露の身ながら 〜往復書簡・いのちへの対話〜

  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087812657

感想・レビュー・書評

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  • ある本でオススメされていたので読みました。

    多田氏、柳澤氏 両名とも日本の生物学に大きな影響を与えてきた方です。
    そして、両名とも大きな不自由さをもって生きている。この共通点が往復書簡として収められています。
    身を患う人の気持ちがひしひしと伝わってきます。

  • 往復書簡・・・・・・といっても、濃密な内容があふれ出ている。

     身体を震わせながら読んだ本

  • いのち、生きていることについて深く考えさせられます。今の生活がかけがえないものだということをもう一度感じます。

  • 免疫学者の多田富雄氏と生命科学者の柳澤桂子さんの切実な往復書簡。身動きも、発声も嚥下も出来なくなった多田富雄氏はそれでも新作能を創作。原因の分からない難病に何十年も苦しんできた柳沢桂子氏との往復書簡は、互いに苦しみながらもお互いを気遣い、命とは、生きるとはを身を持って語り合っている。メールのやりとりなので、まだ続いていると思われますが、また拝見したいものです。

  • 免疫学者多田富雄先生と遺伝学者柳澤桂子さんの往復書簡。

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著者プロフィール

柳澤 桂子(やなぎさわ けいこ)
1938年、東京都生まれ。お茶の水女子大学卒業。コロンビア大学大学院修了。Ph.D.(遺伝子専攻)。お茶の水大学名誉博士。生命科学者,サイエンス・ライター。著書に『脳が考える脳』『遺伝子医療への警鐘』『生と死が創るもの』『いのちの始まりと終わりに』『患者の孤独 心の通う医師を求めて』『生命の秘密』『われわれはなぜ死ぬのか』など多数。



「2022年 『リズムの生物学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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