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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784087811872
作品紹介・あらすじ
「母さん、俺をなぜ捨てた」「お父さん、私を叱って」補導歴のある少年・少女に、警視庁担当官が話をきいた。「寂しかった!」「もっと親と話したかった!」非行に走ってしまった若者達から大人への、初のメッセージ集。
感想・レビュー・書評
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心の拠り所、居場所、環境、人付き合い
無責任な大人にならないでほしい
子供との関わり方がわからない? 自分も家族との関わりを持てなかったのが想像できる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
親になる前に一度は読んでおいた方が良いかも。
親子間の心の通じる会話も必要だし、親の親たる態度を示すことも大事だなぁと分かる。
子供が年のわりに甘えてるなぁとも感じるけど、育て直しの機会に恵まれれば立ち直るということは、真っ当な愛情不足が大きな原因だからと言える。 -
少年非行を書いてはいるんだけれど、これを読んで感動したり良い気持ちになったりできるのは他人事の大人か親の人だけだろうと思った。
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やっぱ、だいじなのって"親"なのかな
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2007/03/23 fri <br><br>たまたま見たドキュメントで知った本書。 <br>
TVに出ていた警視庁の刑事さんがこの本の制作に携わったとか。<br>
その人がたまたま友達の旦那の元上司w<br>
妙に身近に感じてしまったのと、
<br>もちろん興味があったので購入してみました。<br><br>
非行少年たちの「声」をまとめたもの。 <br>
ここに出てくる子どもたちに共通しているのが、<br>
大人たちからの愛情が不足していると感じている点。<br>
大人は当然両親だったり、先生だったり…。<br><br>
親たちも愛情が無いわけではないと思う。<br>
ただ、お互いに話し合うことに欠けてるんじゃないだろうか。<br>
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子どもたち自身も非行に走るまでに <br>
「言葉」で淋しさを訴えたのだろうか。 <br>
親をはじめ、周囲の大人たちは <br>
「言葉」でも愛情を示しただろうか。<br>
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もちろん、中には心ない大人たちもいて、<br>
そうした大人に傷つけられている子どももたくさんいるが。<br>
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たとえ親子でも、やはり1個の人間。<br>
言葉や態度で示さなければ、解り合えないのではないだろうか。 <br>
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もっと、もっと言葉を紡いでもらいたい。<br>
そんな風に思わされた1冊でした。 <br>
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