人は一瞬で変われる

著者 : 鎌田實

• 集英社 (2010年11月17日発売)

作品紹介・あらすじ

行動変容という考え方がある。生活習慣病の改善などによく使われるプログラムだが、自分の能力を高めたり、目標を達成するための方法としてもとても役にたつ。行動パターンが変わると、不思議と性格や考え方も変わっていく。自分の行動を少しだけ変えるのは、難しいことではない。今、この瞬間から変われる。

感想・レビュー・書評

[こったむホライズンさんの感想 · 2023年4月27日]

何から何まで変わらなくていい。

ぱぴハウスのピザ食べたあい。
ますよばあちゃんの郷土料理も美味しそうだなあ。

[そよかぜさんの感想 · 2011年11月4日]

「人は一瞬で変われる」というより、「変化を始める一瞬がある」ということのようだ。
後から振り返って、あの時が転機だった、ということはあると思う。

「がんばらない」が話題になっていた時、読んでみたいなぁと思いながらそのまに。
2000年のベストセラーとなっているので、はや十年以上たっている。光陰矢の如し･･･

[びあしん慶次郎さんの感想 · 2016年7月18日]

一瞬について知りたくて読書。

人間は一瞬で変わる。その変わる瞬間がどんなときに訪れたかを紹介している。

山崎拓巳さんの『凄いことがアッサリ起きる』のように、意外と一瞬で起こっているのかもしれない。

大切なことはそれに氣づけるかどうか。

そして、そんな一瞬で変わるような体験を繰り返す、積み重ねることで幸福な人生へつながっていくのだと思う。

たかの友梨さん、加藤秀視さん、大平光代さんのエピソードが興味深い。

読書時間:約45分

[tculib-tさんの感想 · 2015年2月6日]

「諏訪中央病院の医師として長年働き，たくさんの人と関わって気づいたことが綴られている。誰かのひと言や，ある人との出会いが，新しい自分を引き出すきっかけになっているのではないか。一つの言葉や，一人の人との一瞬の出会いで，人生を変えた人たちのたくさんの実例が紹介されている」K職員のオススメより。

[hpcgroupさんの感想 · 2014年1月7日]

経緯
大人の行動変容に関する本を探してて、タイトルで買ってみた。

概要
生活習慣病などの改善や、色々な人の変化のきっかけが如何にちょっとした変化から始めているかを書いている。

肩の力を抜いて読めるそんな一冊。人ってそんなに強くないけど、気づいたら、変われてるってことが色々な事例から示唆されている。

一番気に入ったのは、行動変容とは、チェンジではなく、ビヘイビア・モデイフィケーション。チェンジは、変える、別のものであるというイメージだが、後者は自分の中にある違うものを引き出すイメージ。

普段の仕事とかで、如何にそのカラクリを何時もとは違った目線でやっちゃうかがポイントだなと思った。

本来の大人の行動変容に関する書籍ではなかったけど、面白かった一冊です。

HSD

[memigumiさんの感想 · 2013年10月10日]

ふぉとり34。タイミングを見逃さなければ180度転換もできる、思わぬところでひょうたんからコマもあり。

[読書Walkerさんの感想 · 2012年7月15日]

著者の鎌田さんが医師としての活動の中でみてきた”行動変容”を遂げた人は、
誰もが、決して強い意志の持ち主ではなかった。

人間は潜在的に”よりよい自分に変われる”力を持っている。
それを発現させるきっかけ”出会い”があるかだと言っている。

その出会いを出会いと感じとり、自分を目覚めさせることができた人が変容できる。

詳しくは、ブログへ
http://walker411.blog.fc2.com/blog-entry-185.html

[koneko3618さんの感想 · 2012年2月28日]

きっかけ次第で人は一瞬で変われる。
諦めたら終わってしまう。

娘への対応にも生かせていけるといいな。

[奏多さんの感想 · 2011年12月3日]

自分が”大きく”とらえてしまっている悩みは、勝手に大きくしているだけで、実は案外何とかなるものだと思いました。気分・行動パターンは一瞬で変えられるもの。本の中に紹介されている、がんになりやすい性格の人（タイプC)に完全に当てはまっていたので、臆せず言いたいことを言うという”行動”を増やしていきたいと思います。

[eshima002さんの感想 · 2011年11月14日]

はじめにこの本を手にした時は、「性格」が簡単に変わる。のかと思った。しかし、読んでみると、そこにはたくさんの「人生を変えた」話が。「人生を変える」なんて、自分には無関係なこと、難しいことと思う人もいるかもしれない。でも、思っているよりもそれは簡単に遂げられる。ただ、変わる条件として、変わるキッカケに自分が気づけるか？が勝負だけど、その勝負は人生の中で何度もやってくる。それに気づけて、動ける人にこれからもなっていたいなーと心から思います。良い本でした(*^_^*)

著者プロフィール

諏訪中央病院（長野県）名誉院長。「住民とともにつくる医療」を一貫して提案、実践。チェルノブイリの救護活動、イラクの小児病院への医療支援なども行う。

「2006年 『どうして勉強するの？お母さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」