聞き上手 話し上手 38の可士和談議

  • 集英社 (2013年4月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784087806694

作品紹介・あらすじ

アートディレクター、プロデューサーとして幅広く活動を続ける佐藤可士和氏。佐藤氏の『UOMO』での連載「可士和談議」を単行本化。“現代_いま_を感じる"対談の相手は坂本龍一氏、三木谷浩史氏、秋元康氏ら38人。

感想・レビュー・書評

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  • 最も印象に残ったのは、「イメージ」という言葉が繰り返し登場していたことだ。著者は比喩として用いているだけでなく、アーティストや起業家、経営者といった人々が「見える」と表現する場面を紹介していた。それは単なる視覚的な連想ではなく、考えやビジョンを映像のように描き出す力であり、彼らの行動や発想の源になっているように感じられた。

    私はこれまで、物事を思い浮かべるときにどうしても文章として立ち上がってくることが多かった。言葉で整理することは強みでもあるが、同時にイメージとして描く力が不足しているのではないかとも思う。本書を通して、その「見える力」を自分も身につけられたら、思考の幅や表現のバランスがより良くなると感じた。

  • 佐藤可士和と著名人とのインタビュー集。

    今まで知ってはいたけど、
    深くは知らなかった著名人の考え方が窺えて
    参考になった。

    大前研一さんの
    ・右脳と左脳をバランスよく使え
    その為には芸術や美女とのデートコースを考えよ

    松任谷さんの
    ・飽きることこそエネルギー

    松岡修造さんの
    ・失敗してもうまくいっていると見せかける表現力が大事

    など自分が悪いと思っていたことが
    実はそうではない?という新しい解釈が得られたり
    勉強になりました。

    38人いるみたいなので
    興味ある人のところだけでも読んでみてはいかが?

  • ひとりひとりが短くて、読みやすい上にいいことたくさん書いてあってよかった

  • Amazon vineでもらう。佐藤可士和と著名人の対談集。可士和氏がゲストにインタビューする形式。簡単ではないことだと思うが、文章読む限りではそんなに優れた聞き手とはおもえない。動画で見れば違うのかもしれないが。

  • シンポジウムで一緒になる佐藤さんの対談集。なかなか柔軟でチャレンジ精神に富む人であることがわかる。

  • 題名の通り,佐藤可士和さんは聞き上手で,話し上手だと思った。
    月並みかも知れないが,一流の人は,努力することが一流なのだなと思った。

  • ウオモ臭が強いけど人選も一人当たりの長さも良い。

  • 人生いろいろ、男もいろいろ。

  • 対談形式だと、(自分の)関心ある人ない人がいてどうしても読むページ流してしまうページありまして、
    緩急つけながら読み終えました。
    (図書館で借りた本だったというのも大きかったと思いますが)

    01.坂本龍一氏「世の中は知らないことだらけ」
    大人になればなるほど、いかに自分がものを知らないかということがわかってきます。

  • どんなジャンルの仕事をしていても、突き抜けた人同士は会話が弾む。
    世の中には自分の知らない世界、知らない世界で活躍している人がたくさんいる。
    実際に自分と関わることはないかもしれない世界や人を垣間見ることができてとても面白い。
    子供が大きくなったら読んで欲しいなと思う本。

  • 図書館。

    なぜか最近対談ものが好きでよく借りる。
    対談相手はすごく興味深い。が、雑誌の
    企画なので購読対象が私とかぶらないせいで
    対談内容にあまり興味がもてないという
    不思議なことに。。

  • 281

  • 自分が出すぎても良くないけど、謙虚になりすぎても良くない。

    「バリアフリー」はバリアをなくすことではなくて、こんなバリアがここにこれだけあると徹底的に明示すること。

    見えないものを大切にする感覚は日本人ならでは。

    「わからないこと」が答え
    ---------------
    日本的な人間関係の中では「中立」と「独立」がごっちゃになっている。

    人間の表層の欲求を実現しているだけでは、単なる御用聞きでしかない。

    言葉は本来他人のもので、それに自分にとっての意味を持つようになっても、結局は今まで読んだ本や誰かの言葉であって、自分の言葉ではない。言葉に創造なんてない、他者から刺激されて出て来るのが必然。一人で悩んで自分の中から言葉を出すよりも、注文に反応するほうが言語の機能としては健康。

    お土産は土の産物。その土地に根付いたものを。

    一人で考えることは、鏡の前で自分の顔を見るようなものだと思うことがある。鏡を見るときは顔を作ってしまうし、左右も逆になってる。でも、打ち合わせの時にパッとひらめくのは、作り込みのない、正対した自分の顔を見ているようなそんな気がする。

