ドラゴンファイア Arknoah 2

  • 集英社 (2015年9月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (404ページ) / ISBN・EAN: 9784087807622

作品紹介・あらすじ

乙一のファンタジーシリーズ第2弾!! 歯並びの悪い女の子・マリナはアークノアの世界の中へ迷いこんでしまった。一方、アールたちは突然現れた竜の討伐にのぞむため、砂漠を駆けていた……。

みんなの感想まとめ

物語は、ファンタジーの世界で繰り広げられる冒険と葛藤を描いています。特に、マリナというキャラクターの優しさや努力が印象的で、彼女の運命に心を痛める読者が多いようです。彼女は家庭的で頭も良く、他者を思い...

感想・レビュー・書評

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  • 弱い子どもは選ばなくてはいけない。地獄を生きるか、幻想の中で死ぬか。そして本を読む子どもは、例外なく幻想の中で生きることを願っている。

  • ドラゴンの描写良いのかわからないけど、炎吐く姿が想像できて映画みたいだなと
    2巻で終わるかと思ってたら、まだ続く
    3巻もうすぐ出るらしい
    アークノアの秘密も今後明らかになりそう

  • 世界観にも慣れ一気に読めました(⌒‐⌒)
    そういうストーリーになるのか…マリナには生きて帰ってほしかったです。文章からとても優しい子なのなのだと伝わってきました。のでこの評価で…。
    蛇が協力してくるとは思いませんでした。そして二人で追われる身に!最期にグレイが出てきてくれてなぜか安心感。笑 次巻早く読みたいです!(*^^*)

  • マリナ…良い子だったのに
    歯並びは悪くても自分で治そうと努力した
    人をできるだけ殺さないようにする優しさ
    料理ができて家庭的
    頭はとても良くて、必要以上の贅沢は求めない
    そんな良い子が死んじゃうんだ

    これがグレイみたいな子だったらこんなに悲しくないけどマリナは良い子だったよ
    ラプナトゥラもマリナの言うことを聴く良い子

    蛇は生まれてきて良かったとアールに言ったけどラプナトゥラもそうだったかな
    マリナは現実の世界に帰らないでラプナトゥラと一緒に暮らしたかった

    マリナとラプナトゥラみたいな存在を許したらアークノアは崩壊しちゃうのかな?
    創造主の意図しない異分子がいたらアークノアは壊れてしまうんだろうか

    マリナとラプナトゥラには生きてて欲しかったな
    どっかで静かに穏やかに暮らして欲しかったよ

    蛇も可哀想だ
    アールが大好きで嫌われたってそばにいたい
    この先、アールと蛇はどうなっちゃうんだろう

  • 前回、弟のグレーは無事に音の世界に帰る事が出来たけが兄のアールはそのまま取り残され、更に新たな怪物の目撃情報がって終わりだったんだけど。
    今回はアークノアにやってきた新しい異邦人とその人が作り出した新たな怪物の討伐が主な話。 

    この本の世界に来てしまう人は現実で厳しい状況に置かれている事が多く、今回の異邦人も御多分に漏れず酷いイジメと言う犯罪行為を受けていました。 

    そして新しい怪物はドラゴン!こいつがデカイわ空も飛べるわ攻撃力も半端ないわでとても厄介。 
    リプトンとアークノア特別災害対策本部及びビリジアン達も散々な目に。

    そこに加えて前回取り逃がした蛇の怪物の暗躍。 
    先が全く読めない!

    でも、ドラゴンに乗って移動とか良いなぁ。
    リプトンが入手した蒸気機関車も良かったけどさ。
    エピローグでこの本に係りあるであろう人物や関連するお話、次回へつながる展開が出て来て、三巻目への期待も高まります!

    はぁ、それにしてもいいなぁ竜 ドラゴン強い!

    登場人物の名前に紅茶関係が多いのは趣味なのかな。

  • 死亡フラグビンビンで。乙一ならやるだろうなぁと思っておりましたとも。1回は見せておかないとね。1巻と2巻で提示された2つのケース。アールはどうするのか?俄然面白くなってきた。

  • 現実世界から人を取り込む絵本アークノア。
    歯並びの悪さで、いじめられた少女が、絵本の世界に取り込まれ、火竜を生み出す。
    少女は火竜と静かに暮らそうとするが、怪物退治を行うリゼは、少女を殺すことで火竜を退治する。主人公は、火竜と少女の関係や、少女を殺したリゼに疑問を感じ、自分が生み出した蛇と逃げるところまで。
    少女と火竜のからみをもう少し見たかった。

  • 児童書のような装丁、所々ひらがなが混じる平易な文章。だけど人が死ぬ描写と、どうしたって切なくならざるを得ない設定にああ乙一だなぁ、と。

  • 物語の続きとしては定番のストーリーになっている。
    主人公が初めて兄弟とは異なる異邦人と出会い、怪物への心境が変化していく。

    弟とは異なる怪物への気持ちが彼の心の中で今後どのように変化していくのか。ハンマーガールとの対決も考えられるので、今後を楽しみにしたい。

  •  乙一の久しぶりの新刊はアークノアの続編、二巻目。

     一巻は絵本の世界に吸い込まれたアシュヴィ兄弟、この世界では外の世界からの来訪者が怪物を生む。
     その怪物を殺さなければ元の世界には戻れない。死の概念がない世界で来訪者だけが死ぬ。
     弟のグレイが生み出した大猿を退治し、先に弟は元の世界に戻り兄だけがこの世界に残された。


     さて、二巻。この世界に竜が現れて町を焼き払っているとの情報が対策本部に届く。新たな来訪者が現れたようだ
     アール・アシュヴィは自分が生み出した蛇の怪物を追いながら、来訪者をこの世界で唯一殺すことができるリゼ・リプトン、犬の頭を持つカンヤム・カンニャムとともに竜を追う。

