虎山へ

平岡泰博

• 集英社 (2003年11月17日発売)

作品紹介・あらすじ

零下30度にもなる激寒の季節、まだ誰も撮影したことのない絶滅寸前の幻のシベリアタイガーの映像を得る為に、TV局のカメラマンである著者は、ロシア沿海地方の、文字通り虎の棲む山に挑む。第1回開高健ノンフィクション賞受賞作。

感想・レビュー・書評

[kocmockocmaさんの感想 · 2023年7月23日]

2003年日時不明毎日新聞余禄

[daipresentsさんの感想 · 2020年8月27日]

ただトラを追う。それだけなのにそれだけじゃない物語

[Maxyさんの感想 · 2012年9月1日]

このような自然の中での体験は、なかなか文字で他人に伝えきれないだろう。しかし本書は、シベリアタイガーを中心に、情景をうまく表現しているのではないか。
北へ向かう気持ちを共有出来る者には、素敵なドキュメンタリーであった。