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Amazon.co.jp ・本 (104ページ) / ISBN・EAN: 9784087813074
作品紹介・あらすじ
心があたたかくなるノンフィクション絵本。
チェルノブイリの放射能汚染で白血病になった少年アンドレイと、日本からきた若い看護師ヤヨイとの心の交流を、ベラルーシの美しい自然を背景に描いた絵本。読む人の涙と感動をさそう作品です。
みんなの感想まとめ
心温まるノンフィクション絵本は、チェルノブイリの放射能汚染によって白血病に苦しむ少年アンドレイと、日本から来た看護師ヤヨイとの心の交流を描いています。美しいベラルーシの自然を背景に、少年の命を救うため...
感想・レビュー・書評
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先に読んだ「仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ」の中
エピソード④にあった鎌田實先生
全く知らなかったので図書館で借りて読んだ
〈チェルノブイリの放射能汚染で白血病になった少年を、ベラルーシの美しい自然を背景に描いた絵本〉
中学一年の教科書にも載っていたそうだ
1948年生まれの医師でもある著者の眼差しが冷静で優しい
尼崎の小林書店の由美子さんが大好きなのも分かる
少年が亡くなって再び訪れた遠い町
パイナップルが胸をうつ
≪ 子の涙 人類すべての 悲しみに ≫詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2004年に発行された本です。
チェルノブイリの原発事故が起こった
後、近隣の町は全て汚染されてしまった。
たくさんの子供達が10歳前後で白血病に
なってしまった。
その中の少年を救うべく、鎌田医師と日本の医療チームが医療機器や薬を運び奔走した。現在よりも情報も輸送手立ても無い状況だった。ネタバレになるのでこれ以上は
書けないけれど、鎌田医師の行動と少年に寄り添った看護師に日本人として誇りを感じた。挿し絵がある絵本のような作りなので読みやすかった。 -
小説「あの日、小林書店で。 」で紹介されていて、興味が湧きました。誰もが知る忘れてはならない大惨事が美しい文章と絵で綴られています。
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1986年、チェルノブイリ原発(旧ソ連時代、現在のウクライナ)が爆発し、広島の500倍の放射能汚染が広がりました。隣国のベラルーシでは死の黒い雨が降り、それを浴びてしまったのが赤ちゃんのアンドレア。彼はそれが原因で数年後白血病に侵されます。
日本からやってきた医師は子供達を救う事ができるのか?そんな中、看護婦のヤヨイさんは、アンドレアが食べたがったパイナップルを氷点下の中探し続けます。
戦争、原発汚染、悲しい世の中ですが、人の優しさは生きています。大切な命を守ろうと尽力された鎌田先生や全てを受け入れた母の姿から、幸せについて考えさせられます。子供だと時代や背景理解が難しいかもしれません。大人の絵本。今年閉店した小林書店(尼崎市)の由美子さんがオススメされてました。 -
1986年のチェルノブイリ原発事故の放射能を浴びたベラルーシ共和国の少年と、彼を治療するために日本から派遣された著者の物語。
大人の絵本で、20分で読めた。
言葉は簡単だけど、そのやさしい言葉が発する意味はとても大きい。
『ヒントは人と人のつながりのなかに存在する。ひとりぼっちで生きるとき、幸せも不幸せも感じるのはむずかしい。
…
人とのつながりの中で生きるとき、幸せを感じたり、不幸せを感じたりするのではないか。』 -
チェルノブイリの事故はすぐ周りの諸国に知らされていなかったんだという事実に衝撃を覚えた。白血病に苦しむ患者たちのために日本人医師たち看護師たちが懸命に取り組んだことに感銘を受けた。
中学2年生の教科書に掲載されている -
絵本
チェルノブイリ原発事故と知らされず黒い雨に濡れ白血病になった少年は日本からの医療支援で幾度となく死の淵から蘇ったが食欲がなくなった。
なんとか食べさせようと食べたい物を訊いた日本の看護師に「パイナップル」と答えた。
看護師は雪の中を街中パイナップルを探して回るが見つからない、その噂を聞きつけた町民からパイナップルを手に入れた。少年は、食欲が出たが…
私も尼崎の本屋さんでこの本のことを知りました -
チェルノブイリの原発事故によって患った白血病と戦う少年と、それを懸命に支える医療スタッフ、その全てを受け入れる母親の姿から、命の切なさや大切さ、幸せとは何かを考えることができる
◾️一番大切なものを失ったときでも、人間は感謝することができる
◾️言葉や歴史、文化、宗教が違っても、人間は悲しみや苦しみや喜びをわかちあえる
◾️幸せは、幸せを目指しているプロセスの中にあるのかもしれない
◾️苦しみや悲しみの中にいる人だからこそ、幸福になれる可能性がある
◾️許すこと、感謝すること、微笑みあうことを忘れない -
「ひとりの子どもの涙は、人類すべての悲しみより重い」
チェルノブイリの原発の事故によって汚染されたベラルーシ共和国の町で、一人の少年が白血病を発症し、その治療のために日本からも多くの医療関係者が携わって少年を救おうと奔走した実話に基づいた絵本。
まだ小さな少年は辛い治療に耐え、希望を絶やさず戦い抜いた。どんなに苦しかったろうと想像することしかできないが、2度と繰り返されてはいけない。
凍てつく寒さの中で少年のためにパイナップルを探し続けた女性がいた。人間のあたたかさや強さは人から人へ伝わり、希望を持ち続けることでまた人を絶望から救い出すこともできるのだと知った。
「苦しみや悲しみのなかにいる人たちだからこそ幸福になれる可能性があることがわかりました。」という鎌田實さんの言葉が心に沁みた。 -
チェルノブイリ原発事故により多くの子供たちが白血病を発症したベラルーシ共和国。その子供たちを救ったのは日本の医師たちだった。
本当の「しあわせ」とは、お金があって恵まれていること?家族が元気に暮らしていること?
