最後の冒険家

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  • 集英社
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レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087814101

感想・レビュー・書評

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  • 神田道夫さんのすごさがよくわかる。
    挑戦していくことの儚さというか。石川直樹さんが呼びかける最後の一文が大変切ない。

  • 神田さんの話。

    一応、熱気球のライセンスを持っている身として、ここに書かれているフライトがどれくらいアドベンチャラスかはわかる。それだけに、ドキドキする。

    最後のフライトを手伝った人たちは、直接の面識はないけど狭い気球業界なのでもちろん名前はよく存じ上げている人ばかり。

    上空でバスケットから何かに飛び移るって・・・無理ぽ。。。

    筆者の石川さんはうまく文章にまとめていると思う。

  • 気球なんてノンビリ空を飛ぶイメージしかなかったが、このようなエクストリームな世界があったとは。しかもアマチュアリズムそのものの世界。

    神田氏のまさに「最後の冒険家」と言える常人離れぶりの記録であるが、元同乗者の筆によるところが良い。

    「地理的な冒険が消滅した現代の冒険とは、この世の誰もが経験している生きることそのものだとぼくは思っている。日常における少しの飛躍、小さな挑戦、新しい一歩、そのすべては冒険なのだ。」

    「世の中の多くの人が、自分の中から湧き上がる何かを抑えて、したたかに、そして死んだように生きざるをえないなかで、冒険家は、生きるべくして死ぬ道を選ぶ。」

  • 最近気になっている人物、石川直樹さんの初作品。
    正直言って、大半の人が理解には苦しむ無茶な?冒険の話だとは思うけど、気球というのめり込みたい対象があるというのは羨ましくもある。
    どうしても神田さんの家族側に感情移入してしまいたくなるが、挑戦したくてしたのならこちらが悲しんでいようといまいと本人は本望だったのだと思うしかないし、それはそれでいいことなんではないかと思った。
    1度目の漂着で出会った船員や、ヒマラヤ越えの時のパキスタン人など、旅で思わず出会った人々の優しさがたまらない。それな一生の宝となる。

  • 石川直樹「最後の冒険家」遭難した冒険家 神田道夫の熱気球による単独太平洋横断を記録した本。

    冒険家とは 単に 冒険をすることでなく、誰も成功したことない未知を 開拓するということ。神田の言葉「絶対に成功すると わかっていたら、それは冒険じゃない。でも 成功する確信がなければ 出発はしない」


    植村直己と神田道夫 「全然ふつうの人」
    植村直己の時代で 地理的な冒険(地図の空白を埋めるための冒険)は 終わっている。しかし 神田道夫の冒険は 自作気球という点で 未知の開拓であり 植村直己時代の冒険といえる

  • 冒険家とは何か、よく理解できた
    自由であるがための恐怖がいかに恐ろしいか。
    私がいかに平凡な人間なのか、有無を言わせず納得させられた

  • 自作気球で太平洋横断にチャレンジした神田道夫さんを同乗者の石川さんがかいたもの。
    神田さんはトレーニングに職場までランニングしていたらしい。そして帰りは裸足で走ったとか。読んでから知った。

  • スルッと読めたが、作者が一緒にいた時間がメインなので神田氏の全体像が少し掴みにくかった

  • なんと壮絶な冒険の終わり方だろう。著者に身近な人だから、思いは、強烈であろう。奥さんの言葉も重い。

  • 最後の「冒険野郎的な」冒険家と言うべきか。綿密に計画を立てるのはどの冒険家も同じだが、最後の「エイヤっ」の割合が多いほど野性的にみえるのではないだろうか。そういう冒険は、掛け値なしの面白さを持つ反面、ある種の人々には許し難い存在なんだろうなあ…

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著者プロフィール

1977年東京生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。最近では、ヒマラヤの8000m峰に焦点をあてた写真集シリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』『K2』(SLANT)を5冊連続刊行。

「2019年 『ぼくらはみんな たびをする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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