夏から夏へ

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 373
感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087813906

感想・レビュー・書評

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  • 2009.2.

  • これからは世界陸上が楽しめそうな気がする。

  • リアル「一瞬の風になれ」

    リーダー朝原・末續をはじめとしたチームの4継リレーについて佐藤多佳子の視点からみたドキュメント小説。本編とは違い、現実のリレーチームを追ったものであり小説のようにうまくは行かない。
    本文中では北京前でいったん完結しており、これが北京の銅メダル獲得までやっていれば大傑作になっていたかもしれない・・・

  • 北京五輪のメダル獲得で一躍注目を浴びた4x100mリレー4選手。その世界陸上大阪大会から北京までの道を追う。スプリンターへの憧れがちりばめられた好著。著者は、高校陸上部を舞台の小説、「一瞬の風になれ」で有名。本作は著者初のノンフィクション。北京五輪前に出版されたので、五輪の模様は描かれていない。各選手の練習内容・インタビューなどが丁寧にまとめられ、何より作者が各選手に純粋に敬意を払っているのが伝わってきて気持ちがよい。

  • 458

  • 事細かに選手の状態を書かれても、興味が無いと辛い。ノンフィクションと知らずに読んだ私が悪い。

  • 日本代表リレーチーム、メダルへの熱き挑戦!
    『一瞬の風になれ』で本屋大賞を受賞した著者が、
    2007年の世界陸上から日本陸上選手権大会までを日本代表チームに取材し、
    世界に挑む日本のトップアスリートたちの熱き闘いを描いたノンフィクション。

  • 世界陸上大阪大会で4x100mを走った4人に迫ったルポ。「一瞬の風になれ」で陸上競技に興味を抱いた佐藤さんが日本代表の4人と関わってきたコーチらから話を聞いてます。スポーツルポルタージュというよりも、気楽なエッセイのような感じで読みやすいと思います。が、私はやっぱりスポーツ関係に疎く、失速してしまいましたが。

  • 『一瞬の風になれ』で本屋大賞を取った佐藤多佳子が、
    北京五輪400mリレーでメダルを取った4人に取材したノンフィクション。
    ただしこれは、その1年前の大阪世界陸上から北京五輪前までのものなので、五輪時のマル秘エピソード的なネタは一切ありません。
    世界陸上を見て、この本を読んで、あのレースを見たら号泣したでしょうねー。
    文庫版で出すときは、北京五輪ネタの加筆をお願いします。まあよかよか。

  • オリンピック後に読むと泣ける。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。1989年、「サマータイムで」月刊MOE童話大賞を受賞しデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で98年、産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、99年に路傍の石文学賞を受賞。ほかの著書に『しゃべれども しゃべれども』『神様がくれた指』『黄色い目の魚』日本代表リレーチームを描くノンフィクション『夏から夏へ』などがある。http://www009.upp.sonet.ne.jp/umigarasuto/

「2009年 『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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