誰がやっても同じなら存在意義がない。「自分の魅力はなにか」を徹底的に追求すること。
自分より年上に人からはかわいがられる、自分より年下の人からは尊敬される人間になる。
変わっていること=優れたものであるとは限らない。普通であることを恐れずに勝負する。ただし、相手を納得させるだけのコンセプトが必要。
アイディアが浮かんだ時、それを表現するためのルールや法則を最初に考える。
「一人前」はお店が決めた量。
「惰性でズルズル」をやめる。面白くないと思ったら最後まで見ない。ものすご美味しくなくなったら途中でやめる。
何が大事なのか優先順位をつけることを習慣的にはやるってことは、度胸を身につけるってこと。
大事な場面で勝負しない人間が一番ダメ。二番目に悪いのが、やみくもに勝負する人。
クライアントを喜ばせようとかヒットさせようとか、当てに行こうとするとダメ。「これでいいんだ」と自信を持ってアイディアを押し出すと、ブレイクするようなものができる。
監督に使ってもらえないと活躍の場が開けない。だから、監督に使ってもらえる選手はどんな選手なのか考える。
変化しない限り進化はない。新しいことを取り入れて変わる勇気を持たないと成長はしない。
勝つための近道はない。毎日のプロセスを大切に地道に練習をして、どうすれば勝てるか知恵を絞る。「変化が進化」と心得て、自信があってもそこに固執しないこと。
塩の量が過不足無くて適量だと、その料理自体の香りがぷーんと立ってくるもの。
人の記憶に残るのは明確なコンセプトがあればこそ。ものの見方や感じ方は環境次第で変わることを冷静に読み、日本独自の感性を取り入れながら、初志貫徹で世界に挑む。
軽いという間隔はイコール風通しの良さに通じるものがある。
無駄を削ぎ落とすことで、より本質に迫った純度の高い作品になる。
「私は美人じゃない」って感じていたからこそ、逆に自分をもっと磨きたいと思って宝塚を目指したんです。ダンスや音楽、マナーや教養などいろいろなことを身に付け、自分にない「美人」の部分を内側からも外側からも補いたいと思いました。
宝塚でトップスターになったとき、昨日まで叱ってくれた先生が突然褒める。理由をきいたら、トップはお手本であり憧れだから、ほかの生徒に示しをつけるためにも怒らずに褒めるんだ、みたいなことを仰るので、「叱ってくれなければ私が伸びないじゃないですか」と食って掛かった。
ダンスでも演技でも、ほんとうにうまい人には無駄がない。
他と比較できないものを作り続けるのが「本物」。オリジナルにはすがるものがない。「これがはやっているからこっちだ、あれが売れてきたからあっちにいこう」と方向を見ながら真似する人は、人が作った道の後を行けばいい。でもオリジナルは道なき道をいくわけだから、常にリスクを背負っている。
「本物」であり続けることは、ある意味、自分のやっていることを「これでいい」と言い切る強さや勇気が必要。それは同時に怖いことだと思うけど、そういうクリエイターは不況下でも絶対に残ると思う。(片山正通)
達成する喜びを知ると、仕事が楽しくなる。圧倒的なオリジナル性をもつ「本物」かどうかが売れるものと売れないものの境を決める。仕事というゲームは一人でやるよりチームでやるほうが面白い。
カテゴリーが違うものを隣同士に並べて、むさベル級の中でも輝いて見える作品こそが本物。その中で弱くて印象に残らないものは市民権を得られない。まず、そのハードルを越えないと、世の中には出られない。(千住博)
新しい考えは、既成の枠からはみ出たところかから生まれる。アウトサイダーとは、主流の文化に対して客観的な距離を置けると同時に、新たなものを生み出す力を備えているのです、アウトサイドにいるという意識がとても大切。
いかにエゴを捨てるか。そこに心理がある。それこそが普遍性への鍵穴。世の中が何を必要として、人々が何を求めているのか、自分もその一人としてそれを自覚し、それを表現し、見失ってはいけない大切なことをメッセージとして伝える。(千住博)
芸術とは相容れないもの同士が必ず折り合いを付けられる。(千住博)
自分と考え方や価値観の違う人とコミュニケーションをはかり、理解しようとすることが芸術の本質。(千住博)
デザイナーになるのに大切なモノは、コミュニケーションセンス。(佐藤可士和)
「使いやすさ」よりも「使いたくなる」を目指す。
身体感覚が研ぎ澄まされていないと、いろいろなものをキャッチするセンサーが弱くなる。(佐藤可士和)
いつも八割か九割の力で勝てるような余裕がないと、長期戦で走り続けて、しかも結果を出し続けるのは厳しい。忙しくてテンパっている程度の人は、結局その世界から消えちゃう。精神的な余裕がないと、仕事の質も高くならない。(石田衣良)
持続していく忍耐力も生き残る条件。(佐藤可士和)
迷ったり悩んだりすることに時間を費やすのは、自分で自分を苦しめるだけでもったいない。日本人のオリジナリティを持って、新しいものにチャレンジし、世界と勝負する意気込みを忘れずに。
少しでも長く目立ち続けていくには、強度が必要。斬新で強烈なインパクトというより、デザインそのものに強さがあるもの。奇をてらっておらず、シンプルなのに、どこか人の心を離さない「強度」をもつデザイン。そういう強さがないと目立たない。(佐藤可士和)
「ヒットする」というのはまさに共鳴。クライアントを無理やり説得しなければ採用されないアイディアはダメ。共感を呼ぶようなアイディアを出さないと、世の中に出したときにまずヒットしない。自分のアイディアを相手に押し付けようとすると失敗する。(佐藤可士和)
わかりやすいデザインと質を落とさないことの両立。まさに今の私が頭を悩ませていることだ。
書を通して世界を平和にしたい。自分の仕事で世の中を良い方向に変えたいという強い思いを持ち、それを言葉にすれば周囲に伝わっていく。そんなの夢だと言ってしまえば何も進まない。
日本人の「捨てる美学」。
どんな空間でも天井が低かったり窓が小さかったり大きな柱があったりなど、必ずデメリットの要素がある。それをどう生かすかを考えると、空間構成の縮図が頭のなかに出来上がる。(森田恭通)
誰でも自分の仕事について悩む時期がある。でも、そこで悩んで一度答えを出した人間は、雲の上に抜け出たみたいに司会が広がる。そこまでいけば、成功のセオリーのようなものを感覚的につかむことができるようになる。不思議と仕事に対しても柔軟になれる。自分の頑固なこだわりとか「自分の作品」みたいな自惚れや気負いもなくなって、どんな注文にも自然とこたえられるようになるんだと思う。(佐藤可士和)
年とともにいろいろなことを経験してくると、ふと自分自身を振り返るようになる。俺の人生これでよかったのかな、とかね。その時に自分の人生に欠けてきたピースを探そうとするんですよ。何か抜け落ちているものや足りないものがあったんじゃないかと思ってね。そういう時に作家が人生のすべてを賭けて作った作品に触れると、そのパワーに心を揺さぶられ、溜飲が下がったり答えが見えてきたりするんでしょうね。それが「生」の作品の良さなんだと思います。(村上隆)
そうかも、、、
佐藤可士和のように、クライアントの望むことがスパっと判って、それにチョイっと色付け出来れば...
そうかも、、、
佐藤可士和のように、クライアントの望むことがスパっと判って、それにチョイっと色付け出来れば、凄いだろうなぁ~と思っているけど。。。無理だよねー