無責任社会"は無限貴任から生まれた
    東電の社員は原発事故に責任を負うべきなのか?
    9日本人の「混乱」
    日本は大家族制に戻っていく?
    「家族の絆」を取り戻すもっとも簡単な方法
    日本人は日本語に混乱している
    江戸時代の暮らしが知りたければインドのスラムに行けばいい-
    上を見れば限りはあるけれど、下を見れば切りがない
    日本はスピリチュアル社会になっていく?
    10いじめの進化論
    いじめ自殺はなぜ公立中学で起こるのか?
    正義の本質は娯楽である
    公務員という「安全な生賢」
    学校はいじめを前提に成立している

    Part4 人生
    11彼と彼女の微妙な問題
    お金はなぜ"汚い"のか
    男と女はなぜわかりあえないのか?
    あなたの隣にいるエイリアン
    彼が彼女を許せなかった過ち
    彼女が宇宙人になったら
    12日常に温れる「魔法」
    「48」というマジックナンバー
    俺たちのカワシマを守れー.
    セロトニンで出世する方法
    "モテキ"はなぜやってくるのか?
    13知りたくなかった?
    人生の真実
    宝くじは「愚か者に課せられた税金」
    ダイエットに成功すると仕事に失敗する?
    恋人が死ぬより長時間通勤の方が不幸?


    エピローグ 進化論的リバタリアニズムのために
    教育をめぐる不都合な真実
    原理的に解決不能な問題を「解決」する
    (1)市場を利用する
    (2)進化論的に制度を最適化する
    (3)価値観を多様化する
    おせっかいな自由主義

    あとがき

  • 切り口が斬新でいて、嫌味が無い。
    他の著書も是非読んでみたくなりました。

  • 相変わらず橘玲の著書は面白い。
    こんなに含蓄に富み、あらゆる疑問や問題に対して切り込んで論の展開をするのは読んでてホンマに納得、関心以外何物でもない。

    個人的には、前著『(日本人)』http://booklog.jp/users/fumiyaaaaaaaa/archives/1/4344021762
    が余りにも秀逸過ぎで且つ今回の著書では同内容が多々散見されたので、少し残念やった。

    ただ、Part1. POLITICSに関しては納得で、一番読み応えがあった。

    橘玲の本を読んだことがなければ、初めて読む分には良いかも知れません。

  • 40億年の進化が作ったヒトの本能は、
    人間が意識していないにも関わらずきわめて強力なので、
    解決困難な、不愉快な現象となってヒトを苦しめる。

    トピックは多岐にわたる。特にPart3 SOCIETYが新鮮だった。

全72件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

作家。2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部の大ベストセラーに。著書に『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』 (以上ダイヤモンド社)など多数。『言ってはいけない ~残酷すぎる真実』(新潮新書)が50万部超のベストセラーに。

「2019年 『1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

不愉快なことには理由があるのその他の作品

橘玲の作品

ツイートする