いいかげんが いい

  • 集英社 (2008年10月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784087814057

作品紹介・あらすじ

難しく考えないことが、幸福への近道だ
不自由な身体でも旅に挑戦する人、パソコンで株取引を楽しむ人、70代で車椅子の女性を妻に迎える人。鎌田實が東で西で出会ったのは、考えすぎて立ち止まったりしない、素晴らしい人々だった。

みんなの感想まとめ

難しく考えずに生きることの大切さを伝える本は、心に響く感動的なエピソードが満載です。著者は、医療の現場での経験を通じて、人生のさまざまな局面で出会った人々の物語を描き、彼らの生き様から得た教訓を共有し...

感想・レビュー・書評

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  • 友人からのレンタル本です。
    2008年に発行された本です。
    ずいぶんと昔の本だけど、とても
    心に沁みました。
    著者は普通の家庭に育ち、
    金銭的に豊かではなく両親に
    反対されながら、苦学生として
    過ごし医師になり、そこで心を
    置き去りにした医療に失望し
    長野県に末期がん患者のための
    緩和ケア病院を作った人。
    たくさんの人々との出会い
    ふれあいを通して世界の人々
    への医療協力や末期がんの方々
    への医療対応をしている。
    81歳の飲まず食わずの
    お婆さん患者の話、知的障害
    を持つ息子を自分の病のために
    泣く泣く施設に預けた母親の
    話、涙無しでは読めなかった。
    世の中の全ての人々に対して
    生きていればそれだけで良い
    のだとエールを送ってくれる
    ような著者の真摯な言葉や
    姿勢に大切な事を思い出させて
    もらったように感動しました。
    病気になってもなにがあっても
    人として消して見捨てない事
    夫婦でも家族でもそんな思いを
    忘れないように生きたいと思い
    ました。

  • 再読1/31ちょっと視点を変えれば幸福力が上がる!
    頑張って汗を絞らないと認められない日本社会は、幸福を感じにくい。今を楽しんで生きる、いい人間関係がある等、人間の中に必ずある幸福を招く力をピックアップ。エッセイ集。(内容説明)
    暴飲暴食でストレスを解消してきた仕事一筋のサラリーマンが、糖尿病になって初めて気づいた家族のこと。脳卒中で入院した女性が、リハビリ中にうれしいと言った理由。財政再建団体となった夕張で医療センターを立ち上げた医師の発想―。「がんばる」主義だった日本をやめて、しなやかさや弱さを認められる「いい加減」を実践している人達。人間の中に必ずある幸福を招く力を引き出すエッセイ集【目次】
    1章 頭はやわらかなのが、いい
    2章 いい加減がわかれば、「老い」も「介護」も「死」もラクになる
    3章 力を抜けば、健康で長生きなんて、簡単、簡単
    4章 「いい加減」な余裕が、心の力になる
    5章 こんな世の中になったらいいなあ
    6章 迷いながら、「いい加減」に生きればいいのだ

  • 490-Ka-

  • 自分のバランスを調整してくれる、良本。
    また読みたくなったら次は買おう。

    頑張りすぎず頑張ること。
    幸せはお金だけじゃない。
    人生の中で自分が一番やりたいことは、
    仕事ではないかもしれない。

    おひなさんのように、書店で働きながら本を読みふける人生ってどんなに幸せだろう。

  • 治療方針を自分で決められない患者と丁寧に話し合っていくことで、その患者の考え方がわかってくる。患者の無理はしたくない、でも生きたいという相反する気持ちを理解した上で、治療の提案をするのだと鎌田氏は述べています。

    私には持病があり、投薬治療をしています。あまり改善せず、あるとき担当医に次のように正直に言いました。

    「新しい薬を試したい気持ちもありますが、怖い気持ちもあります」

    すると医師はイラつき気味に「じゃあ、どうしたらいいんですか」と言いました。

    患者の揺れ動く気持ちを汲んで、治療法を考えるのが医者なのではないかとこちらも腹立たしい気分になりました。

    鎌田氏のような患者の気持ちに寄り添う医師がどんどん増えてくればいいのにと思いました。

  • 1948年生まれ鎌田實氏、初読み作家さんです。「いいかげんがいい」、2008.10発行です。相性は「いまいち」のように思えました。感動できる話が沢山ありそうなのに、なぜか、すぅっと入っていけない「へそ曲がり」な自分がいましたw。

  • そーそーまさにわたし、この生き方
    (−_−;)笑

  • 手話通訳の準備のために初めて鎌田實(みのる)さんの著書を読み始めた。
    お名前は以前から知っていたけれど、私はどうもこういう何でもできちゃうスーパーマンって苦手だ。著書も次から次へと出されていて、どうみたって「がんばらない」ことないし、「いいかげんでいい」ことないし、二十四時間働いてる人だよなぁ~と思って敬遠してきた。
    しかし、今回は通訳の事前勉強という名目があったのでブックオフで「がんばらない」「あきらめない」「いいがげんがいい」の三冊を集めてきた。さらに知人が「がんばらない健康法」を貸してくれて、最新刊(?)の「言葉で治療する」は奈何カ所か電話したブックオフでは在庫がなくてやむを得ず新刊で買い求めた。
    まだこの1冊しか読んでないけど、すごいお医者さんです。
    本のキーワードは「いいかげん」。これってどう手話に翻訳するんだ? こういう独自の「キーワード」を提示して講演する人って、講演としてはすごく面白くて興味を感じるんだけど、手話通訳者泣かせだと思う。「自己実現などといって立ち向かわなくてもいい」う~ん、これを手話に翻訳するのって相当難しいぞ! どうしようか、焦る。
    books151

  • 色々なエピソードが紹介されていて、どれも心温まるもの。

    がんばる人がいる。でも、がんばれない人間、がんばらない人間もいる。
    そういった人たちを排除しない社会は、強いと鎌田氏は言います。
    がんばれない人、がんばらない人を認められる社会、私も強いような気がします。

    一人一人、それぞれの「いい 加減」で生きていけたらいいのでしょうね。

  • 「いいかげん」「いい加減」が大事、という内容でした。それにしても、本の中での表現がいいです。鎌田さんの優しさが伝わってきます。そして、世界の情勢も見えました。私にできることはなんだろう・・・。

  • H22.8.21

  • いろいろ騒がれてましたが、この人の作品ほんと好きです。で父にも薦めようかなー。

  • 世の中の多くの人は頑張りすぎている。もっと肩の力を抜いて、いい意味で「いい加減」に生きてみよう。
    ピリピリした気持ちが楽になる本。

  • 「おしゃべり鎌田先生力抜いて」

  • ・いいかげん=いい加減
    ・ひとりひとりが欲望を満足させに走るとギスギスした社会になる
    ・いい意味でのいい加減さ(楽観的)が失敗を恐れない行動力になる
    ・生き方をコントロール 目標にむかい「加」にするものと「減」するものを決める。それがいい加減のバランス。

  • さよならの指相撲
    ロザンナ

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著者プロフィール

1948年、東京都生まれ。1974年、東京医科歯科大学医学部卒業。1988年、諏訪中央病院院長に就任。2005年より同病院名誉院長。チェルノブイリ原発事故後の1991年より、放射能汚染地帯へ医師団を派遣し、医薬品を支援。ウクライナ避難民支援にもいちはやく着手。2004年からイラクの4つの小児病院へ医療支援を実施、難民キャンプに5つのプライマリ・ヘルス・ケア診療所をつくった。国内でも講演会、支援活動を行う。

「2025年 『人の名前が出てこなくなったら鎌田實の逆さま言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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