アンドレイくんのお母さんが教えてくれるノンフィクション!
「苦しみや悲しみのなかにいる人たちだからこそ幸福になれる可能性があることがわかりました。」
原発事故の事実を隠蔽されていたベラルーシ共和国。アンドレイくんのお母さんは、放射線が飛びまくっていることを知らずに、赤ちゃんのアンドレイくんを乳母車に乗せて散歩をしていました。
黒い雨が降る日も、散歩は欠かせなかったといいます。「あの時、散歩に行かなければ、、、」
同じ母として、アンドレイくんのお母さんの気持ちを考えると、、、嗚咽でした。
何もかも失った後でも、日本の医師への感謝する気持ちを忘れなかったお母さん。
「人のあたたかさ」がどれほど人を強くさせるか、「しあわせ」とは如何なるものか、深く考えさせられる作品でした。
現在、赤ん坊の娘が大きくなったら、読んで欲しいなと思いました。-
2021/02/25
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実はこれ絵本で、読みやすかったよー(๑˃̵ᴗ˂̵)
アンドレイくんは助からなかったけど、「パイナップルが食べたい」という一言に動き回った日本...実はこれ絵本で、読みやすかったよー(๑˃̵ᴗ˂̵)
アンドレイくんは助からなかったけど、「パイナップルが食べたい」という一言に動き回った日本の看護師さんのエピソードには涙が出た2021/02/26
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なないろ日和で紹介!
チェルノブイリ原発事故の救済活動で知り合った少年とその家族を綴った絵本。 -
私の尊敬する方の本棚に入っていたので図書館から取り寄せ読みました。
「不幸の中から小さな幸福を感じ得られる事の幸せ哉」
不幸といわれる中から気付ける事があってこそ
幸福を見つけられるというパラドクスではないが人間が持たなければならない感覚。
しかし病気になることは不幸ではない。
人より多く苦しむ代わりに人より多くのものを得る。
たった一つの命はでかいし大切で、亡くしてもまた多くのことを存命者に残してくれる。
それに感ずかなければなりません。 -
素敵なんて言葉でまとめていいものじゃないかもしれないけど、素敵なお話
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第8回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会①オンラインで発表された本です。チャンプ本。
2023.2.4
2023.3.12開催の第8回ビブリオバトル全国大会inいこま決勝に進出。
https://www.youtube.com/watch?v=QXRX5eSa5l8 -
チェルノブイリ原発事故の被害地での医療の話をもとにした大人のための絵本
希望や人間の繋がりや温かさについて考えさせられた。
読みながら涙を流してしまった。 -
チェルノブイリの救済活動に参加した医師の実話。
感動した。
白血病を患った子どもの命を救おうと奮闘したチーム。治療を行うにあたり、本人だけでなく家族とともに人生に向き合う姿勢に心打たれた。 -
これ読んだ知り合いの子どもが、アンドレイが貧しくて治療を受けられず亡くなった話と理解していた。
大人はアンドレイが赤ん坊のとき、チェルノブイリ原発事故の放射能を浴びて白血病になったってわかるけど、そう言われてみると、はじめに原発事故のことや放射能汚染のことも書いてあるものの、全く知識のない子どもには分かりにくい書き方かなあと思った。
そもそも子どもはチェルノブイリ原発事故を知らないし、原発には放射性物質があり、事故で漏れるということも、放射能汚染でガンになることも知らない。東日本大震災だって、小学生は知らないか覚えていないのだから。
ベラルーシの人々は原発事故を知らず、放射能を浴びてしまった。「放射能はにおいもなく、カタチもなく、静かに降りつづいていた。」「放射能は、少年には見えなかった。」とあるのに、その次の行でいきなり「アンドレイのとうさんが子どものころ、遊んだ沼も、川も、放射能で汚された。」となるのは唐突というか不自然で、間に「しかしベラルーシの人々にも少しずつ事故の状況がわかってきた」「放射能は水や植物に蓄積され、動物や人間の健康を損なうのだ」みたいな文章がないと。
まずはじめに地図や原発の仕組み、事故の分かりやすい説明があったら良かった。
アンドレイの家が貧しいのではなく(ベラルーシでは普通の家庭である)、ベラルーシが国として貧しくて医療が整っていない、というのも日本しか知らない子どもにはわからないんだなあ。日本にも貧困家庭があるということは知ってるから、アンドレイの家も貧しくて治療が受けられないと思ったのだろう。もちろん、病院に道具も薬もないってことも書いてはあるのだけど、読み取れてないのだ。
子どもの学校図書館にあり、教科書でも推薦されていたがやっぱりこれだけでは子どもには分かりにくい。文庫が難しいわけではないが、ある程度の知識がある前提で書かれているので。
これを子どもが読んでいたら、大人はちょっと説明してあげた方が良いと思う。
原発事故や放射能の影響や被害にあった人々のことを知ることは大切なことだから。
それにしても、今のベラルーシの状況を思うと、人々の暮らしや社会の状況はこの頃より良くなっているのだろうかと暗澹たる気持ちになった。 -
チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシの白血病患者とその家族、日本の医師のノンフィクション。とても深い話だと思う。だけど3.11の後は、そのベラルーシが日本になってしまった。あまり知らされない日本の真実ももっと知らされるべきだと感じる一冊。
鎌田実の作品
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