Arknoah 1 僕のつくった怪物

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1007
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087806823

感想・レビュー・書評

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  • 乙一さんが児童書!?マジでか!?ってノリで読んでみましたー。
    乙一さんらしく、暗いところはとことん暗く、わかりやすいグロさです。
    兄弟が異世界に来てしまう…来てしまった?というお話。しかも自分の心の中にある怪物付きで。
    弟くんの口のききかたというか性格のひん曲がり方が読んでてもかなりイラっとします。
    しかもこれ…続くんだ…。別に続きあってもなくてもってかんじ。蛇のキャラがなんか1番面白い。

  • 市図書館にて。

  • 乙一作品で海外設定って珍しいな、って思ったけど
    絵本に入り込んで冒険する主人公が聡と裕太、とかじゃしっくりこないから
    やっぱり日本人じゃない設定がいいんだろうな。
    だいたい日本の絵本って冒険ってかんじしなさそうだし。
    って思ってたら、登場人物の名前を紅茶関係で統一してるのね。
    このへんがさすが乙一…!

    それにしてもこの世界は怖いな。
    本人の歪みがダイレクトに形になる。
    分かりやすく暴力に走った幼いグレイの怪物も、
    年上の分、知性と残酷さを持ち合わせているアールの怪物もすごくリアル。
    自分が流れ着いたらどんな怪物を生むんだろうか。

    また新しい漂流者も現れて次巻が楽しみ。

  • ファンタジーもの。いじめられ兄弟が絵本の世界へっ
    途中挫折しそうになるも読破。

  • いじめられっこ兄弟が絵本の中の世界を旅する冒険ファンタジー。
    世界観の説明書きが多くて、正直読むのが億劫になったこともあったけど、段々その世界に引き込まれていった。
    お兄ちゃんの作り出した怪物が不気味。でも、不思議と切なさが込み上げてくる。
    最後、新たな展開もあり、次巻も楽しみ。

  •  アークノアシリーズ第1巻。絵本の世界に入り込み、自分の心が生み出した怪物を倒すため戦う。倒せないと…

     乙一さんらしさは髄所に見られるが、各部屋の描写ばかりであまり楽しめませんでした。

  • 図書館より。
    何故か読み始めた時、王国の鍵シリーズ(ガースニクス)を思い出してしまった。あんまりこの手のファンタジー?を読まないからかな・・・?

    何巻まで続くのか分からないが、続くようなら読んでみたい。

  • おもしろい。早く続き読みたい。本当に絵本の中をさまよってるみたいに、わくわくした。

  • 本の中の世界に迷い込んだいじめられっこの兄弟。
    自分の心の中の想いが作った怪物を倒さないと元の世界に戻れないとしり、怪物を退治する行動に加わるなかで少しずつ彼らが成長しく姿がたのもしいです。
    兄の怪物はなかなかの強者。どのように対処していくのかとても続きがきになります。

  • ファンタジーものなので、今までの作品とは毛色が違うのかと思えば乙一の世界観をそのままにストーリーが展開されていたので、読んでいて自然と入り込むことができました。
    いじめられっこ兄弟が主人公というのも乙一さんならではのお馴染みの主人公設定。ただ怪物を倒すのではなく、その中で弱い自分も愛し、受け止めていく。弟・グレイは早々に退場してしまいましたが、これからの兄・アールの活躍とリゼとの絡み、新しい異邦人との出会いに期待。続きが早く読みたい!!!

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著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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