木いちごの王さま

  • 集英社 (2011年2月4日発売)
4.05
  • (15)
  • (16)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 226
感想 : 23
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (56ページ) / ISBN・EAN: 9784087814644

作品紹介・あらすじ

トペリウスの原作、待望の絵本化!!
森で迷子になったテッサとアイナに次々と起こる不思議な出来事……“フィンランドのアンデルセン"による優しさと命の物語を、岸田衿子の叙情豊かな文、「ぐりとぐら」の山脇百合子の詩情あふれる絵で。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「えー!ブルーベリーとらないの?木イチゴよりブルーベリーでしょ!」「オレだったら、気づいたら家にいたらいいなあ、って言う。」
    「いろいろしてくれたの誰か教えて欲しいなあ、って言う」
    「木イチゴもさ、こうガーって食べちゃうね。うまそう。」(S9)

    葉物とかブロッコリーとかけっこう虫、殺っちゃってる。
    王様いたのかも?ちょっと反省。

  • 2011 集英社
    サカリアス・トベリウス

    木いちごを食べようとすると中から虫がでてきた。
    弟のラウリはころしてしまえというが、テッサはその虫をはっぱにのせて外へ出してやる。
    そこにすずめがきたことにきづいたアイナは虫をやぶにのがしてやる。
    その後、摘みに森へいったテッサとアイナはたくさん木いちごを摘んだあと、迷子になってしまう。
    家に帰れないふたりだが、大きな石にすわって願い事を言うと、すぐさま叶う。
    バターつきパン、ミルク、やわらかいベッド
    翌朝には、ミルクコーヒー、ブドウパン

    だれか~とふしぎがっていると
    白いマントを着て、赤いぼうしをかぶった足をひきずったおじいさんが出てくる
    それは木いちごの国の王さまで
    昨日一日、百年に一度朝から晩まで虫として過ごさなければならなかったことを話す
    テッサとアイナに命を救われたことに感謝してふたりを助けたのだった
    そして家へ帰る路もおしえてくれたので、二人は無事に家に帰りついた

  • フィンランドのアンデルセンと呼ばれる児童文学作家さんのお話

    岸田衿子×山脇百合子
    山脇さんの絵とっーても可愛い

    小さな命も大切にしなきゃなと思えた

  • 山脇百合子さんの訃報を聞いて、なつかしい絵本をあれこれ出してきて読み返している。

    山脇さんといえば、中川李枝子さんとのコンビか岸田衿子さんとのコンビでの創作絵本/童話作品がほとんどだけれど、これは岸田さんが翻訳したフィンランドのお話という変わり種。主人公の透き通るようなブロンドのふたごちゃんがかわいらしく、やわらかくさわやかな色づかいが北欧の童話の世界にもよく合っている。木いちごのジャムが食べたくなる。

  • 木いちごをつみに出かけたテッサとアイナ。森の中で迷子になってしまった2人に、不思議なことが起こります……。
    やっぱりやまわきゆりこさんの絵はかわいいなあ。特に木いちごの王さまがかわいいです。トペリウスのお話は初めて読んだと思うけれど、フィンランドのアンデルセンというくらいなので、日本でもっと読めるといいなと思います。

  • あー、イチゴジャム作りたくなったー!

  • 小さな命の大切さと優しい心の物語
    フィンランドのアンデルセンと呼ばれるだけあって、豊かな自然の中で生まれた物語ですね。
    百年に一日だけ、小さな あわれな虫。
    そんな虫に出会うことが、もしかしたらあるかも知れない!いつも優しい心でありたいものです。

  • 子供に小さな命も大切にすることを教えるには最適な本なのかもしれない。
    助けてあげた虫が、感謝の気持ちを伝えにやってくるなんて、ステキですね

  • フィンランドのアンデルセンとよばれている作家
    フィンランドらしいお話し❣️

  • 森のとなりのうちに住みたい!とおもう、ファンタジーですね。2年生くらいから。

  • ★★★☆☆
    おうちのなかで助けてあげた小さなムシは・・?
    双子の女の子が、森の中でまいごになってしまったとき・・
    (まっきー)

  • 善きことをすることは素晴らし☆

  • 4人で暮らす小さな兄弟。真ん中の姉妹テッサとアイナがある日助けた小さな虫は木苺の王様でした…昔話のように素直に読める物語。ぐりぐらの山脇さんの絵が文章を補っていてわかりやすくなっています。一人読みの幼年文学としてもよさそう。

  • 山脇さんの絵だと木いちごの王さまが身近にいそうな感じがしすぎる。
    いつもとはちがう物語の世界にどっぷりと浸かった気がしない。。。と、いうのは贅沢な感想でしょうか。

  • 木いちごつみにいったときに、助けてあげた虫が実は木いちご王国の王さまで!という話。

    どこで話が繋がるのかなぁと思って、読んでたけど、
    最後はきちんと終点があってよかった。
    (読み方では、ぐいぐい引き込まれるんだろうなぁ。)

  •  仲良し姉妹のテッサとアイナが、摘んできた木いちごを洗っていると、小さなイモ虫が出てきました。
     ほかの兄弟たちは虫を殺そうとしましたが、2人は庭に逃がしてあげ
    ました。
     ある日森へ木いちごを摘みに行った2人は、途中で迷子になってしまい…。
     命の大切さが伝わる、心温まるお話。

    広報いわみざわ(2011年9月)
     わくわく図書館「この1冊読んでみませんか」より引用。
    http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/

  • まだはやかった。

  • 2011年6月19日

    デザイン/山田聡子

  • 双子(?)がキイチゴ洗ってたら虫をみつけて、でも殺さないで助けてあげて、
    また森にキイチゴとりにいって迷子になったら
    ごはんやおふとんが出てきて
    それは虫に姿を変えられていたキイチゴの王様がお礼にしてくれたことでした^^
    って話

    ジャムたべたい

  • 童話のようなすてきなお話。

    原作者は、「フィンランドのアンデルセン」と呼ばれてるらしいですよ。

全20件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1818年1月14日生、1898年3月12日没。フィンランドの作家・ジャーナリスト・歴史学者。特に童話が名高く「フィンランドのアンデルセン」と呼ばれる。

「2018年 『星のひとみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

サカリアス・トペリウスの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×