露の身ながら 往復書簡いのちへの対話

  • 集英社 (2004年4月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784087812657

みんなの感想まとめ

テーマは生きることの意味と不自由さで、著者たちの往復書簡を通して深い感情が伝わってきます。多田氏と柳澤氏は、日本の生物学界で大きな影響を持ちながらも、共に身体的な不自由さを抱えています。この共通の経験...

感想・レビュー・書評

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  • ある本でオススメされていたので読みました。

    多田氏、柳澤氏 両名とも日本の生物学に大きな影響を与えてきた方です。
    そして、両名とも大きな不自由さをもって生きている。この共通点が往復書簡として収められています。
    身を患う人の気持ちがひしひしと伝わってきます。

  • 往復書簡・・・・・・といっても、濃密な内容があふれ出ている。

     身体を震わせながら読んだ本

  • いのち、生きていることについて深く考えさせられます。今の生活がかけがえないものだということをもう一度感じます。

  • 免疫学者の多田富雄氏と生命科学者の柳澤桂子さんの切実な往復書簡。身動きも、発声も嚥下も出来なくなった多田富雄氏はそれでも新作能を創作。原因の分からない難病に何十年も苦しんできた柳沢桂子氏との往復書簡は、互いに苦しみながらもお互いを気遣い、命とは、生きるとはを身を持って語り合っている。メールのやりとりなので、まだ続いていると思われますが、また拝見したいものです。

  • 免疫学者多田富雄先生と遺伝学者柳澤桂子さんの往復書簡。

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著者プロフィール

多田富雄(ただ・とみお、1934-2010) 
1934年、茨城県結城市生まれ。東京大学名誉教授。専攻・免疫学。元・国際免疫学会連合会長。1959年千葉大学医学部卒業。同大学医学部教授、東京大学医学部教授を歴任。71年、免疫応答を調整するサプレッサー(抑制)T細胞を発見、野口英世記念医学賞、エミール・フォン・ベーリング賞、朝日賞など多数受賞。84年文化功労者。
2001年5月2日、出張先の金沢で脳梗塞に倒れ、右半身麻痺と仮性球麻痺の後遺症で構音障害、嚥下障害となる。2010年4月21日死去。
著書に『免疫の意味論』(大佛次郎賞)『生命へのまなざし』『落葉隻語 ことばのかたみ』(以上、青土社)『生命の意味論』『脳の中の能舞台』『残夢整理』(以上、新潮社)『独酌余滴』(日本エッセイストクラブ賞)『懐かしい日々の想い』(以上、朝日新聞出版)『全詩集 歌占』『能の見える風景』『花供養』『詩集 寛容』『多田富雄 新作能全集』(以上、藤原書店)『寡黙なる巨人』(小林秀雄賞)『春楡の木陰で』(以上、集英社)など多数。


「2016年 『多田富雄のコスモロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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