    「教える」のではなく、「経験の場を与える」。

    自分の人生にリアリティを感じているからこそ得られる気持ちの余裕。人生のリアリティは、目の前のことを全力投球でやっているかどうか。

    茶道における「型」というのは、実は自由になるための方法。決して自分を縛るためのものではなく、一度型の中に自分を収めることで、逆にそこから自由になれる。

    茶の湯は知らない人との距離感を縮めてくれる一方で、親しい人動詞の距離感をいい意味で離してくれる。

    お茶は、芸術・生活・宗教の三角形のちょうどど真ん中を漂っている。

    茶の湯とは、つまるところ自分と向き合うこと。

    もてなしが行き着く先は自分自身。それはエゴでも自己満足でもなく、大切なのは自分自身が納得できるかどうかだから。茶の稽古は決してひとりでするなと言われているが、それは、相手をもてなすその向こうに己の姿がまた見えてくるから。

    得てして日本人は自信がないか自信過剰かのどちらかに振れやすい。本当の意味での自分の力、自分のユニークさを知らない。なぜなら、外に出ていないから。他の文化に触れれば、もはや「こうあるべき」なんてものはないのがわかるし、自分がいるところの良さも見えてくる。

  • 佐藤可士和さんと各界のトップランナーとの対話をまとめた本。トップランナーには二つの共通点がある。ひとつは「インディペンデント」であるということ。ぶれない軸を持ち、時代に対してしなやかに据えることができること。もうひとつが「クリアな視界を持っていること」。あたかも雲の上に頭を出して、遠い彼方を見ているかのような視界。見えているので不安がなく、だから軸がぶれずに進める。

  • 博報堂出身で、
    広告中心でも単なる広告にとどまらないようなクリエイティブな
    お仕事をされている佐藤可士和さんの対談集です。

    佐藤可士和さんという名前は、幾度と聞いていても、
    どんな仕事をしている人なのかは全く知りませんでした。
    僕の中では、知る人ぞ知る才人といった感じ。
    知ろうとしなければ知ることができないところにいる才人。
    ユニクロのお仕事をしたり、楽天のお仕事をされている人だと、
    今回初めてわかりました。

    そんな佐藤可士和さんの本をどうして読もう思ったかは、
    その対談の相手に、坂本龍一さんや秋元康さんがいたというのがあります。

    この本では38人のトップランナーがゲストとして登場します。
    僕の知らない人、名前だけ知っている人、好きな人、嫌いなイメージの人、
    それぞれがいて、この本を読むことでちょっと彼らの呼吸の仕方を見てとることができ、
    著名人ではありながら、生身の人間としての息遣いが感じられるような、
    そういう近づき方がほんのりと出来たような読書体験だったでしょうか。

    華道という世界の池坊美佳さん。
    茶道という世界の千宗屋さん。
    そういう和の深みのような世界の中心にいらっしゃる方々との対談は
    とても新鮮に読むことになりました。
    ふだん、生活していてなかなか触れることが出来ない世界ですし、
    敬遠してしまう世界です。
    でも、彼らを知って、WEB検索してもう少し調べてみると、
    すごいぞ、と思えたりして面白かったですね。

    38人で261ページくらいですから、
    一人ひとりのお話の長さは短いですが、
    そこはそこ、入門編でもありますし、
    ほんのひとくちあるかどうかの量のお酒を口に含んだようなものだったりして、
    そんなひとくち分の香りや味わいや余韻を楽しむ様な作りに
    なっているんじゃないかなと思いました。
    まぁ、雑誌連載の対談を集めたものですが、そういう趣を感じながら読めもします。

    さっぱりしていながらもしっかり骨はあるという本です。

  • 長い長いと読んでいて感じました。
    興味のある人のところだけやはり関心があるだけに面白い事言うなと思いましたが、それ以外のは文字を流してました。

    作曲家と詩人と茶人と建築家は好きです。

  • インタビューのときには、共通点を調べておく必要がある
    知らない職業の人を知れた
    プロはプロに依頼する
    上村さんの体幹を鍛える話
    詩人の方の話
    安藤裕子さんの庶民感覚の話

  • クリエーター達の魅力が、可士和氏によって上手に引き出されている。
    会いたい人に会っているが、相手をリスペクトし、他のインタビュアーとは視点が違うので面白い。
    可士和氏自身も、各界のトップから、注目されているのがわかる。

  • 38人が、誰か気になりますね。

    集英社のPR
    「アートディレクター、プロデューサーとして幅広く活動を続ける佐藤可士和氏。佐藤氏の『UOMO』での連載「可士和談義」を単行本化。"現代を感じる"対談の相手は坂本龍一氏、三木谷浩史氏、秋元康氏ら38人。」

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著者プロフィール

■佐藤 可士和(サトウ カシワ)
クリエイティブディレクター。博報堂を経て「SAMURAI」設立。
主な仕事に国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループのブランドクリエイティブディレクション、「カップヌードルミュージアム」「ふじようちえん」のトータルプロデュースなど。
近年は武田グローバル本社、日清食品関西新工場など大規模な空間デザインプロジェクトにも多く従事。
文化庁文化交流使(2016年度)、慶應義塾大学特別招聘教授(2012-2020年)毎日デザイン賞ほか多数受賞。
2021 年春に国立新美術館で「佐藤可士和展」を開催予定。

「2021年 『佐藤可士和の対話ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤可士和の作品

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