- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087813005
感想・レビュー・書評
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バングラデシュ人が出稼ぎのために来日し長年に渡り不法滞在をする。そんなストーリーを読んで考えたことは3つある。
1つ目は外国人労働者について。少子化が進み労働力不足の日本では移民や出稼ぎとして来日する彼らが必要だと感じた。しかし彼らは自国内であればこの主人公のように学歴のあるエリート層であることが多いのを思うと、海外で単純な労働をするよりも祖国のために活動した方がよいのかもしれない。
2つ目はバングラデシュの政治について。国民がそれを目指していないのであれば、それで幸せなのであれば、十分な暮らしなのかもしれない。
3つ目は家族がベースとなって動くことについて。自分の意志より家族の意志を優先されるため自分の夢や願望は達成しにくい状況にあるように感じた。日本でも田舎ではこの傾向がまだ強い。
他にも宗教、政治政策 -
少し昔の発刊であるが、労働力として海外を行き来するバングラデシュの人々の暮らしを垣間見る事ができた。いまはここに登場したバングラデシュの人々の暮らしがもう少しよくなっていればと願う。
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現在の日本ではちょっと考えにくい環境での話の部分はもしも、自分がそうだったならばと考えちゃいました。
ある意味いい刺激になったように思います♪ -
出稼ぎバングラ人兄弟の物語
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ドキュメンタリとして秀逸 05年3月