越境人たち 六月の祭り

  • 集英社 (2003年12月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784087813036

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  • 第1回開高健ノンフィクション賞受賞作。著者が関わった日韓W杯の草の根ボランティアの話を中心に、在日外国人の現状や心情にスポットをあてた佳作。在日外国人に対する知識も興味もなく、単純に開高健ノンフィクション賞を読みつぶす中で手に取った一冊でしたが、かなりよかったです。いろいろ横道にそれながらの前半から、後半の一種爽快感もあるような流れが○。ルポライターなので文章もわかりやすく読み進めやすい。テーマとか内容とか気にせずに気軽に読んでみることをおすすめします。

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著者プロフィール

1957年 山口県生まれ(在日コリアン3世)。
1980年 早稲田大学教育学部卒業。
2002年サッカーワールドカップ外国人ボランティア共同世話人、定住外国人ボランティア円卓会議共同世話人、文化庁文化芸術アドバイザー(日韓交流担当)などを歴任。
現 在 ルポライター、コリア国際学園監事。
著 書 『パチンコと兵器とチマチョゴリ』(学陽書房、1995年)、『5グラムの攻防戦』(集英社、1996年)、『越境人たち六月の祭り』(集英社、開高健ノンフィクション賞優秀賞、2003年)、『『マンガ嫌韓流』のここがデタラメ』(共著、コモンズ、2006年)など。

「2013年 『竹島とナショナリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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