不愉快なことには理由がある

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 642
レビュー : 72
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087806632

感想・レビュー・書評

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  • 連載コラムを集めたもの。進化心理学をベースに世の中を切る。おまるカレー、スピリチュアル、遺伝子に組み込まれている。意見が分かれると中庸が選ばれる。国家は市場を制御できない。市場が拡大すれば、富は不正がなくても集中する、歌手や人気歌手のように。北欧は課税所得が閲覧でき、相互監視されている。ベーシックインカムの被害者は自立心の強い人。5は家族、50は狩猟の群、100-150が村の単位。

  • 普段考えない面白い考察が多い。考えるヒントになる。

    公立中学でいじめ自殺が多い理由や、富が一部に集中する理由など「なるほど」と思える話が数ページごとに書かれていてサクサク読めた。

  • いつもの如くだが、この著者は比較的最新の図書の記載をうまく紹介してくれるので、助かる。雑誌連載をまとめた本なので、内容は必ずしも一貫して同じテーマを深堀りしているわけではない。

  • 政治や時事問題などを広範な視点から理論的に説明する

    進化心理学に基づけば、人間の思考方法はその人間の文化的背景での種の保存に適した考え方に偏るはずである。
    日本人が決断出来ないのは、長く続く定常的なムラ社会を前提とした文化なので、誰かの不利益を確定させるこことによる以後の軋轢を避けるための必然である。ユーロ圏がギリシャに対して優柔不断なのも同じ理由。

  • ちょっと期待はずれかな

  • 進化論ベースでテーマ毎に短いエッセイが綴られている。はっと気づかされることが多く、面白い。

  • 身もふたもない話,救いのない話のオンパレード。正しくはないが仕方ない,真実なのに公にするのははばかられる…。そんな話ばっかりなんだけどんるほどと思わされるし面白い。すべてのことに理由がある,極端な主張ではあるんだけ説得力あるんだよなあ…

  • 他人の不幸は自分の快感。他人の幸せは自分にとって不愉快。ヒトはそのように進化してきた。そんな社会で生きているのだから当然のこと。

  • 生き残るものが、生き残る。

  •  週刊プレーボーイ誌の連載をまとめたものであり、民主党政権の頃の事件や出来事について、作者ならではの意見を述べている。
     これらの社会状況を説明するのに、進化論を出してくるのがこの作者の独自性である。なお、本書は連載中から、ブログなどに転載されたことや作者独特の論理展開もあいまって、既読感が大きく、作者の別の本との違いが分かりにくい。
     本書で最もなるほどと思ったのは、インターネットでハブサイトにアクセスが集中するように、市場が拡大すると富が一部に集中するという論である。つまり格差が自由経済の本質と説く。一理あるかも、と思わせるところが、作者ならではである。この辺が、この作者の本を手に取らせる魅力である。

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著者プロフィール

作家。2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部の大ベストセラーに。著書に『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』 (以上ダイヤモンド社)など多数。『言ってはいけない ~残酷すぎる真実』(新潮新書)が50万部超のベストセラーに。

「2019年 『1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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