晴れときどき猫背 (Seabreeze from Kamogawa 2)
- 集英社 (2002年10月4日発売)
本棚登録 : 237人
感想 : 39件
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784087812756
感想・レビュー・書評
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猫(と馬)を中心にした、スローライフエッセイ。
所々にある猫フォトが可愛すぎる。
家族の事情で猫が飼えないので羨ましく感じながら読んでました。
また、猫の子離れや契約の話など考えさせる話もあり、
単に「猫可愛い」で終わらないところが個人的に良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生活の中の小さな変化が、自分の生き方や暮らし、当たり前だと思っていたことが知らずに覆されてしまうことが時々ある。
例えば、新しい車を買ったとか、そのときは単に移動手段として買った車だったけど、それをきっかけにひとりでドライブに出かけるようになって、そこから旅行へ、さらには日本一周へとか・・・ね、そんな何かを変えようと思ったわけでもないことが、大きな変化へとつながり自分自身も変わったとかいうようなこと。誰でも大きさはそれぞれかもしれないけれど、経験したことあるのではないかと。
そういう小さな変化から得られた、自分の中での大きな変化って今まで想像したこともなかった世界へグイグイと引き込まれていくような、そんな感覚を味わう。今までだったら受け入れることできなかったことすら、そういうときは不思議と受け入れることができるようになったり。本当にここが転機だとあからさまに知らしめてくる。
正に、そんな小さな変化が、後に幸せの形や暮らしの彩りまでを変化させる様子を、温かく穏やかな気持ちで眺めるように読み進めることができた。なんとなくはらはらしながら、そして、幸運を祈るような気持ちで。
また途中途中に命の大切さを教えられる場面もあり、大人が読むものと決めつけず、小さなお子さんと一緒にかわいい猫の写真をみながら読み進めてみることもお勧めしたい。
そんな素敵なエッセイ。 -
著者は「猫エッセイではない」と言っているけど、いや、猫エッセイでしょう(笑)
なにせ猫の写真(子猫なのですごくかわいい)がたくさん出てきますから。
あ、馬とかウサギの要素も結構あるか。
…というのは冗談にしても、著者独特の語り口で、動物とのふれあいを描いているのは、とてもほっこりとします。
もちろん単に猫たちのことを書いているだけではなくて、それらを通して、命の尊さとか、命を扱うことの難しさとかを書いているんだけど、でもまあ、本書はとりあえずそういう難しいことを考えずに、まずは読んでほっこりとすればいいんじゃないのかなあと勝手に思っています。
個人的には、著者の風景の描写のしかたがとても好きで、本書でも、著者の住む鴨川の景色がありありと描かれて、思わず「ああ、自分もここに住みたいなあ」と思ってしまいます。
本書をきっかけに、村山作品に触れてもらえたらうれしいです。
(ブクレコからの移植) -
猫好きの同僚が貸してくれたので。
写真や文章の中の猫がとても愛らしくて、
読んでいて楽しかった。
猫憎しだった夫が、
だんだん猫に洗脳されていく様子も面白かったし。
でも意外なことに、
猫好きの私が感動したのは著者の生き方だった。
憧れのナホバの土地を訪ねたり、
猫との生活をはじめたり、
馬を買ったり、農地を買ったりと
自分たちの夢や希望をどんどんかなえていくパワフルさ。
自由業ならではの決断力と行動力と言ってしまえば、
それまでだが、
自分の中の”欲”に対して、
素直に、前向きに、
いや無理やりにでもくいついていく生き方に、
感動した。 -
仔猫たちが可愛すぎて、思わず写真に見惚れてしまった。猫好きにはたまらない。色々と騒動もあって、でもそれもまた楽しそうで仕方ない。
のちに「物書きとしての私の欲求と業がすべてにまさってしまった」(『<a href="http://mediamarker.net/media/0/?asin=4167709023">楽園のしっぽ</a>』, p.315) なんて、この時点では信じられない。 -
犬派なのに猫派になりつつある。
猫はまだ飼えないので⭐️は4つ。 -
猫好きさんにおすすめ一冊。
それだけでなく、著者のライフスタイルも参考に。
羨ましいけど、実践するのは難しいと思う。 -
面白かった!
農場がどうなるのか気になる〜! -
可愛いニャンコ写真に癒されます。ニャンコが苦手だった旦那様が、だんだんメロメロになっていく様子が微笑ましい。村上由佳さんのロハス生活も諸所でうかがえます。
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こんなに猫が好きな人だったんだなぁ
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猫かわいいよ猫♪♪の本。猫飼いたくなるね
うんこの世話とか、ドタバタすることとか、死んじゃうこととか、人の都合じゃどうにもならんことを受け入れられるようになれる気がする。
まーかわいいね、猫。柔らかいんだろうなあ~ -
「真珠」という素敵な名前の猫との関わりを中心とした、何とも言えず暖かなエッセイ。表紙の猫もかわいいが、文章を読むともっとかわいい。
舞台が鴨川で親しみを持てたと言うこともあるが、はやりの言葉で言えば「スローライフ」という奴だろうか、自然の中で肩を張らずに生きている雰囲気が伝わってくる。こういう生活っていいだろうなと思いながら、なかなか飛び込めないような生活である。
ほのぼのとした中に、考えさせてくれる部分、声を上げて笑ってしまう部分があって、イライラした時にふっと手に取ってみたくなる本である。
個人的には筆者の相方さんが好きだ。
2005/11/2 -
たくさんのネコに囲まれて育った著者の話満載。
ネコのほかにもたくさんの動物が出てきます。
もっとネコが好きになる本。 -
LEE連載の頃、
猫との生活をモーソーしながら
楽しみに読んでいました。
単行本になって購入。
再び子猫たちの愛らしい姿を目にし、
より一層、猫との生活のモーソーが膨らみ・・・
現在では4匹の猫飼いです。 -
2009.06 再読
鴨川三部作(まだ続くのかもしれないけど)の中で、これが1番好き。 -
何故か驚かれることが多いのだけど、実は村山由佳さんの作品は全部読んでる。
初めて読んだ作品の登場人物が、あまりにも身近な存在としてリアルに感じれ、
以降、“隠れ村山ファン”として著作を順番に読んでいたのだけど、ある女性誌に
書かれたエッセイをまとめたものである、本書の存在は最近まで知らなかった。
どこからか、猫好きであることを聞きつけたらしい、お世話になっている担当の
看護士さんが無菌病棟からの帰還のお祝いとして、プレゼントしてもらったのだ
けど、「猫好き+隠れ村山ファン」でなくとも、本書に記された文章に触れること
により、ともすれば後回しにしがちな大切なコトを思い出させてくれると思う。
おすすめです。
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内容(「BOOK」データベースより)
人生あみだくじ。鴨川の生活に迷いこんできた猫と生きものたちが暮らしを変えた。辛い時には雨の日の猫のように背中をまるめてやり過ごそう。時間はたっぷり。嬉しいことはちゃんとやってくる。
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この本にサインをいただいた折に、次に子猫が生まれたら、家にぜひとお願いしたが、そのままになっている。最近は音信不通だ。
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猫好きだけじゃなくて、みんなに読んでほしい。
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ネコちゃんの写真が可愛かった☆
<言葉>という道具は、私たちが考えている以上に不完全で、不十分で、ほんとうに伝えたい気持ちほどなかなかうまく伝わらない。
著者プロフィール
村山由佳の作品