     マリナ・ジーンズは歯並びの悪さをからかいの対象にされ、逃げ込んだ先でこの世界に迷い込んだ。
     来訪者として対策本部に保護されるが、自分の生み出した竜の存在を感じて逃げ出す。

     マリナ・ジーンズと竜は氷の世界に閉ざされた城に閉じこもる。リゼ・リプトンは竜との戦いの準備を着々と進めていた。


     ただ単に不思議な絵本ではないと、アークノアの世界には謎があることが今回で示される。
     先に戻ったグレイ・アシュヴィもアークノアの情報を求めて動いている。

     怪物との戦闘シーンに躍動感がある。ちゃんとファンタジーしているなかで、リゼ・リプトンの存在だけが浮いている。彼女が持つ、唯一人間を殺せる金槌の存在が面白さに深みを与えているように思う。

     しかし、一巻からだいぶ時間がたってからの二巻だから、三巻でるのはいつのことになるだろうなぁ。

  • 読みやすくてあっという間に読み終えた。
    が、一巻の方が勢いがあって面白かったように感じる。一巻の内容を忘れていたが、前回のあらすじがあったのですんなりと物語に入り込めた。
    次回も気になる。

  • ドラコン退治が呆気なく終わってしまって、ちょっと残念。
    三巻に期待。

  • 歯並びが悪いことでいじめられていたマリナは、納屋で不良たちへの復讐の道具を探すうち、「アークノア」という絵本の世界に迷い込んでしまう。『JUMPjBOOKS』連載に書き下ろしを加える。折り込みイラスト付き。

    ファンタジーでも乙一だから描写は「黒がかって」いた。でも5年前に読んだ-1よりもファンタジー色が強まったように感じた。自分が5歳年を取って感性が鈍くなっただけかもしれないと思うと寂しいけれど。
    (Ⅾ)

  • 乙一ファンタジー第2巻。前回同様面白かったですが結末の持ってき方があっさりでした。この終わり方であれば前回ももっと早く終わっていただろうし、次巻もなく終わるでしょう。まあ、そこは終わらなかったので続きという形になってますが(笑)はやく、完結巻読みたいです。

  • まさか共闘する展開があるなんて…!
    異邦人が自分の生み出した怪物を乗り越えて自分の世界に帰る話だと思って油断していた
    これは面白い展開
    現実世界に戻ったグレイにも新たな動きがあって早く次巻が読みたい

  • 『アークノア』という絵本の中に入り込んだアールとグレイの兄弟は、そこで自らの心が生んだ怪物と相対することになる。そんな前作では弟グレイの怪物を退治して、グレイのみが現実世界へ帰還するところで終わる。そして第2巻となる今作では新たにマリナという少女がアークノアにやって来ることから始まる。現実世界でその歯並びの悪さからいじめられていたマリアの心が生んだ怪物は歯並びの悪い竜だった。
    前作ではアールが自らの境遇を憂い逡巡し自らの道となるものを模索する様子が書かれていました。異世界での生活に馴染もうとしている様子も書かれていました。(その対極となる存在として全てに対して反発する弟グレイの姿も共に。)
    しかし今作ではアールは状況に流されっぱなしなのです。主人公としての憂いも逡巡も見せず、その役割は新たな登場人物であるマリアが背負っているかのように見えました。これはアールの物語でなく、アークノアという世界の物語なのだろうか。だからアールには主人公としての役割を与えられていないのかと思いきや、マリアはアークが主人公として成り立つための要素であったことがわかります。
    前作を引き継ぎ、次へとコマを進めるために今作はあるのでしょう。序破急の破となる展開。アールに決意させるための展開。状況に流されているだけだったアールが自分の意志で行動するきっかけとなるための展開。そう思うと居心地がいいように思えた前半の展開そのものが大きな伏線だったのでしょう。ラストで世界はひっくり返ります。
    そして前作で物語から退場したかに思えたグレイ。あのひねくれ者のことは気に入っていたので、次回以降に動きがありそうなラストでの登場にニヤリとさせられました。続きが待ちこがれます。

  • ぐだってきた

  • 異世界に紛れ込んでしまった異邦人は、自分のうみだした怪物を退治しない限りはもとの世界に帰れない。その異世界は広大でさまざまに異なる環境が用意された無数の箱庭でできていた…

    まっさらのファンタジーと胸すくアクション、王道的な冒険物語。どこかに落とし穴はないかと昔ながらの乙一読者は思うのですが、抑え目のグロさや陰鬱さでさほどクセもなく本と子供から大人まで楽しめるのではないか、と。

    この巻のラストで物語は大きな舵を切り、3巻目が待ち遠しく思う展開に。なるほど終盤の展開からは主人公はそう決断せざるを得ないかな、とは思います。死がこの世界の死とは全く違うという設定が生きている感じもしますね…。

    はたして怪物とは蛇なのか異世界の住人達なのか、はたまた創造主、なのか。と考えたりもして期待しつつ気長につづきをまとうと思いました。

  • ああ…ああ…辛い…
    そうだよね…こういうこともあるよね…
    この先どうなるんだろう…
    それにグレイたちが気になる…

  • 前作でアールを「パパ」と慕うヘビがどうにも憎めなかったんだけど今回はまさにそれが主題になっていました。
    それまで辛い目にあってきた子がある日突然異世界に迷い込んで誰も自分を知らない場所で新しい暮らしが出来る。しかも自分を親のように慕ってずっと寄り添ってくれる存在がいるなんで嬉しくないはずがないよね
    そんな自分の怪物と一緒にふたりでひっそり暮らしたい、女の子だからこその願いだったのかな

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著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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