若月佑美1st写真集 パレット

  • False (2017年11月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784087808247

作品紹介・あらすじ

“若様"の愛称で親しまれるグループを代表するメンバーの一人、若月佑美。彼女の記念すべき1st写真集が発売になります。

グループに加入した当初、「自分の写真集を出すことが夢」と語っていた彼女が、その思いのたけをぶつけた舞台は、スペイン。“情熱の国"と、どこか本人のキャラクターを思わせるロケ地での撮影は、まさに“熱い"の一言! 最高気温45度(2017712@コルドバ)という灼熱と、550キロにも及ぶ大移動(首都マドリードから南部の都市ミハスまで)をものともせずにタイトな行程をこなし、本邦初公開となる下着姿にも体当たりで挑戦。彼女の今持てるすべての熱量をぶつけています。レンズに向けるその表情は、必ずしもアイドルらしい優しげな笑顔だけではなく、鋭いまなざしも不安げな横顔も潤んだ瞳も―?。ありのままの“若様"が隣にいる感覚を存分に味わえる仕上がりです。
さらに、「二科展」6年連続入賞を誇る彼女が、今回の写真集ロケをモチーフに熱筆したデザインアートも収録! なんとスペインロケ中に下書きを始め、帰路18時間の間にiPadで描き上げたというその瞬間のリアルタイムな想いが込められた一作です。
細部にまで“若月佑美"が詰まった1st写真集に、どうぞご期待ください!

特別付録:本人直筆はし袋風しおり封入(全3種のうちランダムで1種封入)

感想・レビュー・書評

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  • 情熱のスペインとアーティスティックな若月さんがとても合っている。内容が最高なのはもちろんのこと、個人的にはカバーを外した若月デザインの表紙が好きです。

  • 乃木坂46の中でも、
    女性ですけども「男気」を持っているというか、
    なにかに向かっていく強い気持ちとまっすぐな芯を持つメンバーというか、
    そんなふうに見える若月祐美さんの1st写真集。
    スペインにて撮影です。
    本書のおまけに箸袋風しおりがついていますが、
    乃木坂工事中を毎週観てきた人であれば、
    「そこ、きたか!」と叫びたくなる、
    これは若月さんの持ちネタ「はしくん」由来のアイテムでした。

    その「はしくん」のネタを、
    番組内で宴会芸の達人のおじさんに習う企画がありましたけれども、
    観ている方はけっこう、「これ大丈夫なの?」と
    失笑してしまうコーナーだったんですが、
    若月さんは目を輝かせて、うんうん!とその講義を真剣に受けていて、
    僕はその時から彼女に好感を持ったのでした。
    馬鹿にするとか、奇をてらうとか、
    そういうんじゃなくてストレートに、
    「マジメ」といじられる若月佑美ちゃんのまっすぐさが好きになったのです。

    それでもって、本写真集ですが、
    しょっぱなからランジェリーという構成で、がつんときましたね。
    ランジェリー姿のショットも、本書では何種類かあり、
    いつもと違う雰囲気の彼女を感じられるものとなっています。

    こうして若月さんをじろじろ見るというか、
    ずっと見つめるように彼女を知りたい気持ちを抱えながら写真集を眺めていると、
    彼女から感じられるしなやかな強さのほかに、
    まだ一人きりでは転んだり迷子になったりもしそうな未熟さも感じられたのでした。

    彼女は度胸がいいというか、
    目が据わったような感じでカメラや人前で構えているところがありますけれども、
    それも完璧じゃないんですよね、少なくともこの写真集の段階ではまだそうです。
    そりゃあ、自分を大人として見せて、
    スキのない人として仕事をする、生活をすることは、
    あまり無理なく若月さんはできるような人だろうし、
    そうしているうちに、将来的に本当にスキのない人になるものですけれども、
    やっぱりこの段階では、そのスキのなさに大きな死角があることが感じられます。
    その背景にあるのは、さみしさだったり、孤独だったりするのかもしれなくて、
    しっかりした自分と頼りない自分とのつばぜりあいが治まっていない感じが、
    僕なんかには感じられもしたんですよね。

    だから、「すべてわかっている」「段取り通り」「計算の通り」
    などというスタンスで写真に撮られるとあまりおもしろくないなかで、
    チョコアイス棒を片手に、
    やわらかくてピュアな横顔が映っている
    序盤の一枚はかなり好きです。
    他にもよい表情のページはありますが、
    この棒アイスの写真は若月さんの心のやわらかいところが出ていて、
    特に推したい写真でした。

    二科展で何年も連続で入賞でしたっけ、
    している彼女の写真集にふさわしいようなタイトルですよね、
    この『パレット』って。
    姐御肌で芸術家肌みたいなところがあって、
    でも、女の子らしさがあって、すてきな人です。

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著者プロフィール

‘94年、静岡県出身。’11年、アイドルグループ・乃木坂46の1期生オーディションに合格。‘18年11月に同グループを卒業。現在は女優として映画・ドラマを中心に活躍。
ドラマでは、『今日から俺は!!』(日本テレビ)、『私の家政夫ナギサさん』(TBS)、『共演NG』(テレビ東京)などに出演。映画でも『ヲタクに恋は難しい』、『今日から俺は!!劇場版』など、出演作多数。
‘20年、オンラインサロン『未開発区域』を開設。9月に2nd写真集『アンド チョコレート』発売。
‘22年、ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』(日本テレビ)、Netflix映画『桜のような僕の恋人』、映画『劇場版ラジエーションハウス』、映画『ブラックナイトパレード』などに出演。舞台『薔薇王の葬列』ではリチャード役で主演を務めた。
また、二科展にて通算9回入選し、特選入賞するなど、アートにも才能を発揮している。
‘23年、1月期はドラマ『ワタシってサバサバしてるから』(NHK総合)、ドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日)に出演。4月からはドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS)への出演を予定している。

「2023年 『1stフォトエッセイ『履きなれない靴を履き潰すまで』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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